ヤディアン・マルティネス・ペレス
Trabajadores、2018年9月16日、 Joel García León記者
今季は先発として7回登板し、4勝1敗、WHIP1.13、相手打線を.217に抑えているキビカン生まれのこの若者は、子どものころからの理想の投手としてサンティアゴのノルヘ・ルイス・ベラをあげ、キューバ代表のユニフォームをすぐに着るという夢を抱いている。
- 今季の好調さの要因は何でしょうか。
U23リーグを好調にスタートしたが、ひじを負傷して最後まで活動できなかった。回復のためのトレーニングをしっかりおこなったが、チームに入ったときには別のことは何もしなかった。ただ、いっそう規律正しく、集中し、与えられるアドバイスや教えをひとつひとつ聞いた。
- あなたが選手として成長するなかで鍵となった人は誰ですか。
まず第一に、マキシミリアーノ・レジェス(故人)に感謝しなければならない。私は彼から多くのことを教わった。彼はキビカンにおけるとても偉大な投手で、キューバ代表でもあり、いつも私を助けてくれた。またこの前までマヤベケにいたある投手からも学んだ。ヤニエル・フェルナンデスだ。いつも彼を見て、いろんなことを尋ね、それは役に立った。
- マウンドのあなたに見られる集中は、どのように得ていますか。
もしすぐれた制球があるなら、集中の第一要素は持っていることになる。私はそのこと(53回1/3で19四球)に重きを置いている。また観客のことは気にしないこと。ラティーノアメリカーノ球場でのように、彼らには好きなことを叫ばせておく。
- 今季はマヤベケが二次ラウンド進出する年になれるでしょうか。
われわれはいいスタートを切り、6連勝もしたが、いまは物事があまりよく進んでいない。少なくとも進出チーム決定戦には加われるよう最後まで闘う。投手陣がつねにわれわれのアキレス腱であることは確かだが、改善し、この念願の進出を達成するよう目指している。
- 投手は打つ必要がある、という考えにどこまで同意しますか。
私は9〜10歳カテゴリで二塁手としてスタートし、そのあと13〜14歳カテゴリで投手に変わった。ときどき他の地域のリーグではまだ打つことがある。打撃を学ぶことはとても重要だと考えている。なぜなら私がピナール・デル・リオに行ったときにコルティーナ先生がわれわれに話したように、そのことが各投球をよりよく考えることに役立つからだ。間違いなく、より良い投手になるには何度も打撃の経験を経なければならない。
-短期的な目標や夢は。
現在は今季の二次ラウンドに進むこと。わがチームか、または補強として。そのあとキューバ代表のユニフォームを着てみたい。そのために、大きな存在となるよう、毎日努力している。
- 現在の先発の役割と、以前のリリーフとではどちらが好きですか。
チームに入ったときからリリーフだったが、自分はそれが好きじゃなかった。監督にそのことを伝えて、今年先発の役割を与えられた。この先発という役割は回復に多くの時間がとれる。リリーフのときにはそれがない。
- 名声をいまどのように引き受けていますか。
私は以前のままだ。友人たちや、通りで初めて私を呼び止める人たちとも、おしゃべりをし、仲良くしている。キビカンのグイロ・ブランコの少年であり続けている。そこに私の心はあるんだ。
ヤディアン・マルティネス インタビュー
Yadián, el huracán de Quivicán
http://www.trabajadores.cu/20180916/yadian-el-huracan-de-quivican-video/