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2022年01月08日
東海・北陸 R02-060
一般用検査薬等に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
1 尿糖の検査薬は、尿中の糖の有無を調べるものであり、その結果をもって直ちに疾患の有無や種類を判断することはできない。
2 経口避妊薬や更年期障害治療薬などのホルモン剤を使用している人では、妊娠していなくても尿中ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)が検出されることがある。
3 尿中hCGの検出反応は、hCGと特異的に反応する抗体や酵素を用いた反応であるため、温度の影響を受けない。
4 尿中のタンパク値に異常を生じる要因については、腎臓機能障害によるものとして腎炎やネフローゼ、尿路に異常が生じたことによるものとして尿路感染症、尿路結石、膀胱炎等がある。
〜解答・解説〜
1 正
2 正
3 誤 抗体や酵素を用いた反応は、温度の影響を受ける。
4 正
1 尿糖の検査薬は、尿中の糖の有無を調べるものであり、その結果をもって直ちに疾患の有無や種類を判断することはできない。
2 経口避妊薬や更年期障害治療薬などのホルモン剤を使用している人では、妊娠していなくても尿中ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)が検出されることがある。
3 尿中hCGの検出反応は、hCGと特異的に反応する抗体や酵素を用いた反応であるため、温度の影響を受けない。
4 尿中のタンパク値に異常を生じる要因については、腎臓機能障害によるものとして腎炎やネフローゼ、尿路に異常が生じたことによるものとして尿路感染症、尿路結石、膀胱炎等がある。
〜解答・解説〜
1 正
2 正
3 誤 抗体や酵素を用いた反応は、温度の影響を受ける。
4 正
タグ: 一般用検査薬等
東海・北陸 R02-059
衛生害虫と殺虫剤・忌避剤及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 燻蒸処理は、ゴキブリの卵に対して殺虫効果を示さない。
b シラミの防除には、殺虫成分としてフェノトリンが配合されたシャンプーやてんか粉が用いられる。
c ハエの防除の基本は、ウジの防除であり、ウジの防除法としては、通常、有機リン系殺虫成分が配合された殺虫剤が用いられる。
d ツツガムシは、ヒトへの吸血によって皮膚に発疹や痒みを引き起こすほか、日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱等の重篤な病気を媒介する。
〜解答・解説〜
a 正
b 正
c 正
d 誤 これは「蚊」の記述。ツツガムシは吸血せずに動物に寄生する。
a 燻蒸処理は、ゴキブリの卵に対して殺虫効果を示さない。
b シラミの防除には、殺虫成分としてフェノトリンが配合されたシャンプーやてんか粉が用いられる。
c ハエの防除の基本は、ウジの防除であり、ウジの防除法としては、通常、有機リン系殺虫成分が配合された殺虫剤が用いられる。
d ツツガムシは、ヒトへの吸血によって皮膚に発疹や痒みを引き起こすほか、日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱等の重篤な病気を媒介する。
〜解答・解説〜
a 正
b 正
c 正
d 誤 これは「蚊」の記述。ツツガムシは吸血せずに動物に寄生する。
タグ: 殺虫剤・忌避剤
東海・北陸 R02-058
第1欄の記述は、衛生害虫の防除を目的とする殺虫剤の成分に関するものである。第1欄の作用機序を示す成分は第2欄のどれか。
第1欄
殺虫作用は、アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と不可逆的に結合してその働きを阻害することによる。この殺虫成分は、ほ乳類や鳥類では速やかに分解されて排泄されるため毒性は比較的低い。ただし、高濃度又は多量に曝露した場合(特に、誤って飲み込んでしまった場合)には、神経の異常な興奮が起こり、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがある。
第2欄
1 フタルスリン
2 フェニトロチオン
3 プロポクスル
4 ディート
5 オルトジクロロベンゼン
〜解答・解説〜
2 フェニトロチオン
有機リン系殺虫成分。
第1欄
殺虫作用は、アセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)と不可逆的に結合してその働きを阻害することによる。この殺虫成分は、ほ乳類や鳥類では速やかに分解されて排泄されるため毒性は比較的低い。ただし、高濃度又は多量に曝露した場合(特に、誤って飲み込んでしまった場合)には、神経の異常な興奮が起こり、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるおそれがある。
第2欄
1 フタルスリン
2 フェニトロチオン
3 プロポクスル
4 ディート
5 オルトジクロロベンゼン
〜解答・解説〜
2 フェニトロチオン
有機リン系殺虫成分。
タグ: 殺虫剤
東海・北陸 R02-057
消毒薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 殺菌・消毒は、生存する微生物の数を減らすために行われる処置であり、また滅菌は物質中のすべての微生物を殺滅又は除去することである。
b 次亜塩素酸ナトリウムは、強い還元力により一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示す。
c 消毒薬が誤って皮膚に付着した場合は、流水をかけながら着衣を取り、石鹸を用いて流水で皮膚を十分に(15分間以上)水洗する。
d クレゾール石鹸液は結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示す。
〜解答・解説〜
a 正
b 誤 「還元力」ではなく「酸化力」。
c 正
d 誤 クレゾール石鹸はウイルス全般に対しての殺菌消毒作用はない。
a 殺菌・消毒は、生存する微生物の数を減らすために行われる処置であり、また滅菌は物質中のすべての微生物を殺滅又は除去することである。
b 次亜塩素酸ナトリウムは、強い還元力により一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示す。
c 消毒薬が誤って皮膚に付着した場合は、流水をかけながら着衣を取り、石鹸を用いて流水で皮膚を十分に(15分間以上)水洗する。
d クレゾール石鹸液は結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示す。
〜解答・解説〜
a 正
b 誤 「還元力」ではなく「酸化力」。
c 正
d 誤 クレゾール石鹸はウイルス全般に対しての殺菌消毒作用はない。
タグ: 消毒薬
東海・北陸 R02-056
生薬成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a オウゴンは、シソ科のコガネバナの周皮を除いた根を基原とする生薬であり、主に抗炎症作用を期待して用いられる。
b ボウフウは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬であり、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
c ブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬であり、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。
d サイコは、キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬であり、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。
〜解答・解説〜
a 正
b 誤 これはカッコンの記述。ボウフウはセリ科のボウフウの根及び根茎を基原とする生薬。
c 正
d 誤 これはブシの記述。サイコはセリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬。
a オウゴンは、シソ科のコガネバナの周皮を除いた根を基原とする生薬であり、主に抗炎症作用を期待して用いられる。
b ボウフウは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬であり、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
c ブクリョウは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原とする生薬であり、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。
d サイコは、キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬であり、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。
〜解答・解説〜
a 正
b 誤 これはカッコンの記述。ボウフウはセリ科のボウフウの根及び根茎を基原とする生薬。
c 正
d 誤 これはブシの記述。サイコはセリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬。
タグ: 生薬成分
東海・北陸 R02-055
漢方及び漢方処方製剤等に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
1 漢方の病態認識には、虚実、陰陽、気血水、五臓などがある。
2 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3か月未満の乳児には使用しないこととされている。
3 現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、中薬と呼ばれる。
4 生薬製剤は、生薬成分を組み合わせて配合された医薬品で、漢方処方製剤と同様に、使用する人の体質や症状その他の状態に適した配合を選択するという考え方に基づくものである。
〜解答・解説〜
a 正
b 正
c 正
d 誤 生薬製剤は漢方のように使用する人に合わせて選択するものではなく、生薬の薬理作用を考えて選択する。
1 漢方の病態認識には、虚実、陰陽、気血水、五臓などがある。
2 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後3か月未満の乳児には使用しないこととされている。
3 現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、中薬と呼ばれる。
4 生薬製剤は、生薬成分を組み合わせて配合された医薬品で、漢方処方製剤と同様に、使用する人の体質や症状その他の状態に適した配合を選択するという考え方に基づくものである。
〜解答・解説〜
a 正
b 正
c 正
d 誤 生薬製剤は漢方のように使用する人に合わせて選択するものではなく、生薬の薬理作用を考えて選択する。
タグ: 漢方処方製剤等
東海・北陸 R02-054
滋養強壮保健薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 十全大補湯は、体力虚弱で元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、寝汗、感冒に適すとされ、まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られている。
b システインは、髪や爪、肌などに存在するアミノ酸の一種で、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがあるとされる。
c アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、筋肉や脳、心臓、目、神経等、体のあらゆる部分に存在し、肝臓機能を改善する働きがあるとされる。
d グルクロノラクトンは、米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、ビタミンE等と組み合わせて配合されている場合がある。
〜解答・解説〜
a 誤 十全大補湯は胃腸の働きが衰えている人には不適。
b 正
c 正
d 誤 これはガンマ‐オリザノールの記述。
a 十全大補湯は、体力虚弱で元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、寝汗、感冒に適すとされ、まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られている。
b システインは、髪や爪、肌などに存在するアミノ酸の一種で、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがあるとされる。
c アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、筋肉や脳、心臓、目、神経等、体のあらゆる部分に存在し、肝臓機能を改善する働きがあるとされる。
d グルクロノラクトンは、米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、ビタミンE等と組み合わせて配合されている場合がある。
〜解答・解説〜
a 誤 十全大補湯は胃腸の働きが衰えている人には不適。
b 正
c 正
d 誤 これはガンマ‐オリザノールの記述。
タグ: 滋養強壮保健薬
東海・北陸 R02-053
1〜5で示されるビタミン主薬製剤の配合成分のうち、妊娠3か月以内の妊婦、妊娠していると思われる女性及び妊娠を希望する女性が特に過剰摂取に留意する必要があるものはどれか。
1 フルスルチアミン塩酸塩
2 レチノール酢酸エステル
3 ヒドロキソコバラミン塩酸塩
4 ピリドキサールリン酸エステル
5 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
〜解答・解説〜
2 レチノール酢酸エステル
1 フルスルチアミン塩酸塩
2 レチノール酢酸エステル
3 ヒドロキソコバラミン塩酸塩
4 ピリドキサールリン酸エステル
5 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
〜解答・解説〜
2 レチノール酢酸エステル
タグ: ビタミン主薬製剤
東海・北陸 R02-052
ビタミン成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ビタミンCは、タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持に重要な栄養素である。
b ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素である。
c ビタミンEは、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
d ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用がある。
〜解答・解説〜
a 誤 これはビタミンB6の記述。
b 正
c 誤 これはビタミンAの記述。
d 正
a ビタミンCは、タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持に重要な栄養素である。
b ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素である。
c ビタミンEは、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
d ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用がある。
〜解答・解説〜
a 誤 これはビタミンB6の記述。
b 正
c 誤 これはビタミンAの記述。
d 正
タグ: ビタミン成分
東海・北陸 R02-051
歯痛・歯槽膿漏薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 歯槽膿漏薬は、歯肉炎、歯槽膿漏の諸症状(歯肉からの出血や膿、歯肉の腫れ、むずがゆさ、口臭、口腔内の粘り等)の緩和を目的とする医薬品である。
b 歯痛薬は、歯の齲蝕(むし歯)による歯痛を応急的に鎮め、歯の齲蝕が修復されるのを促す医薬品である。
c アラントインは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用を期待して配合されている場合がある。
d 内服で用いる歯槽膿漏薬と、同じ又は同種の有効成分が配合された胃腸薬を併用した場合でも、副作用が現れやすくなるおそれはない。
〜解答・解説〜
a 正
b 誤 歯の齲蝕が修復されるのを促す医薬品ではない。
c 正
d 誤 同種の有効成分が配合された薬を併用すると作用が増強し、副作用が現れやすくなる。
a 歯槽膿漏薬は、歯肉炎、歯槽膿漏の諸症状(歯肉からの出血や膿、歯肉の腫れ、むずがゆさ、口臭、口腔内の粘り等)の緩和を目的とする医薬品である。
b 歯痛薬は、歯の齲蝕(むし歯)による歯痛を応急的に鎮め、歯の齲蝕が修復されるのを促す医薬品である。
c アラントインは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用を期待して配合されている場合がある。
d 内服で用いる歯槽膿漏薬と、同じ又は同種の有効成分が配合された胃腸薬を併用した場合でも、副作用が現れやすくなるおそれはない。
〜解答・解説〜
a 正
b 誤 歯の齲蝕が修復されるのを促す医薬品ではない。
c 正
d 誤 同種の有効成分が配合された薬を併用すると作用が増強し、副作用が現れやすくなる。
タグ: 歯痛・歯槽膿漏薬