Radio Habana Cuba、2024年12月6日、 Prensa Latina
ガブリエル・ガルシア・マルケスの作品を原作とする連続ドラマ「百年の孤独」の最初の二話がきょう(12月6日)、ハバナの新ラテンアメリカ国際映画祭で世界初上映される。
第45回となるこの映画祭のファンがもっとも期待する瞬間の一つである本作品の上映は、キューバの首都ハバナの中心的映画館「ヤラ」でおこなわれる。
ガブリエル・ガルシア・マルケスの息子であり、同作品のプロデューサーの一人でもある映像作家ロドリゴ・ガルシア・バルチャがプレンサ・ラティーナに語ったところによると、最初の二話がハバナの新ラテンアメリカ国際映画祭で公開されることは、すばらしいというだけでなく、正当であり、かつ必要なことである。
ガボ(訳注:ガブリエル・ガルシア・マルケスの愛称)は、このハバナ映画祭に何度も参加し、自分が意見を持つ作品は可能な限り上映するよう常に努めていた、とロドリゴは電子メールでコメントした。
私はキューバにはしばらく行っていないが、青春時代には何年ものあいだ滞在し、キューバという国と、そこでつくられている映画にはとても素敵な思い出がある、とコロンビアの映像作家ロドリゴは語った。
ハバナ映画祭は、私の人生において、また私の両親や弟のゴンサロの人生において、とても大きなテーマとなってきたし、私にはとてもすてきな友人たちができた、と話したロドリゴは、ラピ・ディエゴと、その妹フェフェー(ジョセフィーナ)、その父エリセオ・ディエゴとの親交を回想した。
マコンドの神話的世界を再現する今回のネットフリックスの作品の予告編では、衝撃を受ける美しさを持つ風景が提示されている。まさにロドリゴは、この映像作品を制作するための条件は、全編コロンビアで、そしてもちろんスペイン語で、撮影されたことであった、と指摘した。
カメラの前にいる人も、後ろにいる人も、コロンビア人かラテンアメリカの人である必要があったし、そのようになされた。
ネットフリックスでの公開より前に、同企業と最近結ばれた協定のおかげで、この待ちに待った作品の最初の二話が、きょう金曜日(12月6日)、ハバナでの第45回新ラテンアメリカ国際映画祭にやってくる。同映画祭は昨日(12月5日)に開幕し、12月15日まで続けられる。
キューバTV(2024年12月6日)
予告編
Estreno mundial en Cuba de la serie Cien años de soledad
https://www.radiohc.cu/noticias/cultura/371388-estreno-mundial-en-cuba-de-la-serie-cien-anos-de-soledad