顔の各パーツ、各関節のポリゴンフローなど、いくつかの型がありますが、ほぼ定型化しています。そこからは、芸術というよりも、技術、あるいは数学の公式に近いものを感じます。もちろん、さらなる飛躍を目指して模索も続いていますが、新しい公式を探す数学者のようでもあります。
3Dモデルは、ポリゴンだけで成立しているわけではなく、ボーン、マテリアル、モディファイア、様々な処理もありますし、人間でも肌の色、髪型、服装、所持品などは千差万別で、それらを含めれば、完成品は完全な創作物です。ただ、「人間のポリゴンだけ」の場合、それだけで創作物と言えるのかどうか、微妙なところかもしれません。しかし、体型、皮膚の質感、表情などは創作者の個性が出るところでもあります。その基本となるのはポリゴンであることを考えると、ポリゴンだけでも創作物足り得るのかもしれません。
そんなところで堂々巡りするこの頃でした。
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