レンタルサーバーなら【Z.com】
大々的にニュースに取り上げられた論文
話の根拠が海外の有名医学雑誌に掲載された論文であり、なおかつおよそ13万人を長期間調査した大規模なものであったのも話題になった理由の一つだと思います。
この論文の結論の一つが端的に言うと「炭水化物の摂取が 極端に 多いと死亡リスクが高まる」というものでした。
しかしこれは炭水化物の過剰摂取によって死亡リスクが高まるといっているだけで、 決して炭水化物の制限を勧めているわけではありません。
実際に論文を見てみると、 「健康にとって極端な炭水化物の制限は有効ではないと推察される」としっかり書いてありました。
ニュースだからと信じすぎるのは禁物
ところが上記のニュースの内容を読んでみると、「炭水化物の摂取によって死亡リスクが上昇すると証明されたので、やはり炭水化物を制限するという考え方は正しかった」というものになっていました。
何をどうねじ曲げたらそんな結論に至るのか呆れてしまいますが、このニュースで感じたことは「炭水化物制限ダイエット(あるいは糖質制限ダイエット)に明確な根拠は無いのだな」ということでした。
もし本当に炭水化物を極端に制限することが正しいのであれば、しっかりしたデータを示せばいいだけです。
明らかなデータがないから全く関係ない論文の結論を切り貼りして示してくるのでしょう。
ですから ニュースの内容が必ず正しいとは限りません。
炭水化物は人間にとって大事な栄養素の一つです。
体にとって必要なものをひとつだけ極端に減らすことが健康にとって良いとはとても思えません。
「体重を減らしたい」「健康になりたい」という願望につけ込んだ誤った情報があふれていることを念頭に置いて、これからも情報の選択をしてきましょう。
今話題のエクオール「女性特有の悩みゆらぎをサポート」キレイ・デ・エクオール
【このカテゴリーの最新記事】