「あっ「やりがい」とかいらないんで取りあえず残業代下さい」著 日野瑛太郎
この本は本来は入社したばかりの社員など若手社員向けの本だと思います。
しかし、この本こそ私は管理職世代に読んで欲しいと思っています。
この本の内容は恐らくある一定以上の年齢の方達が読むととてもイライラすると思います。
やる気がないとか最近の若い奴は考え方が甘いとかそう思われるかも知れません。
しかし、この本は現代の若手が皆感じている日本の労働環境のおかしい所をまとめています。
どの働き方が正しいかは人それぞれだと思います。
いろんな考え方があるという参考になるのでは無いかと思います。
社畜と言う言葉があります。
これは会社から奴隷のように使われている会社員の事を侮蔑する言葉です。以前はない言葉ですがだいぶ浸透しました。
社畜とは会社の言いなりと言うだけでなく、自分の生活を会社に完全に預けてしまっているという事でもあります。
会社が生活の全てですからプライベートを犠牲にして残業や休日出勤をすると言う形です。
会社に尽くすから自分の生活の面倒を見てもらおうと言うスタンスです。
最近の若者は違います。
仕事は会社との契約の範囲内で行い、プライベートを大切にします。
なぜなら価値観が違うから。
この違いが良いか悪いかはあえて考えないでいましょう。
ただ、そのように考える人がいると分かればコミュニケーションが取りやすくなるかと思います。
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