翌日、USBメモリーの中の録画されたものをPCにコピーしてから、ファイル形式をコンバートするためのソフトに読み込ませてみるのだが、映像ファイルとして認識されず、音声ファイル扱いされているようだった。それでウィンドウズのメディアプレーヤーでも試してみたのだが、音が聞こえてくるだけで、映像は全く再生されなかった。
この時点では、録画に失敗したものと考え、いくつか思いつく理由の中で、ありえなさそうな容量が足りなかった説を除外するために、30分ほどの番組を同じ方法で録画してみた。今度はUSBから直接再生してみたのだが、再生できないというエラーが出た。これも失敗だと思ったのだが、ふと思いついて録画に使ったセットトップボックスで再生してみたら、何の問題もなく再生ができてしまった。録画には成功していたけれども、PCでの再生に問題があったのである。
同じ「ts」ファイルでも、新しい放送の様式に変わったことで再生できなくなってしまったようだ。使っているコンピューターが古くてウィンドウズ7だから、新しい形式に対応できていなくても仕方がないのかもしれない。職場に持っていって新しいウィンドウズで試そうかとも思ったのだが、それでは月曜日になってしまう。そこまで待ちたくはない。
ということで、ネットで検索したら こんなページ がでてきた。あれこれ書いてある説明の中にはよくわからないことも多かったけれども、「VLC Media Player」というソフトを使えば再生できるかもしれないことだけはわかった。このソフト職場のいくつかのPCには入っているはずだけど、自宅のには特に必要を感じておらず、入れていなかった。
「VLC Media Player」では再生できない「ts」ファイルもありそうなことも書かれているが、試して駄目なら削除すればいいだけである。ダウンロードしてインストールして起動して、コメンスキーの動画を開いてみたら、あっさりと言うには読み込みに時間がかかって駄目かなと思ったけど、最終的には問題なく再生することができた。フラー。
ファイルのコンバートができないので、不要な部分を切り捨てることはできないのだが、今回はわりと設定がうまくって前にちょっとついているだけなので満足しておこう。ファイルサイズも意外と小さくて3Gちょっとで済んでいるし。古い形式のツィムルマンの5割り増しぐらいである。
再放送があることを確認したとき、日本時間の午前8時からといういい時間帯だったので、日本の知り合いに伝えたのだけど、なぜかこのドラマは日本では見られなかったらしい。「ボジェナ」のほうは見られたというからよくわからない。レンブラントの絵を使った関係で、外国からは見られないように制限をかける必要があったのかもしれない。確かオリンピックのネット中継もチェコ国内からしか見られないようになっていたし。
知り合いも見たそうだったから、非常事態宣言が撤回されたら日本に送ろうかな。SDカードかUSBメモリーか媒体を買ってこなきゃいけないし、電器屋今休みだし、いつになることやらなんだけど。
2021年1月9日23時。
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