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2度目の決勝進出を決めたグランマ、相手チームを待つ
1月11日(木曜日)以降グランマはキューバ野球リーグ決勝戦での相手チームを待っている。この時点ではすでに相手チームは決まっているものと多くの人が考えており、彼らはいわゆる「チャンピオン・フラッグチーム」、つまりインドゥストゥリアレスについて話していた。
実際、インドゥストゥリアレスはラティーノアメリカーノ球場でラス・トゥナスとの対決を終えるかにみえたが、しかしラス・トゥナスは第4戦で驚異的な勝利をおさめ、その後の第5戦では敗れたものの、本拠地に戻ってのシリーズ続行を実現させた。
1月16日の火曜日にインドゥストゥリアレスがフリオ・アントニオ・メジャ球場で勝てばグランマの相手が決まることになる。反対に敗れれば、水曜日まで待たねばならず、どちらの場合であっても決勝戦は3日後に開始される。
キューバ東部の県グランマでは多くの人たちが、カルロス・マルティ率いるグランマチームにとってどちらのチームがより戦いやすいか話題にしている。筆者が考えるには、どちらのチームもてごわいが、ラス・トゥナスとの決勝戦のほうがでフェンディング・チャンピオンのグランマにとって比較的やりやすいと思われる。
通常ラウンドでグランマがラス・トゥナス相手に7勝5敗と勝ち越したからというだけの理由でそう書いているのではない。ラス・トゥナスのプレースタイルはグランマチームには与しやすいのだ。
ラス・トゥナスには警戒すべき打撃陣がいるが、インドゥストゥリアレスほど戦術を駆使しない。加えて、準決勝ですでにプレッシャーを受けているかのように見える選手たちがいた。インドゥストゥリアレスに2回勝たねばならないという状況ではその緊張はさらに高まるはずだ。
しかしラス・トゥナスとの決勝戦は、たとえば、投手陣により多くの仕事を課すことになる。ご存じのように休養日が1日だけになるからである。かつグランマチームには数字上投手陣の数がより少ない。そのことは4人目の先発投手の活用も生じさせるが、カルロス・マルティ監督には現在3人の先発陣しかいない。ラサロ・ブランコ、ウルフリード・ガルシア、アライン・サンチェスである。
4人目となるのはヤニエル・ゴンサーレスかもしれない。マタンサスとのプレーオフには登板する必要がなかった選手である。
グランマが通常ラウンドで5勝7敗と負け越したインドゥストゥリアレスは、ラティーノアメリカーノ球場ではとても意欲的で輝いており、その勝利への渇望は試合の進捗とともに増え続ける。ラティーノアメリカーノ球場での4試合がどちらにとってもひじょうに大きなテストを意味することを疑う者はいない。
「3個のバルブの蓋」(注)が対戦結果に影響すると考える人たちもいるが、カルロス・マルティ監督はその瞬間がやってくることに自信を見せた。「選手たちの多くはキューバ代表チームのメンバーであり、最高レベルでプレーしてきた選手たちだ。ラティーノ球場で彼らが慌てるとは考えるべきではない」、と彼は数日前に私に語った。
*注:グランマでの試合数が3試合であることか?
インドゥストゥリアレスは間違いなく最大の強敵だろうが、移動日が2日間になるということも考慮すべきである。その場合は投手陣がより長く休めることになりグランマチームにとっては有利になる。
いずれにしても、アルフレド・デスパイネが言ったように、「心配すべきはほかのチームである。なぜならわれわれはディフェンディング・チャンピオンなのだから」。相手チームがラス・トゥナスであれインドゥストゥリアレスであれ、その王座を争って全力で再度戦うだろう。
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Las Tunas o Industriales, ¿cuál rival conviene más a los alazanes?
http://www.cnctv.icrt.cu/2018/01/16/las-tunas-o-industriales-cual-rival-conviene-mas-a-los-alazanes/