今回はチェコ語を基準に紹介する。日本語で聞いてもどんな鳥なのか、普通のハヤブサとどう違うのかわからないし、チェコ語の名称も聞いたことのないものばかりである。
?ost?í?
チゴハヤブサ ost?í? lesní
エレオノラハヤブサ ost?í? ji?ní
※チゴハヤブサは、「チゴ」がついているから、普通のハヤブサよりも小さいものだと予想されるけど、チェコ語では指小形「sokolík(だと思う)」は使われないようだ。
?Araroh
シロハヤブサ raroh lovecký
セーカーハヤブサ raroh velký
ラナーハヤブサ raroh ji?ní
※シロハヤブサとか、sokol bílýだったら、日本語と対応して学習者は幸せなのだけど、やはりチェコ語は、いや動物の名称は一筋縄ではいかない。
?poštolka
チョウゲンボウ poštolka
ヒメチョウゲンボウ poštolka ji?ní
ニシアカチョウゲンボウ poštolka rudonohá
アメリカチョウゲンボウ poštolka pestrá
※そう言えばそんな名前の鳥いたねというのが、チョウゲンボウへの印象で、poštolkaはニュースなどで何度か耳にしたことはあるけど、それが日本語のチョウゲンボウにあたるとは、思ってもいなかった。チョウゲンボウは、タカ科のトビなどと並んで、一般的な名称と個別の種名の関係が、日本語とは対応しないけど、わかりやすいものなのだが、残念ながら、poštolkaではないチョウゲンボウの一種も存在する。
?Cd?emlík
コチョウゲンボウ d?emlík tundrový
※どうして、poštolka menšíじゃないの? と命名者に文句を付けたくなってしまう。
ハヤブサの仲間の鳥は、数は少ないけれども、タカの仲間以上に知らないものが多い。細かい種別が重要ではない場合には、全部小型の猛禽類と考えてタカで済ますか、ハヤブサで済ませてしまってもいいのかもしれない。ただost?í?とrarohはハヤブサ、poštolkaはチョウゲンボウというのは、実際に使うかどうかは別にして、覚えておいたほうがよさそうだ。
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