2010年07月29日
鯛カブラバラシ対策 実釣の部 セッティング編
鯛カブラバラシ対策 実釣の部 セッティング編
さて、鯛カブラバラシ対策。
タックルの部、カブラの部と私の経験を元にお話を進めさせていただきました。
いよいよ ここからが最重要でございます。
せっかく掛けた鯛を絶対にバラしたくない"あなた!"じっくり読み進めてくださいませ。
鯛カブラにおいて、最重要はタックルでもカブラでもございません。
はっきり言ってセッティング。
あ、もちろんタックルもカブラも大事なことは間違いないですよ、
セッティング、ロッドの構え(後日)など、トータルバランスが大切なのです。
私と同じようにしていただけたならきっと満足な釣果になりますからね。
※ロッドがこれだと完璧でございます。
DAIWA SALTIST X’treme Bay Jigging Super Metal Top
で、セッティング。
リールのドラグの調整ですね。
これは人に言うと「何でそこまですんねん」って、理解に苦しまれると思います。
答えは釣果が物語りますから、ね。
他人は他人ほっときましょね。
信じる者は救われる、斜に構えてる人は読まないでね。
えらい自信持って書いてますけど、自信有りますねん。^^。
このセッティングで満足してもらった人増殖中ですから。
※初めて鯛カブラで釣りを始めた初心者からぼぶちゃんまで。
さて、ドラグはカタログでは◯kgとかいう数値で書かれてますね。
この釣り方オンリーで考えた場合何キロでもかまいません。
だって、ホントにずるずるですからね。
テンションを掛けるのは親指だ!
ただ、細かく調整できて精度の高さは必要だと思っています。
機能として欲しいのは段階調整の細かく出来るスタードラグ。
無段階調整の物は毎回ドラグ値が変わりますので、短期習得には不向きかな?
ドラグの調整ですが、私は次の通りにしていますよ。
まず、カブラをいったん着底させて数回巻き上げます。(根掛かり防止のため)
ここでドラグを調整します、潮の力とカブラの重さでラインが出て行く程度まで緩めます。
次に細かくドラグを閉めていきますが、その力はリーリングをしてやっとカブラが上がってくる程度。
あまりにスリップして上がってくるのは緩すぎます。
基本そんな程度。
これよりドラグを強くすると鯛への鈎掛かりが悪くなりますので。
では、なぜそんなにドラグが緩いのか?
これは鯛の捕食方法を考えた結果です。
鯛の口の中の様子、えらの様子を観察しましてね、
きっとこう食べているはず!っていうのを考えました。
鯛は青物のように強く吸い込みはしませんよね。
海底にある甲殻類なども食べたりしますよね。
だったら、チヌのようにガツガツ食いついてあの強力な歯でかみつぶそうとするわけですよ。
その食べ方にヒントを得たセッティングなんです。
カブラに鯛が食い付いたとき、フックの周辺を噛んでいるはずですよ。
何でそんなことがいえるのか?って?
カブラは小魚なんかを模していますが、ベイトを食べるときはまず弱らせる行動をとりますよ。
別にグーでどついてる訳ではないので、口でアタックしますよね。
どこに食いつけば相手が弱りやすいか?
猪木さんならご存じですよ、そう、延髄。
カブラ全体を見てください、カブラヘッドの根元ら辺が延髄あたりでしょ?
そのあたりにフックを持って行けば掛かりやすいですね?
そして食いついたときに変な方向の力が掛かっていると鯛が違和感を持ちますよね。
だからドラグをゆるゆるにして鯛に違和感を持たせないようにしています。
違和感を持たなければドンドンカブラを攻撃しますよね。
何度もガツガツっと。
このガツガツが手元に伝わるわけですよ。
そして魚信だけで終わった場合は違和感を持って止めたと言うわけ。
で、極力違和感を持たせないようにすると何度もガツガツをしてくれますね。
そうしているうちに鯛の口の中や、口の周りにフッキングされるわけです。
1本だけじゃなく暴れてくれれば2本とも掛かりますよ。
これは鯛の食い方を利用してフッキングすることも考えてのセッティングなんですね。
なのでフック編でご紹介した「ちょっと刺さりにくいけど刺さると抜けない」鈎が有効なわけですね。
ドラグのセッティングは"ずるずる"でなければなりませんよ。
補足
鯛のあたり方で鯛カブラのネクタイの先っぽからくちゅくちゅ噛んでくるって言われる方がいらっしゃいますが、
あれは間違いですからね。
なんでだ?っていうと、理由はこうですよ。
陸上で実験してみれば解りますね。
竿先から真っ直ぐ20mラインを出して、ネクタイの先っぽを伸びるだけひっぱてみてください。
何の反応も出ませんから。
陸上でこれですから潮の抵抗を受ける海中だと言うに及ばずですよね。
20mラインを出せない方は足下で実験しても結果は同じなのでおためしください。
鯛は相当に獰猛な魚なのであたってくるときは結構攻撃的なことしてます。
以上、セッティング編でございました。
よよよよ、さらに厳しくなってございますよ。
←お帰りの際にはおひとつポチいただけると嬉しいでございます。
さて、鯛カブラバラシ対策。
タックルの部、カブラの部と私の経験を元にお話を進めさせていただきました。
いよいよ ここからが最重要でございます。
せっかく掛けた鯛を絶対にバラしたくない"あなた!"じっくり読み進めてくださいませ。
鯛カブラにおいて、最重要はタックルでもカブラでもございません。
はっきり言ってセッティング。
あ、もちろんタックルもカブラも大事なことは間違いないですよ、
セッティング、ロッドの構え(後日)など、トータルバランスが大切なのです。
私と同じようにしていただけたならきっと満足な釣果になりますからね。
※ロッドがこれだと完璧でございます。
DAIWA SALTIST X’treme Bay Jigging Super Metal Top
で、セッティング。
リールのドラグの調整ですね。
これは人に言うと「何でそこまですんねん」って、理解に苦しまれると思います。
答えは釣果が物語りますから、ね。
他人は他人ほっときましょね。
信じる者は救われる、斜に構えてる人は読まないでね。
えらい自信持って書いてますけど、自信有りますねん。^^。
このセッティングで満足してもらった人増殖中ですから。
※初めて鯛カブラで釣りを始めた初心者からぼぶちゃんまで。
さて、ドラグはカタログでは◯kgとかいう数値で書かれてますね。
この釣り方オンリーで考えた場合何キロでもかまいません。
だって、ホントにずるずるですからね。
テンションを掛けるのは親指だ!
ただ、細かく調整できて精度の高さは必要だと思っています。
機能として欲しいのは段階調整の細かく出来るスタードラグ。
無段階調整の物は毎回ドラグ値が変わりますので、短期習得には不向きかな?
ドラグの調整ですが、私は次の通りにしていますよ。
まず、カブラをいったん着底させて数回巻き上げます。(根掛かり防止のため)
ここでドラグを調整します、潮の力とカブラの重さでラインが出て行く程度まで緩めます。
次に細かくドラグを閉めていきますが、その力はリーリングをしてやっとカブラが上がってくる程度。
あまりにスリップして上がってくるのは緩すぎます。
基本そんな程度。
これよりドラグを強くすると鯛への鈎掛かりが悪くなりますので。
では、なぜそんなにドラグが緩いのか?
これは鯛の捕食方法を考えた結果です。
鯛の口の中の様子、えらの様子を観察しましてね、
きっとこう食べているはず!っていうのを考えました。
鯛は青物のように強く吸い込みはしませんよね。
海底にある甲殻類なども食べたりしますよね。
だったら、チヌのようにガツガツ食いついてあの強力な歯でかみつぶそうとするわけですよ。
その食べ方にヒントを得たセッティングなんです。
カブラに鯛が食い付いたとき、フックの周辺を噛んでいるはずですよ。
何でそんなことがいえるのか?って?
カブラは小魚なんかを模していますが、ベイトを食べるときはまず弱らせる行動をとりますよ。
別にグーでどついてる訳ではないので、口でアタックしますよね。
どこに食いつけば相手が弱りやすいか?
猪木さんならご存じですよ、そう、延髄。
カブラ全体を見てください、カブラヘッドの根元ら辺が延髄あたりでしょ?
そのあたりにフックを持って行けば掛かりやすいですね?
そして食いついたときに変な方向の力が掛かっていると鯛が違和感を持ちますよね。
だからドラグをゆるゆるにして鯛に違和感を持たせないようにしています。
違和感を持たなければドンドンカブラを攻撃しますよね。
何度もガツガツっと。
このガツガツが手元に伝わるわけですよ。
そして魚信だけで終わった場合は違和感を持って止めたと言うわけ。
で、極力違和感を持たせないようにすると何度もガツガツをしてくれますね。
そうしているうちに鯛の口の中や、口の周りにフッキングされるわけです。
1本だけじゃなく暴れてくれれば2本とも掛かりますよ。
これは鯛の食い方を利用してフッキングすることも考えてのセッティングなんですね。
なのでフック編でご紹介した「ちょっと刺さりにくいけど刺さると抜けない」鈎が有効なわけですね。
ドラグのセッティングは"ずるずる"でなければなりませんよ。
補足
鯛のあたり方で鯛カブラのネクタイの先っぽからくちゅくちゅ噛んでくるって言われる方がいらっしゃいますが、
あれは間違いですからね。
なんでだ?っていうと、理由はこうですよ。
陸上で実験してみれば解りますね。
竿先から真っ直ぐ20mラインを出して、ネクタイの先っぽを伸びるだけひっぱてみてください。
何の反応も出ませんから。
陸上でこれですから潮の抵抗を受ける海中だと言うに及ばずですよね。
20mラインを出せない方は足下で実験しても結果は同じなのでおためしください。
鯛は相当に獰猛な魚なのであたってくるときは結構攻撃的なことしてます。
以上、セッティング編でございました。
よよよよ、さらに厳しくなってございますよ。
←お帰りの際にはおひとつポチいただけると嬉しいでございます。