さて、皆さんは、皇室は必要だと思いますか?
私は必要ないと思います。
なぜなら、人間は平等であるはずです。日本国憲法においても「法の下の平等」が記されており、職業選択の自由、居住および転居の自由、言論の自由などの「人権」は人間ならみんな平等にあるはずです。学校でもそのように習ったでしょう。参政権(選挙権、被選挙権)もみんな平等に一定の年齢に達すると与えられます。
しかし、皇室の方々はこういった人権がないに等しい状態にあります。天皇・皇族は世襲制で、公務を担うというレールが敷かれ、生まれ順によって天皇の跡継ぎが決まるため、職業選択の自由がなく、選挙権・被選挙権もありません。憲法で何人も平等と定めておきながら、皇室という民間人とは区別(差別)した身分が設けられているのは非常に疑問だし、同じ人間として気の毒です。
昔は、皇族の他にも平安貴族、公家、大名、将軍、武士などといった位の高い身分があり、すべて世襲制でした。近代にも華族・士族がありましたが、戦後廃止され、現代の日本社会において、先祖が武士であろうが、大名であろうが、農民であろうが、みな平等です。なぜ皇室だけはなくならないのか、非常に疑問です。
人権、平等といった観点から天皇制に疑問を投げ掛けている本があり、私が持っている2冊を紹介します。
『天皇制批判の常識』小谷野敦 著/洋泉社
2012年購入。
『生前退位 - 天皇制廃止 - 共和制日本へ』堀内哲 編/第三書館
2018年購入。
2冊ともジュンク堂書店那覇店で買いました。
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