ブラディミール・バーニョス、見事なピッチングを見せる
Cubadebate、2018年7月21日、Joel García記者、Ricardo López Hevia記者
カルロス・マルティ監督はビジャ・クララのフレディ・アシエル・アルバレス(昨日の本欄で報じていた)に代えてブラディミール・バーニョスを先発に起用し驚かせたが、「最後の段階でわれわれは、ブラディミール・バーニョスがパナマ打線の調子をうまくはぐらかすと判断したが、彼のきょうのピッチングは、この判断が正しかったことを証明してくれた。」、と監督は説明した。昨日勝利したメンバーによるラインナップと、中継ぎと抑えに一人ずつという戦略は維持され、今回中継ぎにヨアンニ・ジェラ、抑えにはライデル・マルティネスが起用された。
キューバの得点は初回だった。ヨルダン・マンドゥレイが四球を選び、ユリスベル・グラシアルが安打で続き、フレデリク・セペダが三振したとき、危険なダブルスチールの形になったが、それがホセ・カマレーナ捕手の悪送球を誘い、マンドゥレイがこの試合初の、そして唯一となる得点をあげた。
心配になったのは、5回のまだ一死満塁の場面で、ギジェルモ・アビレースとヨルダニス・サモンが続けて凡打し、得点をあげられなかったことである。われわれはいつになったらキューバ代表チームの適時打の不足をなくすことができるだろうか。なぜかわからないが犠飛が忘れ去られているのだ。
きょうの試合でもっともすぐれていたのは双方の投手陣だった。パナマの投手陣(ガブリエル・ラモスとアブラハム・アテンシオ)は6三振を奪い、打たれたのはわずか5安打だった。もっとも無防備だったのは四球で5個を献上した。一方キューバは、9回に登板したライデル・マルティネスが2死後に2連打を許しながらも三振でピンチを切り抜け、今大会初セーブをあげた。
「神経質になる箇所はなかった。両チームの投手陣がすばらしく、とてもよい試合だった。われわれにとっては連覇という目標におけるさらなる一歩になった。選手たちにプレッシャーはまったくない。」、と話したマルティ監督は、日程最終日に予定されているコロンビア戦にむけての日程調整の可能性を否定した。
きょうのキューバ打撃陣で安打を放つことができた選手は、ヨルダニス・サモン(4打数2安打)、カルロス・ベニテス(1打数1安打)、ユリスベル・グラシアル(4打数1安打)、ヨスバニ・アラルコン(4打数1安打)だけだった。キューバチームの第三戦は、今週日曜日(7月22日)の夜8時(現地時間)、プエルト・リコを相手におこなわれる。
ヨルダン・マンドゥレイ、この試合唯一の得点
ヨルダニス・サモン、チーム唯一2安打を放つ
キューバ、最少得点でパナマに勝つ
エドガル・レンテリーア球場の強い日差しと少ない観客
キューバ対パナマ キューバTV
Béisbol cubano en Barranquilla-2018: Victoria con susto (1-0) ante Panamá
http://www.cubadebate.cu/noticias/2018/07/21/beisbol-cubano-en-barranquilla-2018-victoria-con-susto-1-0-ante-panama/#.W1PtxtIzbIV