仕事に関していえば、五月半ばに一山越えて、六月七月は、以前よりは余裕があったし、最近は夏休みで、ワクチンの二回目の摂取の後の副作用に悩まされた時期を除けば、ひたすら怠けていたほどである。体調についても、在宅勤務で出歩く機会が減って運動不足に陥った結果、快調とは程遠い状態だったが、これまではこのぐらいの体調なら問題なく書き続けられていたのである。
ネタに関しても、今年は七月からの、いわゆる「キュウリの季節」に入ってからも、あれこれ問題が起こって、書こうと思えば書くことはいくらでもあった。チェコでは秋の下院の総選挙が近づくにつれて、有権者に媚を売ろうとする政治家たちの愚行が、与党、野党にかかわらず、増える一方だったし、日本ではマスコミを中心とした混乱振りがひどいものだった。今年はオリンピックをほとんど見ずに済ませられたのも、これまでと違って特筆できる。
思い返すと、習慣と化しつつあった毎日文章を書くという営為に倦み始めていたというのは否定できない。それで、二日に一回とか、週末だけ書くとか、ペースを変えようとしたのが失敗の始まりだった。いや、そのペースをきっちりと決められなかったことが失敗だったのかもしれないが、決めていたとしてもうまくいかなかった可能性は高い。何せ、どうやれば、二日に一回のペースで書けるのか想像もできなかったのだから。
人によっては、書けるときに書いて更新するという方法でブログを続けている人もいるのだろうが、これもまた、明日でいいやと先送りを繰り返す自分の姿しか目に浮かばない。書けるときに書くスタイルでは、書き始めることはできても、結末をつけられないという問題もある。ブログを始める前に、書けるときに大量に書きなぐって収拾がつかなくなった文章が、PCの中にごみの山になっている。毎日とりあえず、無理にでも結末をつけて文章にけりをつけるという縛りがなければ、ここまで書き続けられなかったのである。五年も続けられるとは始めたときには想像もつかなかったけど。
では、今後も毎日書き続けられるかというと、一度理由もなく切れてしまっただけに、自分でも心もとない。今後しばらくは試行錯誤しながら、継続の方法を探っていくことになるだろう。ということで、仕事が再開してからだと、またまた先送りの繰り返しになりそうだから、休暇中にリハビリを始めることにした。
それでこんな言い訳じみた文章を書いているのだが、実は冒頭の部分の文章は、すでに七月の始め
には思いついていた。結局書き始めたのは八月も半ば過ぎのことになるのだけど、書き上げて投稿するのはいつのことになるだろう。九月なんてことにはならないと思いたい。
2021年8月20日
タグ: 言い訳
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