キューバチーム優勝
JIT、2019年9月8日、Lisset Isabel Ricardo記者
キューバチームは米国を3対1(25-18, 21-25, 25-20, 25-20)で破り、予選ラウンド6戦中唯一の敗北となったストレート負けの雪辱をした。
大会公式サイトによると、キューバはこの試合でアタックポイント(46対34)とサービスポイント(10対5)で上回り、一方米国チームはブロックポイント(11対7)でリードし、アンフォースドエラー(34対33)では1点多く献上した。
14人の相手チームに対しキューバは9人だけだったが、攻撃陣ではオスニエル・メルガレホとミゲル・アンヘル・ロペスがともに15得点で先頭に立ち、これにロベルトランディ・シモン(14得点、うちサービスエースが4点)とマルロン・ヤント(12得点)が続いた。
米国ではトレイ・デファルコとカイル・エンシングが12得点で、2桁得点をあげたチーム唯一の選手となった。米国は8月のFIVB予選会のひとつでの優勝によりすでに2020年東京五輪出場権を持っている。
一方キューバは、米国コロラドスプリングス市で先日開催されたチャンピオンズカップを制し、来年1月のNORCECA五輪予選大会出場権を確保した。
キューババレーボール連盟(FCV)の技術者育成プロジェクトの一環として今回監督に選ばれたヨスバニ・ムニョスは、喜びを表現し、「1位を争うためにここにやってきて、それが達成された。われわれのチームはサーブがひじょうに強力で、レシーブもとてもいい結果を出し、アタックが良かった」、と語った。
監督はまた、これから選手たちはそれぞれのクラブチームとの契約を履行しに行くと述べた。「12月にまた集まることになる。1月の予選に向けたトレーニングを始める。」
FCVのアリエル・サインス会長は本紙に対し、今シーズン終了時における今回の勝利は大きな意味がある、と語った。「何よりも今回の選手たちと首脳陣は称賛に値する。同時に連盟の作業チーム、国立学校、スポーツ当局による、われわれのすべてのプロジェクトを前進させるための支援に感謝する。」
「われらの選手たちは正しい次元で認識しており、試合ごとにミゲル・ディアスカネル・ベルムーデス国家評議会・閣僚評議会議長がツイッターで投稿した励ましのメッセージと、チームの将来についての信頼に対し、とても鼓舞されてきた」、とサインス会長は述べた。
「われわれには東京五輪出場という確固とした使命があり、このために自身のリーダーシップと献身をふたたび始めたロベルトランディ・シモンのような、若手選手への貴重な支援がある」、と会長は話した。
NORCECA大会最終日のほかの試合結果は、カナダがメキシコを3対0 (25-14, 25-18, 25-12)で破り銅メダルを獲得し、一方ドミニカ共和国はグアテマラに3対1(28-30, 25-13, 28-26, 25-19)で勝ち6位で終えた。
来年1月の五輪予選にキューバとともに出場するのは、まさにこのカナダとメキシコであり、今回5位で終えたプエルトリコも加わる。
キューバ対米国 NORCECA大陸選手権決勝戦(2019年9月8日)
Cuba derrotó a Estados Unidos y ganó el Norceca de Voleibol
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=122924