きっかけは胆石症でした。
晩ご飯を食べた後に腹部に痛みが出始めました。
うーん。痛い…。
いつまで経っても痛い…。
痛みが取れる気配がなく、布団の中で夜通し唸っていました。
次の日、痛みはおさまっていましたが、夜通し痛みが続いていたためか、体が重い…
そして、ご飯を食べるとまた腹部に痛みが現れました。
さすがに耐え切れず、救急車を呼び、病院へ。
最初に採血をして、その後にエコー検査をしました。
血液検査をするとAST、ALTなどが異常に高い値になっていました。
AST、ALTなどは肝炎で肝細胞が溶け出した時に高い数値になるとのこと。
若い医師の方がいうには「肝炎」かもとのことでした。
エコー検査では、胆嚢に石が詰まっているとのことでした。
溝尾(みぞおち)付近が痛かったのですが、その医師がいうには胆石の痛みであれば右下の腹部に痛みが出るらしい。
しかし、次の日に年配の医師の方に診断してもらうと「胆石症」とのことでした。
胆嚢に石が充填しているらしく、それが引き金となり、肝臓へ悪影響を及ぼしているとのこと。
また、僕の場合、胆嚢に石が充填しているのに加え、胆管にも石も詰まっていました。。。
そして、手術をすることに。
腹腔鏡下手術で、胆嚢を取りました。
胆石症は、胆嚢を取らないと再発する可能性が高いらしい。
手術は、全身麻酔で約1時間〜2時間でした。
手術後は次の日から食事を開始しました。
(ちなみに手術までは、食事ができないため点滴となります。この期間が地獄です…食べたい…)
そのあと、徐々に食事のレベルを上げていきます。
胆嚢を取るだけなら入院〜退院まで約1週間程度ですが、僕はこの後、胆管の石を取るためさらに検査をしました。(腹腔鏡下胆嚢摘出術では、胆管の石は取れないとのこと)
胆管の石は、ERCPという方法を使います。胆管にくだを通して造影剤を入れて検査するそうです。
(胃カメラみたいなやり方でした)
ほいで網みたいなやつで石を取り出すらしい。
なお、胆管にくだを通すのには、十二指腸(胃の先にある)の乳頭を切る必要があるとのこと(胆管の入り口は狭い)。
また、胆管に注入する造影剤で、極まれに膵炎などを引き起こす可能性も。
検査/胃カメラという言葉から危険はなさそうかと思っていたらそうでもない…(怖い…ブルブル)
ERCPの後は、1日経った後に食事を開始し、徐々に食事のレベルを上げていきます。
腹腔鏡下手術とERCPでなんやかんやで2週間入院しました。
退院するときに自己負担で30万円ほど支払いました。(3割負担なので医療費は100万くらいかかっているのかな)
これから高額療養制度を申請しようと思います。
(たぶん、20万円ちょっとくらいはもどってくるかな)
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