高校時代の事を思い出していた。
「社会科だけできても駄目、漢字が大事だからその勉強をしておかないとこれからの人生で困るよ」
とよく高校時代の担任の先生に言われた。
その頃の私は漢字なんて書けなくても人生には困らない、古典なんて今後の人生で使う事もないと思っていたので、この先生何を分けの分からない事を言っているのかと思っていた。今思えば本当に馬鹿で愚かな世間知らずの高校生だったと思う。
もし、今その頃の自分に会えるなら、おもいっきりひっぱたいていたと思う。もう少し、古典や漢字をしっかりと学習しておけば困ることはなかったと、高校生までの自分に言いたいが、今となっては後の祭りである。
私が歴史に興味を持ったきっかけは、ファミコンソフトの信長の野望をプレイした事である。そこから、日本の戦国時代に大変興味を持ち、続いて、三国志のファミコンソフトをプレイしてからは中国の三国志にも興味を持った。その延長で、歴史が好きになり、現在は歴史を教える高校教師として仕事をしている。
大学に入学した当初は大好きな日本史の戦国時代か中国の三国志の研究をしたいと思っていたが、古文書と漢文の壁に阻まれて、日本の戦国時代と中国の三国志の研究を行うのを断念した。授業の中で古文書の単位と漢文の単位を取るだけで精一杯だった。それ以上の研究は私のこの時の能力では到底無理があった。
自身の現時点の能力で研究できるテーマを探すことが急務となった。
古文書をマスターするという選択肢もあったが、それ以上に、高校教師になることが自分にとっては優先事項であった。
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