今日はこちらの本をご紹介します。
タイトルから察するに糖質制限の本なのかなとずっと思っておりました。
果糖が体に良くないという事を言いたいのはこのタイトルだけでも十分に伝わってきますね(笑)
ただ、読んでみた感想としてはこの本はただの糖質制限を推奨する本ではないなという事。
そんな本は最近は大量に量産されていますが、この本の書いている結論は若干違う。
もちろん果糖は食べるなという事は同じなのですがそれ以外にも重要なことがあったのです。
ただ糖質を取らないだけで良いというほど人の体は単純ではないという事。
実は、このことは私も実体験としてそんな気がしています。
私も糖質制限はしているのでわかるのですが、糖質制限しているからほかの食べ物をどんだけ何を食べてもいいというのは間違っているよなとはずっと思っていました。
ただね・・・
長い・・・
結論までが長い・・・
私は電子書籍で読んでいるのですが実際の紙の本を見ていただくとその分厚さにびっくり(笑)
外国の方の本を読むといつも思うのですが、参考の事例の紹介が多いし結構それがグダグダ長くなる理由になっていたりする。
もちろんそれがわかりやすさにも繋がってくるのでしょうがそれにしても長かった(´・ω・`)
さてこの本の中で述べられている最終的な結論としては
・果糖の摂取を極力少なくすること
・食物繊維をできるだけ多く取ること
・運動すること
が挙げられています。
結論だけ見ると普通(笑)
そして食べない方がよい食べ物も
・精製された炭水化物
・ジュース
・基本的に果糖
私自身まだ読み込みが足りない部分もあるのですべてを説明することはできないのですが太るメカニズムについてこの本では事細かに詳細が記載されています。
一般的なインスリンの話というのも出てくるのですがそれよりも 私が面白いなと思ったのは脂肪と糖質を同時に摂取するようになってからメタボ症候群が見られるようになった というところです。
人は脂肪でも太るが脂肪だけではそこまで貯蓄されることはなかった。けれどもそこに糖質を一緒に摂取するようになって人の許容量を超えるようになったというのだ。
なるほど面白い(* ̄- ̄)
糖質の取りすぎももちろん悪いが、糖質と脂質を同時に摂取することも肥満の原因の一つだったのだなという新しい気づきがありました。
だからピザとか天ぷらとかはダメなんだな〜( ゚ ρ ゚ )ボー
しかも同じ脂質といってもオメガ3と6じゃ意味合いは全然違うしトランス脂肪酸は当然体に良くないから太る元だし。
結局のところ糖質制限していれば後他はなんでもいいという考え方はやはりデブの元だな と思うのです。
まず、この本を読んでいて思うのはとりあえず 「砂糖」の使用は止めよう と思うところ。
砂糖は脂質代謝経路と糖質代謝経路どちらも使うためやはり最も太る原因になる。
また、 果糖を取ることの最大の問題は食欲の制御が一切できなくなる というところ。
本来であればインスリンやレプチンといったホルモンが体の食欲を制御していくものですが果糖はそれを狂わしていく。
結果いくら食べても満足しない体が出来上がる。
つまり本書の題名の通り果糖中毒になる。
コッ、コワ━━━━━(((( ;゚Д゚))))━━━━━━ッ!!!
それを防ぐのが食物繊維らしい。
食物繊維いっぱい食べよう・・・・
だから同じ炭水化物でも精製された白い炭水化物は体に悪いが茶色い食物繊維の多い炭水化物は体に害が無いらしい。
確かに甘いものを食べるともっともっとって欲しくなる。
正直内容が多すぎてうまく説明できないけれどとても得るものは多かったなと思います。
もう少し読み返して知識を付けていこうかなと思います。
糖質制限に疑問をもっている方やダイエットに悩んでいる方は一度読んでみることをお勧めします。
では(´∀`*)ノシ バイバイ
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