Radio Habana Cuba、2019年2月24日、PL
昨日、ワシントンや何人かの大統領たちの支援を得て反政府派は、ベネズエラ領土への「人道支援」物資の搬入口の強化を企んだが、その真の狙いはベネズエラを侵略するための入り口を作り上げることだった。
カラカスでの大規模集会において憲政大統領ニコラス・マドゥーロは、「人道援助」の背後にはベネズエラ侵略計画があるとして、防衛を怠らないよう国民に訴えた。
キューバのミゲル・ディアスカネル議長は、自身のツイッターアカウントで、帝国主義はベネズエラに対する計画をあきらめていない、という見方を示した。
ボリビアからは、最高指導者のエボ・モラレスが、ベネズエラにおける独立防衛は、ラテンアメリカ諸国民全体の闘いである、と述べた。
一方、前大統領候補で「コロンビア・ウマーナ」(人間的コロンビア)運動の指導者グスタボ・ペトロは、自称臨時大統領のフアン・グアイドーが軍事介入の可能性に言及してあらゆる選択肢をオープンにするよう呼びかけたことを非難した。
チリの国会議員や元外交官たちは、チリ、コロンビア、パラグアイの各指導者たちが「人道支援」物資の搬入をおそらくは支援するためにベネズエラとの国境クカタまで行って晒した姿を「嘆かわしい光景」と形容した。
この点について、チリの上院議員で元国連事務総長のホセ・ミゲル・インスルサは、これは政治的作戦であり、人道的活動ではない、と警告を発した。
インスルサは、駐コロンビアの米国大使館の情報を引用し、それによると、人道支援物資として集められた食料品はわずか5000人の10日分に過ぎなかった。
ホワイトハウスによる経済制裁と封鎖にかぎっても、ベネズエラはおよそ300億ドルの損害をこうむっている。
今週土曜日(2月23日)の失敗した企みのあと、米国の国務長官マイク・ポンペオはベネズエラを軍事攻撃で脅迫し、ニコラス・マドゥーロ憲政大統領の政治生命はカウントダウンをつげている、と発言した。
これに対してベネズエラのホルヘ・アレアサ外相は、ポンペオは戦争のための口実を探して必死になっている、と語った。
ウィリアム・カスティージョ外務副大臣のインタビュー(テレスール、2019年2月23日)
Fracasa provocación contra Venezuela, pero la amenaza sigue latente
http://www.radiohc.cu/noticias/internacionales/184352-fracasa-provocacion-contra-venezuela-pero-la-amenaza-sigue-latente