単なるミュージカルもの、ではありません。19世紀にアメリカに実在したP.T.バーナムの波乱万丈な人生と、その普遍的な価値観を、主演ヒュー・ジャックマンで描いた名画です。
結構えげつないこともやったそうですが、当時のアメリカ社会にある価値観や差別意識にも挑戦し続ける野心家バーナムの、広告手法や劇場スタイルなど型破りな事業展開も面白いです。
彼に批判的な評論家との会話が、内心は共鳴し合っているのもわかります。
途中何度も泣きそうになりながら見終わりました。音楽もいいです。
最後に出たP.T.バーナムの言葉が忘れられません。
「もっとも崇高な芸術とは、人を幸せにすることだ。」
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