エンジン内やサスペンション等、専用工具が必要な個所以外は全て自分で整備していましたッ!
整備代などの維持費も安くすむ
+
自分で整備するとマシンへの愛着がわき色々な意味で愛車になります。
自転車もほとんど自分で整備します
今回紹介するのは
シマノ製油圧式ディスクブレーキのブレーキフルード交換方法です
まずは油圧ブレーキの構造を紹介します
パスカルの原理
ブレーキレバーを握り力が入力される
?
ブレーキフルード
?
ブレーキパッド
?
ブレーキディスク
の順番で力が伝わりブレーキが効きます
【ブレーキとは回転エネルギーを熱エネルギーに変換する装置】
です
なので、長時間ブレーキを使い続けると
フェード現象 や ベーパーロック現象 します
自家用普通自動車は通常2年毎に車検がありますよね
車検の際に通常はブレーキフルードを交換しているはずです。
僕はオートバイも自転車も最低1年毎に交換するようにしています。
では早速ですが、交換方法です
準備
1、シマノ純正ブレーキオイル
(他のメーカーではオートバイと同じDOT4規格のブレーキフルードを使う場合もありますが、
シマノはミネラルオイルです。絶対にシマノ純正ミネラルオイルを入手しましょう!)
2、耐油ホース
(年式で異なるかもしれませんが、僕は外径5mm多分内径3mmを使っています)
2、メガネレンチ
ネジをナメ無い様に必ずメガネレンチがお勧めです。モンキーレンチでの代用はお勧めしません
(年式で異なるかもしれませんが、僕のシマノは7mm)
3、廃フルード入れ
(僕は使い終わったペットボトル)
交換手順
1、ブレーキキャリパー側のドレンボルトに
メガネレンチを付け、耐油ホースを外れない様にきつめに差し込みます
2、マスターシリンダー(ブレーキレバー側)のネジを取外し
シマノブリーディングキットのジョウゴを取り付けます
3、ジョウゴにシマノ純正ミネラルオイルを入れます
4、ジョウゴの栓を外すとマスターシリンダー内にジョウゴのミネラルオイルが流れて
マスターシリンダーとジョウゴが繋がります。
5、ブレーキレバーを握る
?
キャリパー側のドレンボルトを緩める
キャリパー側のドレンボルトを締める
?
ブレーキレバーを離す
コツはキャリパー側のドレンボルトを締めてから、ブレーキレバーを離します。
実際に作業をするとお分かり頂けると思いますが、
ブレーキレバーを離す際にホース内の廃フルードがキャリパー側に戻ろうとします
万が一戻るときに空気も戻るとキャリパー内に空気が混入します。
オートバイはマスターシリンダーの容量も大きいのでいつもほぼ1リットル缶を使い切ります。
自転車用のマスターシリンダーは容量が小さいのでジョウゴ2杯でほぼ新フルードに入れ替わると思います。
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