2012年12月23日
11日目 -アメリカ人とは-
日誌より抜粋
DCに来てからずっと天気がいい。
昼から散歩がてら National Mall にでかけた。
ここは本当に見て廻るところが多く、1日や2日じゃ網羅できない広さだ。
バスに乗り、National Mallに近い適当なところで降り散策してみた。...
DCに来てからずっと天気がいい。
昼から散歩がてら National Mall にでかけた。
ここは本当に見て廻るところが多く、1日や2日じゃ網羅できない広さだ。
バスに乗り、National Mallに近い適当なところで降り散策してみた。...
どうやらモニュメントの西の方で降りたらしく、
*J.F.ケネディーの暗殺された道路と思われるところに来た。
日曜だからか、そこではいろんな人種が集まってなにやらパレードの準備をしている。
それを横目にモニュメントの方へ歩いていくと、なにやら噴水が見える。
World War 2 Memorial だ。
ここは第二次世界大戦の勝利を記念して建てられたようだ。なんとも誇らしげだ。
水の流れに癒されながら、モニュメントの方に向かってみる。
Washington Monument 、とても大きい。
足元まで行ってみたのだが、首をいくらあげても全体像がうまく見られないほどだ。
全てのスケールが大きく、やはり誇らしげに見える。
戦勝国は誇りでいっぱいなのだろうな、と少し感慨深くなる。
そのまま東に歩き、 National Musium-American History に入った。
ここはアメリカのあらゆる戦争の歴史や文化の資料が展示されてある。
私自身興味が大きかったのは、 Michael Jacksonの黒ハット が飾られていたことだ。
これはきっとビリージーンのものだろう、と興奮してしまった。
ざっと全部見て周り、次に入ったのが Smithsonian Castle だ。
ここはもともとお城で、展示物は食器や世界中の骨董品だった。
自分に鑑定の目があれば楽しめたかな、という感じだ。
そこも出て、疲れたので近くの芝生でボーっとしてみる。他に日本人がいないな、、、。
アジアン自体そんなに見かけない。
外国人の友達を作ってみたいのだが、いかんせん言葉が下手で、
まだお店の人くらいしか丁寧に相手してもらえてない気がする。
なんとかしたいところだ。
さて、ある程度散策していたがAaronと親戚のChikaさんと会う約束があったので、
連絡を入れてみる。
「今チャイナタウンあたりにいるんだけど、そろそろでしょ?どこで待ち合わせる?」
「あ、あれ計画が変わった」
「え?」
「Chikaさんが計画変えたんだ。そこから電車でキャンパスパーク行ってくれる?」
「OK」
ということで、図らずとも初 電車に挑戦 。
券の買い方が特殊で、これはたぶん予備知識なしでいきなり買うのは難しいと思う。
今回急な電車利用だったが、あらかじめバスや電車の乗り方を
公式サイトやYOUTUBEで調べておいてよかった。
Smartripを借りた時、Jamesに聞いたり調べたりしたのが幸いした。
その日はどっかのスポーツ観客か知らないが、
ユニフォームを着た北欧人 っぽい団体がメトロに溢れ返っていた。
なんか若干殺気立ってるというか興奮しているというか、アメリカ人と違う野蛮性が感じられる。
国によって結構雰囲気が違うんだなぁ、などと考えているうちに目的地に着く。
もう一度Aaronに電話をしてみる。
「着いたよ?」
「あー、あー、ジェイソンズデリにChikaさんいる。そこ行って」
「OK」
言われるまま探す。探す。ない。また電話する。そろそろ電話代やばいな、、、。
「もしもし、あー、今考えてる、、、僕が君を車で迎えるから2,30分待ってて」
「OK」
駅付近で待つこと30分、Aaronの車が来る。
「お待たせ。」
「いいよいいよ。早くChikaさんとこ行かなきゃだね。」
「ごめんね、僕もちょっと忙しくて。フィラデルフィアで彼女と会ってて」
「お、おう」
「じゃ行こうか。」携帯のナビを見ながら店を探す。
「ないね」
「ないね」
「携帯壊れたんじゃないの?」
「んな馬鹿な」なんて笑いながら探すがやっぱない。
「近くの店で聞こう」と店に入って聞いてみる。
場所を教えてもらったんだが、店員のトークに乗せられ店でなにか注文することに。
Aaronはハンバーガーを、俺はもう食べたのでサイドメニューで済ませ会話をした。
アメリカの女性はB*TCHだのアジアンはあんま人気ないだのと、結構下世話な会話をしていた。
あと日米の違いや、そこから転じて触りだけ戦争の話をしたりした。
で、Chikaさんのことが気になって、これからどうするのか聞いたら、、、
「もう帰ったよ」
「ホワァッツ?!」
どうやらChikaさんはいつの間に帰っていたようだ。
そういえばAaron、途中から急に英語の率が多くなったり、
俺にもっと英語を練習しよう、とか言い出したが、彼なりの気遣いだったのだろうか。
そこそこ長く話していたし、もう夜も深くなってたし、なによりAaronがあくび連発。
予定の変更も事前の打ち合わせも、こっちから聞かないと教えてくれないところが彼にはあるが、
これはアメリカ人特有なのか?
彼とChikaさんくらいしか連絡取り合ってないので、ここだけで判断するが、
アメリカ人はなかなか適当なのかなと思う。
もちろん日本人の感覚から見たら、だ。ちょっとそこは甘く見ていたかもしれない。
そんなこんなで、その日は無駄に交通費を使ったが、
アーロンの気遣いのお陰で英語を練習できたと思う。
追記
今回いろいろ多くの場所を見て廻ってますね。
記念碑系が多かったので、少ない時間でいろいろ廻れたのだと思います。
アメリカに行くと日本と違い、やはり戦勝国という雰囲気に触れることができます。
いろんな文化圏があって、いろんな人の考えの違いに、
歴史の深さを垣間見ることができました。
ユニフォームを着た北欧人の団体ですが、チャイナタウンのベライゾンセンターという
スポーツスタジアムからの団体だと思います。
たしか赤いユニフォームでした。
試合観戦の帰りだったからか、興奮しているようでした
。そういえばあそこらへん、いつもどっかしらのユニフォームを着た人たちが
お酒飲んで騒いでたっけな(笑
今回初めて?出てきたChikaさんは長年アメリカに住んでいる親戚で、
渡米の際に滞在先となるJamesの家を紹介してくれた人です。
Aaronは日本語専攻の学生で、Jamesに紹介してもらった人で、片言ですが日本語が話せます。
彼らは忙しいにも関わらず大変親切で、とにかくお世話になりました。
というか出会った人たちみんな優しかったなぁ。
アメリカ人ってどんな人たちだろう、と一言で表してみたいところですが、
親切で、たまに感情的だけど、信仰深く、ちょっと大雑把、という印象でした。
あとアメリカ人って言っても、アイルランド系やメキシコ系などさまざまなので、
なんとも一概に括れない人たちだと思います。
*訂正
日誌でケネディが暗殺された場所を、
思い込みでDC内だと記述をしてしまっていたので訂正しておきます。
実際はテキサス州ダラスです。
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*J.F.ケネディーの暗殺された道路と思われるところに来た。
日曜だからか、そこではいろんな人種が集まってなにやらパレードの準備をしている。
それを横目にモニュメントの方へ歩いていくと、なにやら噴水が見える。
World War 2 Memorial だ。
ここは第二次世界大戦の勝利を記念して建てられたようだ。なんとも誇らしげだ。
水の流れに癒されながら、モニュメントの方に向かってみる。
Washington Monument 、とても大きい。
足元まで行ってみたのだが、首をいくらあげても全体像がうまく見られないほどだ。
全てのスケールが大きく、やはり誇らしげに見える。
戦勝国は誇りでいっぱいなのだろうな、と少し感慨深くなる。
そのまま東に歩き、 National Musium-American History に入った。
ここはアメリカのあらゆる戦争の歴史や文化の資料が展示されてある。
私自身興味が大きかったのは、 Michael Jacksonの黒ハット が飾られていたことだ。
これはきっとビリージーンのものだろう、と興奮してしまった。
ざっと全部見て周り、次に入ったのが Smithsonian Castle だ。
ここはもともとお城で、展示物は食器や世界中の骨董品だった。
自分に鑑定の目があれば楽しめたかな、という感じだ。
そこも出て、疲れたので近くの芝生でボーっとしてみる。他に日本人がいないな、、、。
アジアン自体そんなに見かけない。
外国人の友達を作ってみたいのだが、いかんせん言葉が下手で、
まだお店の人くらいしか丁寧に相手してもらえてない気がする。
なんとかしたいところだ。
さて、ある程度散策していたがAaronと親戚のChikaさんと会う約束があったので、
連絡を入れてみる。
「今チャイナタウンあたりにいるんだけど、そろそろでしょ?どこで待ち合わせる?」
「あ、あれ計画が変わった」
「え?」
「Chikaさんが計画変えたんだ。そこから電車でキャンパスパーク行ってくれる?」
「OK」
ということで、図らずとも初 電車に挑戦 。
券の買い方が特殊で、これはたぶん予備知識なしでいきなり買うのは難しいと思う。
今回急な電車利用だったが、あらかじめバスや電車の乗り方を
公式サイトやYOUTUBEで調べておいてよかった。
Smartripを借りた時、Jamesに聞いたり調べたりしたのが幸いした。
その日はどっかのスポーツ観客か知らないが、
ユニフォームを着た北欧人 っぽい団体がメトロに溢れ返っていた。
なんか若干殺気立ってるというか興奮しているというか、アメリカ人と違う野蛮性が感じられる。
国によって結構雰囲気が違うんだなぁ、などと考えているうちに目的地に着く。
もう一度Aaronに電話をしてみる。
「着いたよ?」
「あー、あー、ジェイソンズデリにChikaさんいる。そこ行って」
「OK」
言われるまま探す。探す。ない。また電話する。そろそろ電話代やばいな、、、。
「もしもし、あー、今考えてる、、、僕が君を車で迎えるから2,30分待ってて」
「OK」
駅付近で待つこと30分、Aaronの車が来る。
「お待たせ。」
「いいよいいよ。早くChikaさんとこ行かなきゃだね。」
「ごめんね、僕もちょっと忙しくて。フィラデルフィアで彼女と会ってて」
「お、おう」
「じゃ行こうか。」携帯のナビを見ながら店を探す。
「ないね」
「ないね」
「携帯壊れたんじゃないの?」
「んな馬鹿な」なんて笑いながら探すがやっぱない。
「近くの店で聞こう」と店に入って聞いてみる。
場所を教えてもらったんだが、店員のトークに乗せられ店でなにか注文することに。
Aaronはハンバーガーを、俺はもう食べたのでサイドメニューで済ませ会話をした。
アメリカの女性はB*TCHだのアジアンはあんま人気ないだのと、結構下世話な会話をしていた。
あと日米の違いや、そこから転じて触りだけ戦争の話をしたりした。
で、Chikaさんのことが気になって、これからどうするのか聞いたら、、、
「もう帰ったよ」
「ホワァッツ?!」
どうやらChikaさんはいつの間に帰っていたようだ。
そういえばAaron、途中から急に英語の率が多くなったり、
俺にもっと英語を練習しよう、とか言い出したが、彼なりの気遣いだったのだろうか。
そこそこ長く話していたし、もう夜も深くなってたし、なによりAaronがあくび連発。
予定の変更も事前の打ち合わせも、こっちから聞かないと教えてくれないところが彼にはあるが、
これはアメリカ人特有なのか?
彼とChikaさんくらいしか連絡取り合ってないので、ここだけで判断するが、
アメリカ人はなかなか適当なのかなと思う。
もちろん日本人の感覚から見たら、だ。ちょっとそこは甘く見ていたかもしれない。
そんなこんなで、その日は無駄に交通費を使ったが、
アーロンの気遣いのお陰で英語を練習できたと思う。
追記
今回いろいろ多くの場所を見て廻ってますね。
記念碑系が多かったので、少ない時間でいろいろ廻れたのだと思います。
アメリカに行くと日本と違い、やはり戦勝国という雰囲気に触れることができます。
いろんな文化圏があって、いろんな人の考えの違いに、
歴史の深さを垣間見ることができました。
ユニフォームを着た北欧人の団体ですが、チャイナタウンのベライゾンセンターという
スポーツスタジアムからの団体だと思います。
たしか赤いユニフォームでした。
試合観戦の帰りだったからか、興奮しているようでした
。そういえばあそこらへん、いつもどっかしらのユニフォームを着た人たちが
お酒飲んで騒いでたっけな(笑
今回初めて?出てきたChikaさんは長年アメリカに住んでいる親戚で、
渡米の際に滞在先となるJamesの家を紹介してくれた人です。
Aaronは日本語専攻の学生で、Jamesに紹介してもらった人で、片言ですが日本語が話せます。
彼らは忙しいにも関わらず大変親切で、とにかくお世話になりました。
というか出会った人たちみんな優しかったなぁ。
アメリカ人ってどんな人たちだろう、と一言で表してみたいところですが、
親切で、たまに感情的だけど、信仰深く、ちょっと大雑把、という印象でした。
あとアメリカ人って言っても、アイルランド系やメキシコ系などさまざまなので、
なんとも一概に括れない人たちだと思います。
*訂正
日誌でケネディが暗殺された場所を、
思い込みでDC内だと記述をしてしまっていたので訂正しておきます。
実際はテキサス州ダラスです。
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