そもそも、ここに書き散らしているような文章に需要があるのだろうか。書き始めた当初はともかく、最近はチェコ語についての記事以外は、読者のことなど考えずに好き勝手に書いているから、他人様の役に立つようなものにはなっていないような気がするのだけど。
特に頂いたコメントには、「海外旅行者にとって内容に富んだ記事」とあって、そんな記事書いたっけ? と首をかしげてしまった。基本的な情報を挙げないまま、いきなり詳しすぎて普通の人にはついて来られないような内容に走っているんじゃないかと反省してしまう。日本の旅行社がまず向かうであろうプラハに関しては、悪口のほうが多いし、いわゆる観光名所についてはほとんど書いていない。そもそもプラハのことはほとんど知らないしね。自分で書いていながら、どこが興味深くて面白いのかさっぱりわからないのである。
Trip-Partner 」を開いてみた。一つ二つ記事を読んでみると、写真がたくさんある。写真などほとんど掲載することなく、言葉を尽くして説明してなお意通じず的な記事が多いうちの記事とは、毛色が違い過ぎてはいないだろうか。
写真はなあ、撮るのはともかく整理ができないからなあ。ということで日本から持ってきたデジカメもどこかに放り込んだまま10年以上手をつけていなかったし、去年の夏に久しぶりに引っ張り出して、いずれブログで使おうと思って、飲み屋のビールの看板を撮影して回ったのだけど、「オロモウツのPIVO」でいざ使おうと思ったら、どこに保存したのかわからないという体たらく。記事のために写真取るなんて無理そうである。せいぜい発掘した写真を基に記事を書くぐらいか。
お金に関しては、現状ではもらってもなあというところがある。日本に銀行口座を残してはいるのだけど、ここからだと手が出せないのだ。昔はインターナショナルカードで、こちらでもお金を引き出せていたのが、どういう事情かそのサービスが終わり、カードは使えなくなってしまった。一応インターネットバンキングの手続きはしてあるから、以前は銀行振り込みでパピレスのポイントを購入したこともある。それがこれもよくわからない事情で使えなくなっている。海外の口座に送金するのは、以前から最初に窓口で手続きが必要という意味不明さで、日本に帰らなきゃ自分のチェコの口座に振り込むこともできやしなかったし。
それに本人認証か何だかでマイナンバーがないと云々なんてことになっているという話で、チェコに長い知人とどうしようかねえなんていっていたのは、何年前だっただろうか。日本の銀行に塩漬けになっているお金には手をつけなくても生きていけるから放置してあるけど、今でも多少の入金はあって以前よりは増えているはずだから、いずれ何とかしなければいけないとは思いつつ、このためだけに日本に帰るのもバカらしすぎると思ってしまう。
以前、日本政府が二重国籍を認めていないことで不利益をこうむったという海外在住の日本人が、訴訟を起したなんて記事を読んだ記憶があるが、日本国籍を自分の意志で離れた人のことよりも、日本国籍なのに日本人としての権利を制限されている海外在住の人間の問題を何とかしてほしいものだ。日本にいたときには、個人に番号をつけようというのには反発していたのだけど、チェコでは長期滞在許可をとったら自動的に番号が与えられて、いらないなんていえなかったし、チェコで番号をもらった以上は、日本でももらってもいいかなあなんてね。
もらってもいいかなあと思っても、現実では外国に住んでいるともらえないわけで、これってやっぱり日本政府お得意の外国に行った日本人はとりあえず放置しておくって奴だよなあ。明治維新期の移民とは名ばかりのアメリカ大陸への棄民の時代と比べればはるかにましになったし、大使館の現場で働いている人たちには感謝の言葉しかないけど、日本政府には怨み節のひとつも言いたくなってしまう。
さて、改めてどうしようかと考える。このブログ以外に記事を書く余裕があるかどうかわからないんだよなあ。新しく書くんじゃなくて、すでに書いたものの中から、この記事ちょうだいって言われたら、どうぞと差し出すのはやぶさかではないんだけど。その場合多少の書き換えぐらいだったらしてもいいかな。
2019年6月18日23時45分。
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私たちのブログの方にも同じコメントがきていました。
オロモウツ、でブログ検索をしたのかなどは分からないですが、チェコの書き手が少ないのですかね。