MVNOの老舗としてモバイル通信サービスを提供しているIIJ。最近は3つの料金プランで、フルスピードのLTEが使える「クーポン」を倍増したことが話題を集めている。そんなIIJが目指すのは「既存の通信キャリアに並ぶ存在」だ。詳しい戦略を聞いた。
インターネットイニシアティブ(IIJ)は、モバイル通信サービスを提供するMVNOの中でも老舗ともいえる存在だ。ドコモのLTEを利用できる「IIJmio高速モバイル/Dサービス」(IIJmio)では、データ通信サービスはもちろん、音声通話のプランも提供している。
IIJならではの取り組みとして、IIJmioには「クーポン」という仕組みを採用しており、クーポンをオンにするとドコモのフルスピードのLTEを利用できる。クーポンがオフのときは最大200kbpsに速度が落ちるが、75Kバイト以内のデータ転送については速度制限をかけない「バースト転送」を取り入れるなど、ユーザーが快適に通信できるよう配慮している。
10月1日からはIIJmioの全3プランで、料金は据え置きでクーポンの容量を2倍(またはそれ以上)に増やし、すかさずNTTコミュニケーションズも追随するなど、結果的にMVNO全般の料金をさらに動かすこととなった。
今回はそんなIIJの戦略を、ネットワークサービス部 モバイルサービス課 担当課長の佐々木太志氏と、プロダクト本部 プロダクト推進部の堂前清隆氏に聞いた。
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IIJ (2013-12-07)
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