以前使っていたノートパソコンにはSDカード用のスロットがついていたので、ソニーのリーダー用に作成したPDFファイルを、リーダーを接続することなくカードにコピーすることができていたので重宝していた。新しいノートにはSDカード用のスロットは付いていないと思い込んでいたのだが、最近ついていることが判明した。おまけに電車の中で使う小さめのノートにもついているじゃないか。以前と違ってリーダーでもSDカードを使わなくなっていたから、探しもしなかったのである。
SDカードなら、使用時に本体から突出している部分がなくなるから、悲劇は起こりにくそうである。USBメモリーにも小さいのがあるのだが、それだと衝突事故が起こるのは防げそうだけど、紛失の恐れが高くなる。それで、使えなくなったUSBメモリーに替えてSDカードを導入することにした。このときは、ソニーのリーダー用に購入したのに、なぜか使用できなかったSDカード(正確にはSDの後ろに二つアルファベットがつく)があるので、それをフォーマットし直して使えばいいと簡単に考えていたのである。
念のためにフォーマットして、使えることを確認した上で、二台目、三台目のPCで確認したのだが、3勝1敗だった。一台なら、メインに使っているのでは使えるから、使えなくても問題があるというわけではないが、できればすべてで使えるほうがありがたい。どうせワードの文書を詰め込むだけだから、昔(2012年ぐらいまでかな)何枚も購入した2Gのもので十分だろうと思って、電気屋に足を向けた。
こんなのがほしかったわけだ。↓
だけど、電気屋に2GのSDカードなんて影も形もなかった。32Gとか64Gとか、そんなに文章書けませんと言いたくなるようなものばかりで、店員の話によるとデジタルカメラでビデオを撮影して保存するのに使えるような規格で、昔のと比べると速度が段違いなのだそうだ。文章をちまちま書くのにスピードなんていらんよなあ、それに容量が大きいこともあって予想外に高いし。
それがこんなの。↓ お店で見たのには直接「video」と書いてあったような気もする。
店員に小さいのはないのかと聞くと、マイクロSDカードというのに16Gのがあると教えてくれた。サイズまで小さくてなくしてしまいそうだけど、原則としてSDカードと同じサイズのアダプターに入れて使うことになるからそこは問題ない。値段も予想よりは高かったけど、想定していたのが2GのSDカードだから比べちゃいけない。ということで、こんなのを買ったわけである。↓
それからしばらくは、どのPCでも一部の例外を除いて、問題なく使えていたから、定期的に中身をハードディスクにバックアップしながら使っていれば、壊れたUSBメモリーと同様、数年はこのまま使えるものと思っていた。例外的な不具合は、たまに上書き保存ができなくなったり、SDカードへの保存自体ができなくなったりするものだったが、別のPCでは問題なく使用できたし、問題の起こったPCでも次の日には普通に使えたから、一時的なものでしかなかった。
だから、安心していたのだよ。それなのに、SDカード、いやマイクロSDカードはその信頼を裏切らなかったのだけど、PC本体が、いやノートパソコンのSDカードスロットがいかれてしまった。或る日取り出そうとして、一度押し込んで手を放したら途中で引っかかって出てこなかった。そのときには何とか引っ張り出すことはできたのだが、次に入れようとしたら入らなくなってしまった。使い始めて一月にしかならないのに……。PCはもう何年も使っているけど、このスロットはずっと使っていなかったのだ。
再び電気屋へと足を向け、最初は小さなUSBメモリーを、なくしやすいというリスクは覚悟の上で買おうと考えたのだけど、こんなのを、全く同じじゃないかもしれないけど見つけた。↓
マイクロSDカードをUSBポートに接続できるようにするアダプターである。これなら今のマイクロSDカードがそのまま使えるし、電車の中など外で使うときには念のためにSDカードのスロットを使うこともできる。コネクタの部分にキャップを付けるとそれなりの大きさだけど、PCに接続すると出っ張るのはほんのちょっとだから、そのままでもいいかな。
気になるのは、SDカードも、USBメモリーもフラッシュメモリーと呼ばれるタイプのもので、寿命がそれほど長くないという話である。何年かに一回新しいのに交換する必要があるのかなあ。面倒だなあ。オンラインストレージがいいんじゃないかという人もいるけど、それもなあ。とりあえず、マイクロSDが使えなくなるまでは今のままでいいや。
2019年2月7日20時。
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