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2016年05月16日
ラインフェルス城への行き方
つぐみ横丁の話の前に、フェリー乗り場からラインフェルス城への行き方を詳しくお話します。
帰りは階段じゃなくて、坂道をゆっくり降りることにしました。
階段もおもしろかったのですが、坂道を登った方が楽かもしれません。
フェリーを降りるとすぐにラインフェルス城が見えるので、迷うことはないのですが、お城を見ながらまっすぐ進むと階段の方へ行ってしまうと思うので、階段を使わずに坂道を登るルートをご案内します。
フェリーを降りて右の方へまっすぐ歩いていくと、下の写真の場所に出ます。
ヘーア通りを挟んでホテルが2軒あります。
上の写真の左に広場があるのですが、どうやらここから観光用のトロリーが15分間隔で出ているようです。
ゆっくり(ホテルの人の話では1時間くらい)上がるなら、これを使ってもいいかもしれません。
で、広場を左に見ながら、まっすぐラインフェルス城へ向かって、ホテルの間のヘーア通りに入ります。昨日わたしたちもここを通りましたが、お土産屋さんやカフェが並んで、ちょっとした目抜き通りになっています。
わたしたちはこのヘーア通りを抜けてそのまままっすぐに階段の方へ進んだのですが、目抜き通りが終わる頃によく見ると標識がありました。
フェリー乗り場からはこの写真の奥から来るので、壁に書いてある道案内は振り向かないと見えません(笑)
ここを左に曲がって、シュロスベルク通りに入ります。シュロスは城、ベルクは山っていう意味です。
すると、線路の高架があるので、ここをくぐると。。。
道が二手に別れているところに出ます。右に行くとお城への階段があり、左に行けば、坂道を歩いてお城まで行くことができます。
Fußweg(足の道)が階段のことで、
Burgweg(山の道)が坂道のことのようです。
坂道から見える景色もきれいでしたよ。
2016年05月15日
ラインフェルス城 探検
次の日はちょっとゆっくり目に起きて、ホテルのレストランで朝食。
今日は窓際の席にすわれました。いいお天気です。
向こう岸の猫城も、よく見えます。
ドイツ語で猫のことをKatzeと言いますが、このお城を建てたKatzenelnbogen伯爵の名前から、Katzと呼ばれるようになったそうです。形が猫に似ているからとかではないんですね(笑)
このKatzenelnbogen伯爵が、私たちが泊まったラインフェルス城も建てたそうです。
1245年にこの城を建ててからKatzenelnbogen家は1479年に家系が途絶えるまで、この辺でだいぶブイブイ言わせてたみたいです(笑)その後、他の貴族にこの城は引き継がれましたが、1794年にフランス革命軍に引き渡され、破壊されたそうです。
ライン川沿いにたくさんお城が建っているのを見ると、日本の戦国時代のように、いろんな勢力争いがこのあたりで行われたんだろうなぁと想像できます。
朝食を食べ終わると9時前。チェックアウト前にホテル真ん前のお城見学をしようと行ってみると、9時からオープンとのこと。
少し待って、中へ。入場料は5ユーロです。
ところで、昨日から城壁の中をのぞくと、テントを張っている若者がいて、気になっていました。
受付のおじさんに聞いてみると、年に1回、ボーイスカウトとガールスカウトがここにキャンプしに来るそうな。もっと暖かくなってから来ればいいのに。。。
いや、そこじゃないか。歴史的に貴重な遺跡の中でキャンプできるって、どういうこと?!いやー、こういうところに、この国の余裕を感じるのです。ドイツ人、真面目なだけじゃない、太っ腹!
で、まだ眠そうに顔を洗ったりテントをたたんだりパンをかじったりしている若者たちの間を抜けながら、わたしたちアジア人はパシャパシャと写真を撮りまくったのでした。
受付で、こんなマップをくれました。裏には日本語で、このお城の説明が書いてあります。横の立体模型は、お土産屋さんで買ったものです。なんだか、見てるだけでわくわくします。
フランス革命軍に破壊されとは言っても、遺跡はまだ、迷路のようなその造りを残していて、見応えたっぷり。歴史を感じられました。中でも、城の中にあった坑道は、まさにドラクエのダンジョン!
では、しばらく写真でお城探検をお楽しみください。
これは、反対側の川岸から撮った、お城の全景。
もっとゆっくり冒険したかったのですが、チェックアウトの時間が迫っていたので終わり。
次回は、帰りに立ち寄った、リューデスハイムのつぐみ横丁です。
2016年05月04日
ライン川の古城ホテルに宿泊
フェリー乗り場からすぐ近くに見えている、あのかっこいいお城に泊まりまーす。
が、いったいどうやって行ったらいいのやら。近くに見えるとは言っても、お城はだいぶ山の上の方。。。
ホテルに電話してみると、タクシーで来るか、15分くらい歩いて来るか、観光用のトロリーで1時間かけてゆっくり来るか。。。だそうな。
15分くらいなら、と歩き始めました。山道、というより階段を登って行きます。
途中で散歩中のワンちゃんに追い越されながら頑張って登って行くと。。。
意外に近かったです(笑)
*帰りは階段は使わずに坂道を降りました。そっちの方が楽そうだったので、坂道への行き方を紹介しています。
ラインフェルス城への行き方
上の橋にラインフェルス城って書いてあります。
これがホテルのフロントがある建物。
お部屋は別館の方です。さっきくぐり抜けてきた橋を渡ります。
良いお部屋でしたが、内装は、わりと普通(笑)
でも、景色がきれい。
テラスも付いてました。
ホテルの外で食事をしようとすると、また15分かけて駅の方へ降りて行かないといけませんし、その駅の周囲にもたいしたレストランはなさそうだったので(笑)ホテルのレストランで夕食。チェックイン時に、予約をすすめられました。
さすがの一流ホテルの味。わたしは、ここぞとばかりに普段食べられないお魚ばかり注文しました(笑)
これはマグロじゃなく、牛肉のカルパッチョ。
これは、カモ肉。
レストランからの景色も最高。
ライン川の向こう岸を列車がたまに走っていくと、なんだか、鉄道模型を思い出します。ヨーロッパの景色って、なんだか絵本に描いてあるような風景なんですよねー。
この晩は、この地の歴史に思いをはせながら、眠りにつきました。
明日は、古城探検です。
2016年05月03日
ライン川 古城めぐり
フェリーが動き始めると、いい感じの距離感でお城が左右に見え始めます。ぜひ、ガイドブックを開いて、あれがこのお城だねーと確認しつつ、写真を撮って楽しむのがおすすめ。
電車からでもお城は見えますが、あっという間に過ぎ去るし、写真を撮りたいのであれば、フェリーのスピード感がちょうど良いです。
マップ下のリューデスハイムから出発すると、すぐに見えるのがネズミ塔。
中州に立てられたこの建物は、船から通行税を徴収する税関だったそうです。ここに幽閉された悪名高き大司教をネズミが食い殺したという伝説があるそうな。
エーレンフェルス城。1211年築城、1689年の戦争で破壊されてしまったそうです。
ラインシュタイン城。900年ごろに完成して税関所として使われたそうです。ここは19世紀に再建されたそうで、お城らしい、かっこいいお城ですね。
ライヒェンシュタイン城。11世紀に建設されたが、盗賊の巣窟となっていた時代もあるそうな。ドラマを感じますねー。ここは、ホテル・博物館としてもオープンしているそうです。
ゾーンエック城。19世紀初頭には王家の狩猟城として使われていたとか。ここはガイドツアーで見学できるそうですが、フェリー乗り場からも電車の駅からもちょっと離れてますね。
歴史を感じるフュルステンベルク城。17世紀にスペイン軍に占領されて破壊されたそうです。
ブルク・シュタールエック城。11世紀ごろに建てられ、1920年代から修復が行われ、現在はユースホステルだそうです。
お手軽に泊まれる古城ホテルですね。
プファルツ城。14世紀ごろ、通行税を徴収する関所として中州に建てられたそうです。今は資料館となっており、カウプ(Kaub)から渡し船で行けるようです。
グーテンフェルス城。1200年ごろに築城され、神聖ローマ皇帝ルートヴィヒ4世が愛した城。
続いて、アウフ・シェーンブルク城。ここも古城ホテルです。
ここは、ローレライ伝説の残る場所だそうですが、Loreleyの看板?があるのみ。「ライン川の中で、一番狭いところにあるため、流れが速く、また、水面下に多くの岩が潜んでいることもあって、かつては航行中の多くの舟が事故を起こした。 この「ローレライ付近は航行の難所である」ことが、「岩山にたたずむ美しい少女が船頭を魅惑し、舟が川の渦の中に飲み込まれてしまう」という伝説に転じ、ローレライ伝説が生まれた。」by Wikipedia
2時間程の旅でしたが、かっこいいお城が次々と現れるので、あっと言う間でした。今夜泊まるお城があるザンクトゴアーで降ります。
お城ホテルの詳細はまた次回。
2016年05月02日
ライン川下り
あ、川下りじゃないけど、ベネチアのゴンドラツアーはロマンティックでした。
さて、今回は、あのライン川を下るクルーズです!フェリーで川沿いの古城を眺めつつ食事をして、古城ホテルに宿泊するプランを立ててみました。
1日目
7:55 ミュンヘン中央駅発
11:04 フランクフルト着
11:53 フランクフルト発
13:04 リューデスハイム着
14:15 ライン川クルーズ
15:55 ザンクトゴアール着
古城ホテル シュロス・ラインフェルスにチェックイン
2日目
お城を見学しつつ、電車でリューデスハイムへ。
つぐみ横丁で昼食
1日目で大事なところは、14:15発のライン川クルーズを逃さないことです。ライン川クルーズの時刻表は http://www.kdrhine.com/rhineschedule.htm で確認できます。マインツとケルンの間を運航しているKDクルーズのHPです。
マインツからケルンへ下っていくフェリーの時刻表を見ると、リューデスハイム(Rüdesheim)発は午後からは14:15発と16:15発しかありません。
今回は城が多く見られるリューデスハイムから、古城ホテルがあるザンクトゴアー(St. Goar)まで乗ることにしました。1日目は移動とライン川クルーズだけで夕方になってしまうので、お城の見学や街の散策は2日目にまわします。
その際に、フェリー乗場や電車の駅と城の位置関係がわかるマップがほしかったのですが、ネットを探してもなかなか見つからなかったので、自分で作りました。このマップ、なかなか使えると思いますよー。
ライン川の右岸と左岸にはそれぞれ電車が走っていますが、右岸と左岸をつなぐ渡し船は、リューデスハイム—ビンゲン(Bingen)間か、ザンクトゴアー—ザンクトゴアーハウゼン(St. Goarhausen)間しか無いようです。
ちなみに、リューデスハイム〜ザンクトゴアーハウゼンまで、右岸の電車で約30分です。そして、この電車も1時間に1本しかありません(笑)このあたりに住んでいる人は不便だろうなぁと思いました。
右岸線(Rechte Rheinstrecke)と左岸線(Linke Rheinstrecke)の路線図と、時刻表をダウンロードできるURLを載せておきます。
これも、日本語の検索ではなかなかみつけられませんでした。
http://www.vrminfo.de/en/timetable/vrm-rail-timetable/
さて、今回の旅は列車の遅れもなく、途中でバスに乗り換えさせられることもなく(笑)( ノイシュバンシュタイン城までの道のり )、無事にリューデスハイムに着きました。
リューデスハイムでフェリーに乗ります。乗場はすぐわかりました。リューデスハイム駅から東に川沿いに歩いていくと見えました。
赤い文字のKDが目印です。
チケット売場でさっそく、チケットを買います。リューデスハイムからザンクトゴアーまで二人で40ユーロ程でした。
フェリーの中はレストランのようにテーブルがずらっと並んでいて、席に着くとウエイトレスさんが順番に注文を取りに来ます。眺めのいい席を取りたい場合は、出発時間の少し前から乗場の前で待っておいた方が良さそうです。
さっそく、ビールとソーセージを注文!リューデスハイムから順に停まる乗場でさらにお客さんが乗り込んで来て混雑するので、会計は早めに済ませておいた方が良さそうです。
さて、ロマンあふれるライン川下り、古城の写真がたくさん出てきますよー、お楽しみに。
2016年04月19日
イギリス人とドイツ人の国民性の違いについて
今回、初めてイギリスへ行って思ったのは、イギリスの人ってとっても愛想が良いんだなぁということ。にこやかなんですよねぇ。満面の笑みで挨拶したり、話しかけてきたりします。そして、Excuse me!の代わりにSorry!って言ってるシーンが多かったです。ちょっとそこ通してくれる?みたいなときも、Sorry!でした。
コッツウォルズを案内してくれたイギリス人のガイドさんが「僕は一度日本へ行ったことがあるんだけど、日本人とイギリス人は似ているところがあるよね?どちらもpolite(礼儀正しい)で、reserved(控え目)で、少しshy(はにかみ屋)なんだ」って言っていました。
あぁ、そうか、彼らのにこやかさは、相手への礼儀から来てるんだね、きっと。
ミュンヘンの人だって、無愛想なわけではありません。みんな、内面の人の良さがにじみ出ている感じです。挨拶するときも、ニコってします。ちょっとはにかんだ笑顔です。でも、基本的に真顔なんです(笑)その無骨さがわたしは好きです。真面目(serious)で思慮深い(thoughtful)ドイツ人の気質は、日本人と合うんじゃないかなぁって思います。
まぁ、イギリスは4つの国の連合国ですから、スコットランドやアイルランドに行くとまた違うのかもしれませんけどね。
ロンドンよりミュンヘンの方がわたしは好きかなぁと思った点は他にもあって、気候もそうなんですが、まずは人口密度。ロンドンはさすがの大都会でした。地下鉄が張り巡らされていて、とっても便利なんだけど、なんせ人が多い。ミュンヘンのような、ゆったりした雰囲気はありませんでした。あと、物価。24時間営業のコンビニがあるのは便利だったけど、ある日のわたしたちの買い物。
chicken fajita wrap 2.60
bacon lettuce tom sw 2.60
salmon & cucumber sw 1.70
pringles 1.50
evian 750ml 0.75
pepsi 500ml 1.15
budweiser 440ml*4 4
朝食のサンドイッチ3つとポテトチップ、水、ペプシ、ビール4缶で2400円くらい。日本なら、2000円もしないですよねぇ、1700円くらいかな?
外食すればひとり最低10ポンド(1700円)くらいはかかる感じだし。年収1千万くらいは無いと飢えるなー。
ミュンヘンよりロンドンがいいなぁと思った点は、英語が通じること!(笑)いやぁ、いろいろ、やりやすかったです、外国にいるのに、なぜか安心感があるというか。ドイツ語勉強しようっと。
あと、イギリスの食べ物はまずいという噂をさんざん聞かされてきましたが、全然、そんなことないです!むしろ、ハズレはなかったですよ。イタリアの方が、期待値が高すぎたせいか、イマイチだった気がします。まずくはなかったですけどね。
一度くらいはイギリスの伝統料理を食べてみようということで、ちょっと高級なお店へ行ってみました。Embankment駅近くのBoyds Grill & Wine Barです。
牛の骨髄を使った料理を食べてみたいと夫が言っていたので、Marrow Faggotを頼みました。Marrowは骨髄のこと。牛テイルみたいなのが出てくるのかと思ったら、骨髄を混ぜ込んだハンバーグみたいなものでした。トロトロでおいしかったですよ。右側は、サーモンタルタル。マンゴーとココナツが入っていて、斬新なおいしさ。
わたしはパイが食べたかったので、コテージパイを頼みました。ひき肉の上にマッシュポテトをのせて焼いたパイです。でーっかい(笑)でもおいしいので二人で完食しちゃいました。ちなみに、付け合せはケールのサラダ。体に良いと噂は聞いていましたが、初めて食べたかも。味の濃いほうれん草みたいな感じで、おいしかった。
これは、帰りの空港で食べたソーセージ&マッシュのグレービーソースがけ。ソーセージがすごくおいしかった。ドイツ製かな(笑)
イギリス人も、ソーセージとじゃがいも好きなんだねー。
おまけ
イギリスの王室が国民に与えている影響力って、強大なんだなぁと感じました。
衛兵の交替式( ロンドン3日目 )だって、観光客がわんさか集まるので、衛兵さんをガードするために警察官が出動していて(衛兵が守られるって笑えるけど)けっこう大がかりなんですが、よっぽど天候が悪くない限り、冬場は隔日、夏場は毎日やるそうなんです。
こちらは王立の裁判所。
この大学は王立ではないみたいですが、王立の音楽大学、王立の公園、王立の植物園、王立の造幣局、王立の海軍!。。。たくさんあるみたいです。
こちらは、王立裁判所の向かいにあるトワイニング紅茶のお店。
今年は、エリザベス女王が90歳になられたんですね。その誕生日記念の紅茶がたくさんありました。エリザベス女王の大きなポスターもありましたよ。
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まぁ、わたしはこのアールグレイ紅茶で充分ですけどね(笑)
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2016年04月18日
コッツウォルズの続き
バーフォード(Burford)の次は、バイブリー(Bibury)へ。詩人ウィリアム・モリスが「イングランドで最も素敵な町」と呼んだらしいです。わたしも、この村が一番気に入りましたね。ホテルはありましたが、それ以外はお店もなく、閑静な住宅街で、絵本の中に出てきそうな感じの村でした。
この石の積み方が、特徴的です。
このスワンホテルでランチとビールをいただきましたー。メニューは魚(マス)!ミュンヘン暮らしで魚に飢えているわたしたちにはうれしいメニュー。しかも、フライじゃなくて、蒸してありましたよー。脂がのっていておいしかったです。それにしても、みんなナイフとフォークで上手に骨をよけて食べるんだなぁと感心してしまいました。
次は、バートン・オン・ザ・ウォーター(Bourton-on-the-Water)。「小さなベネチア」とも呼ばれる、ってガイドさんが説明しながら、なぜか自分でプッて笑ってましたね。
ベネチアとはちょっと違うけど(笑)村の中央に川があって、小さな橋が5つ程かかってました。夏に行くと涼しげでいい感じなんだと思います。
この村はお土産屋も多くて、活気がありましたね。
わたしは、観光バスが停まった駐車場から村へと続くこの道が気に入りました。こういうのって、異世界に迷い込んだようで、何だかわくわくするんですよねぇ。
さて、最後は、ストウ・オン・ザ・ウォルド(Stow on the wolds)。この村(というより街)も、古い歴史を感じる建物があって、とても良かったです。
街の中心には広場、それから教会の塔。これはヨーロッパではセット。
これもたいがい古そうだけど。。。
このホテルは10世紀に建てられたとかで、みんな一生懸命、写真撮ってました。
広場から見えた教会の塔。この教会も相当古いらしく、ガイドさんが時間かけて説明していました。
教会横の墓地。雰囲気満点!
この感じ、アユタヤの仏頭を思い出す(笑)ていうか、魔女か小人が住んでるやつだ!
こっちにふつうの入り口もありまーす。
教会の中は、かわいらしい感じ。
教会横の路地。ドラクエなら、この行き止まりに宝箱があるやつ、って夫が言ってました(笑)
さて、キリがないので、この辺で現実世界へ戻りましょうか。
2016年04月14日
コッツウォルズ
コッツウォルズ、ここもドイツのローテンブルク( 中世の街並みがそのまま残るローテンブルク )と同様、18世紀の産業革命に乗り遅れたおかげ?で、今も15〜6世紀の街並みがそのまま残っている地方です。
ロンドンから車で2時間ほどで行ける、この地方に点在する村をいくつか周るツアーがあるので、参加しました。
゜:*★イギリスのオプショナルツアー予約VELTRA★*:°
このサイトのツアーはいろんな国で使いましたが、とても便利です。他のサイトには無いツアーもたくさんあります。イタリアのフィレンツェでヴァザーリの回廊ツアーをみつけて以来、愛用しています。
前回、バンコクでアユタヤツアーに参加したときは日本語ガイド付きだったのですが、当然、参加者は全員日本人で、せっかく海外に行ったのに日本人に囲まれるという面白くない状況になったので(笑)、今回は英語ガイドツアーにしてみました。
ガイドさんの英語は聞き取りやすかったし、ゆったりしたツアーで、良かったですよ。
ガイドさんは英国の歴史についていろいろ話してくれたのですが、予備知識のないわたしたちにはちょっと難しかったので(笑)、あとは写真をお楽しみください。
最初の村はバーフォード(Burford)、坂道の両側に石造りの建物が並んでいます。
ちょっとローテンブルクみたい?
なんか、建物がゆがんでない??
カフェや、お土産屋さんもぽつぽつ。
これは、牛革屋さん?最近ではヨーロッパ人は、本革は残酷だと言って嫌うと聞いていたけど、牛はいいのか?中身も食べちゃうしね(笑)
あと4つの村に行ったのですが、写真が重たいのでまた次回に。
2016年04月12日
ロンドン3日目の続き
メインエベントの衛兵交替式を終了してほっとしたところで、宮殿近くのHard Rock Cafeへ。海外旅行に行くと必ずその地のHard Rock Cafeへ行くことにしているのですが、ロンドンの店は第1号店!
ロンドンへ来て2回目のハンバーガーを食べてから、お土産を購入。
次は、ビートルズのレコードジャケットで有名なアビーロードへ。
ふつーの交差点。むしろ、交通量はやや多め。しかも、ちゃんとした信号は無し。写真を撮りたい観光客がたくさん来ていましたが、車の切れ目を狙って写真を撮るしかなく、みんな苦労していました。
どこにもアビーロードって書いていないので、交差点近くのアビーハウスっていうアパートかな?の写真を撮っておきました。
あれだけ人が来るんだから、信号くらいつけても良さそうなもんだけどねー。近所でビートルズのグッズ売ってるよーっておじさんがチラシ配ってたけど、わたしがあのおじさんなら、みんなの写真撮ってあげてお金取りますけどね(笑)
次は、シャーロックホームズの舞台、ベーカー街へ。夫もわたしも子どもの頃からシャーロックホームズのシリーズは読んでいたし、古いドラマシリーズを夫は好きで、最近はケーブルテレビでも見ているほど。
小説の主人公が住んでいた番地が実在するなんて、なかなか無いですよねー。ベーカー街221B、今は博物館になっています。
実際に昔は下宿屋だったらしく、狭い間口を入るとすぐに階段があり、ドラマに出て来るような雰囲気の部屋が。2階までかと思いきや、4階までありました。
ホームズとワトソンが、このテーブルで食事を取るシーンがありますよね。
ホームズがこの窓から外を見るシーンもよくあります。
事件のワンシーンを表現した人形。
ホームズの小道具。
4階にはトイレもありました。
ホームズがハドソン夫人に、顔を洗うお湯を持ってきてもらうシーンがあるので、少なくともホームズの部屋には水道はなかった。
トイレは水洗だったのでしょうか。
シャーロックホームズ関係なしに、昔の人の生活ってこんな感じだったのねー、と興味深かったです。
さて、今日のお楽しみはもうひとつ。ロンドンに来たからには、アフターヌーンティーを楽しまないと。甘いものをあまり食べないわたしたちは、日本でこういう体験をすることはありえないのですが、せっかくなので行ってきました。
一流ホテルの中のお店なのですが、予約もなしに行ってきました(笑)断られるかと思いきや、入れましたよー。わたしたちの他にも、けっこうアジア人率、高かったです。
あまりの高級感にびびって、あまり写真撮れなかったので、こちらのサイトから写真をお借りしました(笑)
http://www.wtg-global.net/travel-directory/browns-hotel-london-rocco-forte/
ひとり50ポンドって、一人分の値段?それとも、1セットの値段かなぁ?って思ってたのですが、一人分でした(驚)二人で17,000円もしました(涙)
一番下のサンドイッチは、サーモンが挟んであって、おいしかったです。
2段目のオープンサンド?も変わった味でおいしかったですよ。ひとつはカレー風味で、もうひとつは酸味のあるフルーツとジャムがのっていました。おっしゃれー。
そして、2段目を食べ終えると、焼きたてのスコーンが2段目に。。。
おおぉ。まだ1段目のスイーツも残ってるし。。。スコーンより、紅茶のお代わり欲しいんですけども。。。追加を頼むとまた高そうだし。。。とほほ。。。
炭水化物だけで夕食を終わらせたわたしたちは血糖値がグーンと上がって、その晩はそれはそれはよく眠れました(笑)
アフターヌーンティーって、その昔、朝食と夕食しか食べなかった時代に、夕食までにお腹がすくじゃん!って思った貴族が、お茶を飲みながらいろいろつまみ出したのが始まりらしいです。
あんだけ食べて、まだ晩ご飯食べるかー??
さて、次回は「英国で最も美しい村」と言われたコッツウォルズへ行きますよー。
2016年04月07日
ロンドン3日目
2日目の朝はホテルで朝食を食べました。宿泊代とは別料金で、通常ならひとり18ポンド(約2800円)!のところをフロントで予約すればEnglish breakfastが10ポンドというので予約したのですが、これがあまりにも普通だったので(笑)3日目はホテルの近くにたくさんあるカフェで食べようということになりました。
張り切って8時頃ホテルを出ましたが、この日はあいにくの天気で、雨が降っている上に気温も低く、風も強い。晴れていた昨日は徒歩ですぐに行けたところにさえたどり着けず。。。あまりの寒さに、遭難するかと思いました(笑)
しかも、昨日確認したカフェがどれもこれも開店していない。昨日は店の前に看板を出して、7時から朝食を提供してますよーって感じだったのに、全部閉まってる。。。
あとからわかったことですが、この日は月曜日でもイースターの祝日。ロンドンでは、日曜日や休日には、お店はだいたい9時とか10時くらいから、ゆっくり開店するそうなんです。そんなこと知らんし。。。ドイツと違って日曜日でもお店開いてるっていう情報しか知らなかった。。。
あまりの寒さに、ホテルに戻ることさえできず、乗ったことのないバスに飛び乗り、どこへ向かっているのかさえ分からない状態で少し暖を取り、少し落ち着いたところで降りて、やっと目的地を決めてバスを乗りなおすという変な行動をとってしまったのでした。と言ってもわたしはその間、もう思考が止まっており、夫がいなければ完全に遭難していました。ロンドンの真ん中で(笑)
今回の旅で、聞いていたのとは違ってロンドンの食事はおいしいということはわかりましたが、雨がよく降るのは聞いていた通りで、しかも風が強い。傘をさしても強風にあおられて、あまり役に立たない状況でした。ロンドンに旅行するときには、フードの付いたパーカーを着るか、帽子をかぶることをおすすめします。
そんな中、やっと着いたのがピカデリー・ソーホー地区。ここに中華街があると聞いていたので、もしやレストランが開いていないかと思って来たのです。中華街はまだひっそりしていましたが、そのうちに開いているカフェをみつけたので入ることに。やっと、暖かいところでおいしい朝食にありつけました。
夫は人生初のエッグベネディクトです(笑)このとき頼んだアールグレイ紅茶がとってもおいしくて、はまってしまい、お土産に買って帰りました。最近は緑茶代わりに飲んでいます。
おいしい朝食でなんとか生気を取り戻し、今日のメインエベントのバッキンガム宮殿へ。衛兵さんの交代式が11時から行われるというので、それに間に合うように急ぎます。
昨日は前を通り過ぎた門を入ります。
バッキンガム宮殿まで続くこの道は、ザ・マルっていうそうです。
横には広大な公園が。
こんな強風の中、交替式やるかなーと思っていたら、だんだんと晴れてきました。
もう、宮殿の門の前には観光客がいっぱい!
晴れたとは言え、気温は低く、まだ風も強い。みんな凍えながら、我慢強く待ちます。
まずは、騎兵隊の人が交替。
帽子がかっこいい!
門の中で何やらやっています。
交替式をやっているらしいその奥で、左右にプラプラと(笑)行ったり来たりしている衛兵さんが。ドラクエみたい(笑)
プラプラしているところの動画↓
https://youtu.be/qhSMA32IjOU
次に、衛兵さんが行進して門の中に入っていきます。先頭のワンちゃんが超キュートです。
その動画↓
https://youtu.be/vchyIqqTBG0
門の中でしばらく、バンド演奏が続きます。寒いよ〜。
交替式が終わって任務終了の衛兵さんが帰ります。
はぁ、寒かった。
動画の編集でちょっと疲れたので(笑)続きはまた明日。