アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2020年06月05日

卒業論文のテーマを考える‐課題の選びかた






卒業論文の制作では、資料は第一資料を使うこと。原則、まだだれも研究していないテーマで行うことが求められた。

卒論のテーマを考えると、古典、漢文、外国語が苦手な私にも唯一得意な言語がある事に気づいていた。

その言語を使うことでしか、四年で卒業する道は残されていなかった。その言語は小学生でも一般的には得意な言語で、現代日本で使われている日本語の事である。日本語ができれば、人生なんとかなる、この時そう思った。

なんとか、近代の文章からは読めるようになっていたので、第一文献を読むことができる、日本近現代史で卒業論文を書くしか方法が残されていなかった。

当時の私は日本近現代史にはそれほどの興味と関心は無かった。今思えば、愚かで無知、歴史のことなど薄い知識でしか知らない人間であった。

日本近現代史にそれほど関心がなかった理由は、第二次世界大戦のイメージが強く、日本は敗戦国家で、中国、朝鮮、東南アジアなどで極悪非道な悪いことばかりして、ナチスドイツと組んで世界を混乱させる悪の根源的な負のイメージしかなかった。その為に近代史にはあまり興味は持てなかった。

しかし、違う見方をすると、欧米列強のアジア支配に対して日本がアメリカやイギリスと戦った。この戦争はいわば、アジアの解放の為の戦いであるという視点が存在している。むしろ、世界を混乱へ導いていたのが、アメリカやイギリスを中心とした欧米列強の帝国主義にある事に気づかされた。

近現代史を深く研究して、勉強していく内に、これまで持っていたイメージが一方的なイメージにしか過ぎず、様々な視点が存在している事を知り、歴史の奥深さを痛感していく事になる。

どのような歴史であっても、様々な説が存在していて、絶対が無い。二次世界大戦でいえば、なぜ、日本が中国やアメリカ、イギリスなどを相手に戦争をしなければいけなかったのか、その理由を探っていくと、そこには今まで見えなかった新たな視点が隠されている事に気付いたのである。

資料が豊富に現存しているが為にロマンや空想では語れない近現代史、だからこそ、一言では語れない、多様な真実が近現代史には存在している。










この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9517309
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
真田マサオのサイト特集
世界が君を待っている日本語教師と日本大学通信教育部英文学‐graduate shcoolに入学編The world is waiting for you
★倒産、無一文、闘病生活から高校教師になった真田マサオの総合案内サイト
★高校教師の仕事や日常をレポートします。
★現代社会に異論を唱える
★写真集‐職業適性検査でカメラマンが向いているとの診断
★一年中本ばかり読んでいる真田マサオの本屋さん
★天皇に関する特集
★茶道‐お茶を点てる行為が芸術にまでなった謎を探っていこう
★卒業率10%未満の難関通信制大学を4年で卒業、教員免許も同時に取得する方法
★「教科書に載らない歴史の真相に迫る教育実践」サイト案内ページ
サイト案内
★4年で卒業できるリポートの書き方
★単位修得試験に合格できる方法
★卒業論文を攻略しよう
合格できないリポートの対処方法
合格できない単位修得試験対策
単位の習得方法について
★サイト管理者ってどんな人
通信制大学のメリットを紹介
通信制大学生の日記
退学者が多い通信制大学の実態とは
日本史のリポート集
教職課程のリポート集
一般教養のリポート集
世界史のリポート集
思想宗教のリポート集
★カテゴリー案内、このサイトの詳しい案内はここから検索するのが便利
ファン
検索
<< 2023年11月 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
真田まさおさんの画像
真田まさお
法政大学文学部史学科通信教育部を4年で卒業して、同時に教員免許も取得した。現在は高校教師教師として、働いています。
日別アーカイブ
Powered by RSSリスティング
RDF Site Summary
にほんブログ村 大学生日記ブログ 通信大学生へ
にほんブログ村
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: