フレデリク・セペダ満塁本塁打中軍が2連勝キューバ野球特別シリーズ2日目: cubanews@blog キューバ･ニュース@ブログ

フレデリク・セペダ満塁本塁打　中軍が2連勝　キューバ野球特別シリーズ2日目

今回の新リーグはすぐれた準備になるとセペダは考えている

キューバ野球の特別シリーズ2日目は、サンクティ・スピリトゥスのフレデリク・セペダの活躍で、中軍が西軍を9対5で破った。

サンティアゴ・デ・クーバのギジェルモン・モンカダ球場での試合で、5対4で迎えた7回2死満塁の場面で、本塁打を放ったセペダはACNの取材に対して、「とてもよい感じで打てている。この新トーナメントは特に若い選手たちにとってすぐれた準備になる」、と答えた。

この両チームに西軍を加えた三つ巴戦は、7月に開催されるバランキージャでの中米カリブ選手権の制覇を目指すキューバ代表候補を選ぶための戦略である。

キューバ代表監督のカルロス・マルティは、競い合う選手間に見事な強さの混合があり、ひじょうに詳しい分析をおこない、さまざまな戦術をたてるのに有効である、と語った。

あまり知られていない若い選手を特に観察している、とグランマを率いキューバリーグ二連覇を果たした王者監督は強調した。

中軍の監督ロヘル・マチャドは、この三つ巴戦はとてもいいアイデアであり、これまでの代表選考では決して見られなかったすぐれたチェックの場である、と語った。

10年になる監督キャリアのなかで、こんなに大きな身体能力と野球の才能を持った若者たちを持ったことはなかった、とマチャドは述べた。シエゴ・デ・アビラを率い数度キューバリーグを制覇しているマチャドは、自身はじめは選手として、そのあと監督として、国際大会の経験もある。