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2016年05月22日

中検4級合格を目指しヒアリング強化中

6月26日に中国語検定4級の試験に申し込んだ。あと約1ヶ月。前回合格した準4級は超初心者向けのサービス的試験であった。リスニングでは、数字の数え方、簡単な挨拶程度の会話が登場する。問題は、すごくゆっくりなスピードで3回も繰り返され、とても聞き取りやすい。
しかし4級からは勝手が違う。まずリスニングで、やられる。準4級とはリスニング問題のスピードとフレーズの長さは、全く違う。そんなに難しい内容を喋っている訳ではないが、しっかり何について話しているか聞き取れないといけない。実際に使う中国語レベルになる。リスニングの問題速度に比べ、実際の中国人が話す速度は倍ほど速い。その上に訛りやクセも加わり、より聞き取りが困難になる。しかし、普段の生活の中だと視覚的な状況のヒントがある。観光客だと道を尋ねてきたり、ジェスチャーや話の流れからして、概ね何について話しているか想像が付くのだ。
試験のリスニングはそうはいかない。状況が全く無い中、音だけを頼りに何について話しているか瞬時に想像し判断しなければいけない。そういう意味で、4級のリスニングは難しい。
まずもって必要なのは、よく使われる単語を覚えること。いわゆるシケタン(試験に出る単語)や、典型的フレーズをひたすら覚えることだ。これができないと、リスニング問題は単に意味不明な「音」の羅列でしかない。筆記問題だと漢字(簡体字)で書いてあるのである程度わかるが、リスニングに漢字は無い。

これを克服する方法は、沢山の中国語を聴き、音、発音、スピードに慣れること。内容を聞き取ることだ。
中国語だけではなく、他の外国語も同じだろう。結局は、単語を覚え、フレーズを覚える。ひたすらリスニングに慣れるトレーニングになるのだろう。
私は3月のテストが終わって以降、毎日1〜2時間は中国語の勉強をしている。それでもなかなか覚えられないのだ。リスニング能力も上がっている気がしない。そこで4級の過去の問題集を購入し、ヒアリング問題を少し試してみた。そうすると、3月の試験時よりもほんの少し聞き取れるようになっていた。自分の能力が上がっているのか不安になっていたが、少しずつだが確実に能力は上がっている。
今はNHKのテレビで中国語、NHKラジオのまいにち中国語、レベルアップ中国語を聞き、その上に NHK WORLD もヒアリングに使っている。色々な日本のニュースが中国語で紹介されているので興味深い。毎日4〜5件の記事が音付きで再生できるようになっているので、再生してどこまで聞き取れるか挑戦中だ。残念ながらまだ殆どが聞き取れないが。いつか日本語のように耳に入ってくる日を夢見ながら続けていこうと思う。

2016年04月19日

中国語検定準4級、4級の合否通知が届いた

3月に受けた第88回中国語検定試験の合否通知が届いた。準4級は合格、4級は不合格だった。
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試験直後に答え合わせをし自己判定後、HPで先に合否確認もしていたので、ドキドキ感は無かったが、印刷された文字を読むと合格を実感するものだ。「合格証明書」が得れたことも嬉しい。4級は不合格だったが、準4級だけは合格したかったので、ほっとした。これで中国語に入門ができたというところか。準4級はヒアリング、筆記合わせて60点以上で合格だが、4級からはそうはいかない。特にリスニングが準4級と比べ物にならないほど難しい。恥ずかしながら私の4級の結果がこれ。リスニングは全滅だった。ヒアリングの20点数は、適当にマーキングしてまぐれで当たったもの。
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4級からが本格的な試験だ。次回の6月は4級一本で再挑戦したいと思う。3月の試験後は毎日中国語を聞くようにしているので、試験時よりは聞き取れる単語が増えた気がする。

話は変わるが、先日アルバイトの中国人の学生らと一緒にお昼ご飯を食べた。19歳の男の子2人だ。吉野家で牛丼をほおばりながら、学生らのアルバイト事情や私の中国語の勉強について色々な話をした。食事後に喋っていたら蚊を大きくしたような虫が飛んできた。私は思わず「虫子!」(chóngzi)と言った。私の言葉に、2人の学生の子はすぐに虫を探した。

「虫子!」(chóngzi)とは、「虫」の意味だが、日本語では「チョンズ」と発音する。これはNHKの「テレビで中国語」の中の面白い具体例で紹介していた単語だ。テレビを見ながら、一緒に「虫子!」(chóngzi)と繰り返し一人で発言していたので自然に覚えた。この言葉は、即座に私の口から出て、学生にも通じていた。中国人と喋っていたから自然に中国語が出てきたのか。虫に驚いてハッキリと大きな声で発声したのが良かったのかもしれない。今回のように、自分の思った言葉がすぐに中国語で出てくるようになればいいのだが。しかし、それよりも難しいのは中国人の速い中国語を聞き取ることだ。中国人学生2人の会話を注意深く聞いてみたが、何の話をしているのかさえわからなかった。

4級以上の試験に合格するには、バランス良く点を取れないといけない。リスニングで耳を慣らし、多くの単語とフレーズ、文法を覚える、簡体字の漢字を書くという総合的な練習を積むしかない。ただ4級では面接は無い。なので自ら話せなくても合格は可能だ。しかし中国語を勉強しているのに話せないのは問題外である。私の場合、仕事で使用するので、リスニングと会話が一番大切だ。

現在の私は、ますます中国語に夢中だ。アルバイトの中国の子達に中国語を教えてもらうのが楽しく、中国人観光客に接することができるのが何より楽しい。また、4月からのNHKラジオ講座「レベルアップ中国語」がとても面白い。ドラマ仕立てになっており、講師の方々もウィットに富んでいる。毎日10時30分からラジオ講座は必ず聞き、先週分はストーミングで何度も聞いている。教材が面白いと、勉強も楽しくなるものだ。6月の試験まで毎日中国語に接する時間を持ち、次回は4級に合格したいと思う。

私が初めて購入した中国語入門の本。最低限知っておきたい中国語が、この本にはあり、可愛いイラストでわかりやすく解説されている。CDも2枚付きでゆっくりスピードと普通スピードのリスニングができる。準4級を受験する方は、まずは数の数え方や挨拶の返し方などこの本の中の基本をしっかりされることをお薦めする。

ひとりで学べる中国語会話 [ 川原祥史 ] 価格:1404円(税込、送料無料)


2016年03月30日

50歳を過ぎたが中国語検定準4級・4級を受験した

3月27日(日)に中国語検定試験の準4級と4級を受験した。受験会場は関西大学の千里山キャンパス。
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広々とした校内、格調高い校舎に豊富な緑、グラウンドと、豊かな学生生活を送れるゆきとどいたキャンパス。大学の敷地に入ったのは何十年ぶりだろう。
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各サークルやクラブの看板も学生っぽいくていい。新鮮さに目をとられながら案内看板に誘導されて試験会場へ。
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手入れのゆきとどいた木々や植木が美しい。昼休憩時に散歩したら、束の間受験を忘れるほどリラックスできた。
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レンガ造りの立派な校舎。記念館などもある。
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キャンパスは素晴らしかったが、駅からキャンパスの間の飲食店は主に男性の学生向けのラーメン、中華、居酒屋等が多く、女性向けは殆ど見当たらなかった(笑)手作りのお弁当を持参してキャンパス内で食べたのだが、正解だった。

試験の話に戻そう。私が受験したのは、(財)日本中国語検定協会が主催する中国語検定試験で、「中検」と呼ばれるものだ。今回受験した中検はインターネットでも申し込みができ、インターネット申し込みだと手書きの願書を提出するより若干受験料は安い。解答用紙には既に自分の受験番号、名前、住所等が記載されており、名前の書き忘れは無い。問題、解答用紙は担当の係員の方が全て配ってくれるので、受験者は解答用紙の受験番号と氏名が正しく印字されているか確認するだけで良い。
準4級は10時00分〜11時15分、4級は1時30分〜15時25分に実施され、その内解答時間は準4級は1時間、4級は100分である。
この日、私はベストコンディションで受験した。準4級は思いのほか簡単で解答時間が余るほどだった。過去問題も解いていたが、今回は少し簡単だったような気がする。準4級はヒアリング、筆記共に50点ずつで合計100点満点中、ヒアリング、筆記合わせて60点以上あれば合格になる。数の数え方、簡単な文法や挨拶など、中国人で言えば幼稚園から小学校1年レベルぐらいじゃないだろうか。中国語の勉強を始めてまだ4ヶ月の私でも解ける問題だ。とはいえNHKのテレビ、ラジオの中国語講座を繰り返し聞き、過去の問題を解き、筆記に備えて簡体字を書く練習はした。過去問題を解くうちに、よく出る簡体字がわかってくる。後日そのことは記事で書きたいと思う。

逆に4級はボロボロだった。最初のヒアリングを2〜3問聞いた時点で、あ、無理と匙を投げる感じだった。ヒアリング問題が全く聞き取れずショックだった。帰宅後ネットの解答速報で答え合わせをしたら、ヒアリングは全くダメだが、筆記は想像していたより点があった。中国語の文法は英語ほど難しくない。また簡体字から内容をある程度推測できるので、日本人には有利であろう。4級の試験では準4級と逆で、解けずに時間が余った。準4級でほぼ力を使い果たし、4級試験が終わると抜け殻のように疲れた。
4級はヒアリング、筆記共に100点ずつで、各科目で60点以上なければ合格できない。
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準4級のテストでも予想よりヒアリングのミスがあった。当たり前の話だが、ヒアリングは聞き取れなかったら解けない。これからは毎日中国語を聞いて耳を慣らそうと思う。
今回は恐らく準4級は合格できると思う。次は3ヶ月後の6月に試験があるので、再度4級に挑戦するつもりだ。
50歳を過ぎて試験、受験勉強というのは新鮮であり、また楽しい。確かに記憶力は衰え、漢字も書かない生活なのに簡体字はなかなか覚えられない。でも根気良く何度も書いていたら覚えられる。継続しているうちに記憶力が少し良くなってきたような気がする。10代の頃と違って、自ら勉強するのはこれほど楽しいものか。恥ずかしながらこの年になって、やっと勉強の楽しさを知った。

私の場合、旦那の仕事の手伝いで中国人とのコミュニケーションを図る為に勉強をしているのであるが、今度中国人のアルバイトの子や観光客に会ったら、前よりも会話ができるはずだ。中国語を理解する=中国の文化、考え方を理解することになる。仕事にも役立つ。良いこと尽くめだ。
勉強は参考書が数冊あれば独学でき、それほどお金は必要ない。必要なのはNHKの毎月のテキスト代ぐらいだ。NHKのテレビ、ラジオ講座は、録画やストーミングで好きな時間に繰り返し学べ、リスニングができる。毎回色んな話題や設定場面の会話が出てくるので、楽しく学べる。
受験生は10〜20代ほどの若い人が大半だったが、社会人や私より年配と見受けられる人も多くいた。みなそれぞれの想いを持って勉強し、資格を取りに来ているのであろう。自己啓発の良い刺激になった。
中国語の勉強は、今までで一番良い趣味ではないかと思う。

2015年12月17日

NHKのテレビ・ラジオの中国語講座が面白い

以前にも記事で少し触れたが、中国語の勉強を始めた。
教材は、NHKの「テレビで中国語」と、NHKラジオの「毎日中国語」。
本屋で両方のテキストと、初心者向け中国語会話の参考書を1冊購入した。
NHKのテレビ・ラジオのテキストは税込みで1冊432円。中国語参考書は1404円(CD2枚付)。
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NHKの番組で定期的に見ているものは、朝の連ドラと大晦日の紅白歌合戦ぐらいで、あとは不定期にニュースぐらいか。NHKの受信料はカードで自動引き落としだが、1年で1万円以上かかるので勿体ないと思っていたが、中国語の勉強を始めた途端、これで1年間勉強できるのだから安いと感じ始めた。
安く感じたのには訳がある。パソコン、スマホで繰り返し復習を好きな時間にできる仕組みになっているためだ。テキストは薄っぺらいが情報満載で、中国の紹介などもあり楽しく独学できる。

テレビはブルーレイに録画、再生で何度でも見れ、ラジオはストーミングといって、パソコンで前週の講座内容が音声で聴けるようになっている。
特に便利なのが、NHKのスマホで使える「音声確認くん」というアプリだ。見本と自分の発音を重ね合わせて比較できる。グーグルプレイから無料でダウンロードして使用でき、毎週の代表的なフレーズがいつでも練習できる。
中国語の発音は、?音(ピンイン)というローマ字のような発音記号であらわす。テキストには主に漢字、ピンイン記号、カタカナによる発音と日本語訳が掲載されている状態で、発音は複雑であり、かつ重要だ。

紫の線が見本の発音、蛍光の黄緑が私の発音の高低だ。テレビでも壇蜜さんがこのツールを使用して、練習している光景が毎回放送される。
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中国語の参考書は見本の音声・発音がCDで聞けるが、自分の発音と合致しているかはわからない。しかしこの「音声確認くん」を使えば、外れている箇所を客観的に教えてくれる。自分で言えているつもりだが外れている場合が多く、この効果は大きい。「音声確認くん」は、パソコンでもマイクがあれば使って練習ができる。

テレビは出演者が面白く、壇蜜さんがガイド役で中国語に挑戦している。壇蜜さんが最近肌を露出しなくなったのは、このNHK番組への配慮もあるのだろう。随分前になるが、彼女の1人暮らしのマンションの様子をテレビで見た。テレビの艶やかな姿とは真逆の質素で飾らない生活ぶりに好感を持った。憶測だが、彼女は賢い女性なのだと感じる。NHKでの姿も魅力的だ。

今度アルバイトで、中国人の観光客や、アルバイトの子らと中国語で話すのが楽しみだ。
まだ挨拶程度しかできないが、毎日聞くことで習った単語が頭に飛び込んでくる時がある。今のはこういう意味だなと、所どころでわかる。これが言葉、フレーズとしてわかれば、さらに楽しくなるだろう。

学生時代、社会人の新人時代は学ぶことが多く、学ぶのが当たり前の環境だった。無理やり勉強し、もう勉強はしたくない飽和状態だ。社会人に慣れてくると一般知識的勉強からは解放されるが、仕事や業務に関する勉強は常にある。
仕事上での勉強は興味のあるものは少なく、必要に迫られて「やらされてきた」という感じだ。

自ら学びたい勉強とは、これほど楽しいものか。毎日新たな遊び道具を与えらているような気分だ。歳は取っても、脳はこれからも学生のように若々しくいたいと思う。

2015年11月28日

五十過ぎたが中国語を勉強してみようと思う

今日旦那のアルバイトの2回目をした。前回と同じく7時間の立ち仕事。うち1時間は休憩。着こんでいったが、前回と同様夕方になると寒かった。温かいお風呂が至福のひと時だった。

今日はアルバイトの時、中国語の簡単な日常会話をネットで調べてメモで書いて持って行った。アルバイトのメンバーは前回と同じ中国人の学生さん。会うのは2度目だ。休憩時間にメモを見ながら試してみる。まだ10代の子達に覚えたての下手な中国語で挨拶をしてみると、嬉しそうに発音を教えてくれた。単語やワンフレーズを話すだけで、こんなに距離が近づくものか。言語、会話の大切さを痛感した。

アルバイトの仕事内容も中国人の観光客が対象であり、アルバイトの子達も中国人か日本人なので、中国語が話せたほうが絶対に良い。これを機会に中国語を少し勉強してみようと思う。50の手習いである。


中国語には、大きくは北京語、広州語、上海語があり、発音、語彙共に大きく異なり文法にも違いがあるようだ。日本でも地方でわからない言葉もある。中国は国土が広いのでなおさらだろう。発音も難しい。
しかし日本と同じ”漢字”なので読むと意味がなんとなくわかる点も面白い。

今日アルバイトをしながら観光客相手に「謝謝」と大きな声で平気で言えた自分がいた。元は肉体労働のアルバイトだが、会話が楽しかったせいか前回より疲れを感じず、時間も短く感じた。アルバイトで少しだがお小遣いが増え、中国語も勉強でき、実践できる。まさに一石二鳥以上だ。50を過ぎ、時間の切り売りの辛いだけの仕事はしたくないと思っていた。次回のアルバイトも楽しみだ。
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