フリオ・セサル・ラ・クルース 世界選手権5度目の優勝 キューバ今大会3個目の金メダル

Julio Cesar La Cruz Oro 2.jpg
フリオ・セサル・ラ・クルース

JIT、2021年11月6日



ラ・クルース(92kg級)は、イタリアの Aziz Abbes Mouhiideneの身長とリーチによる攻撃を乗り越える名人芸を見せ、試合が進むにつれて相手を追い詰めていき、見事に締めくくり、4対1で判定勝ちした。

こうしてカマグエイのスター選手ラ・クルースは、91kg級を6度制覇し世界大会史上最多優勝を誇る同じくキューバ選手のフェリクス・サボンの記録にあと1回に迫った。

セルビア首都での今大会から始まった13階級制のフォーマットにより、東京五輪で戦ったときの体重から1kg増やすことを強いられたラ・クルースは、ほぼ比類のない、パンチし、かわし、動きまわる力を維持している例外的な存在であることを証明した。

ラ・クルースにとって今回のスターク・アリーナでの優勝は、2019年のエカテリンブルク大会で逃した王座との再会となり、史上80個目の金メダル獲得となった。

きょう土曜日は、アンディ(63.5kg級)も複数の理由でニュースになった。トルコのKerem Ozmenを完封する有効な働きにより5対0の判定で勝ち、世界選手権3度制覇を果たし、今大会の最優秀技術選手賞を受け取った。

同じく五輪覇者であるマタンサスのアイドル、アンディ・クルースは、実績あるスター選手たちのなかでの自身の安定性を確実なものにし、世界選手権で3度の優勝を果たした6人目のキューバ選手となった。

この土曜日の歓喜は、昨日のカマグエイのヨエンリス・エルナンデスによる金メダル獲得に続くものである。エルナンデスは、銅メダルを獲得したオスベル・カバジェーロ(57kg級)とエリク・ルイス(86kg級)など、さらなる能力を示した初出場選手たちのリーダーになった。

ハバナから出発する直前に判明した新型コロナウイルス感染の結果、人数を減らして戦う必要があったキューバチームでは、初出場のケビン・ブラウン(67kg級)と、ベテランのロニエル・イグレシアス(71kg級)、ラサロ・アルバレス(60kg級)だけがメダルなしで帰国することになる。

残りのメダルは、カザフスタン(金2銀2銅1)、米国(金2銀2銅0)、日本(金2銀0銅0)、ロシア(金1銀2銅2)、アゼルバイジャン(金1銀0銅2)、フランス(金1銀0銅2)、ウクライナ(金1銀0銅0)が獲得した。


決勝 フリオ・セサル・ラ・クルース対Aziz MOUHIIDINE(2021年11月6日)


フリオ・セサル・ラ・クルース 優勝インタビュー

Quinta “Cruz” de Julio y trono cubano en Mundial de Boxeo
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=259457
posted by vivacuba at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | Deportes

2021年11月06日

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