Cubadebate、2024年5月27日
公式サイト で、サンティアゴ・デ・クーバ県のサンティアゴ・デ・クーバ市とソンゴ・ラ・マージャ市におけるオロプーシュ熱ウイルスの確認について発表した。
このウイルスは、ペドロ・コウリ研究所(IPK)の国立リファレンス研究室で調査された標本をもとにした、不特定の発熱症候群の追跡および監視作業によって検知された。
MINSAPによると、これらのすべての症例は、発病から3日〜4日たち、症状が改善され良好に回復しており、感染の連鎖を断ち、できるだけ短時間でこの感染症のコントロールを達成するための昆虫疫学的対策が展開されている。
この感染症の結果として生じる症状は軽く、5日〜7日間の潜伏期間があり、発熱、頭痛、筋肉痛・関節痛が特徴であり、場合によっては、嘔吐や下痢も生じる。このウイルスに関して、重体や危篤となるケースは報告されておらず、死者もいない。特別な治療は存在せず、症状を和らげるための一般手段のみである。
パンアメリカン保健機構(OPS)は、米大陸地域におけるオプローシェ熱の発生に関する疫学的最新情報を発した。このウイルスは、蚊やコバエなどの種類の昆虫を媒介にして伝染し、ブラジル、コロンビア、エクアドル、フランス領ガイアナ、パナマ、ペルー、トリニダード・トバゴの農村および都市共同体において習慣的な感染がみられている。
今年は、ボリビア他民族国、ブラジル、コロンビア、ペルーにおいて、同感染症が報告されている。
キューバTV(2024年5月27日)
キューバTV フランシスコ・ドゥラン博士による解説(2024年5月27日)
Reportan casos de Fiebre de Oropouche en Santiago de Cuba
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/27/reportan-casos-de-fiebre-de-oropouche-en-santiago-de-cuba/