フレデリク・セペダ
キューバ野球特別シリーズ3日目、今週日曜日(3月25日)におこなわれた中軍対西軍の試合は、前日に引き続きフレデリク・セペダの活躍で中軍が西軍を11対7で破った。
セペダはACNの取材に対し、「つねに良い打撃ができるよう準備をしている。どの打席も大事だから。」、と語った。
今回のトレーニングと試合が合わさったトーナメントは練習し競い合うモチベーションになっており、われわれ全員が成長するための実戦システムである、と37歳のベテラン選手セペダは話した。きのうの試合で満塁本塁打を放ったセペダは、きょうのサンティアゴ・デ・クーバのギジェルモン・モンカダ球場でも、逆転となる3点本塁打を放った。
きょうの試合では両チームあわせて8失策と14四球で、勝ち投手はアライン・サンチェス、負け投手はロイ・エルナンデスだった。中軍の監督ロヘル・マチャドは、このリーグはもう少しあとから始められたのではと考える人たちもいるが、キューバ野球のすぐれた部分が集まっており、偉大な発案だ、と語った。
「選手は試合ができ、若い選手たちはベテラン選手の助言を得ることができる。3チームにはすぐれたコーチ陣がおり、野球コミッションのスコアラーのほか、ヘルマン・メサら卓越した元選手やトレーナーも加わり、多くの貢献をする。」、と元シエゴ・デ・アビラ及び代表チーム捕手のスター監督は強調した。
この三つ巴戦システムは今後毎年磨き上げられねばならないし、初めての試みである今回多くの教訓が引き出されるだろう、とマチャドは述べた。
中軍はここまで一人勝ちしており、3勝0敗でトップに立っている。東軍は0勝1敗、西軍は0勝2敗。西軍はきょうの試合で7人の投手を浪費した。
全国をめぐるこの特別シリーズの序盤は、今週の木曜日はグランマ、金曜日はオルギン、土曜日はグランマに戻り、日曜日はラス・トゥナス、というスケジュールで進む。
このシリーズは6月の初旬まで続けられる。7月にコロンビアで開催される中米カリブ選手権の制覇を目的としたトレーニングシリーズである。
Con ayuda de Cepeda, Centrales lidera Serie Especial de Béisbol
http://www.escambray.cu/2018/con-ayuda-de-cepeda-centrales-lidera-serie-especial-de-beisbol/