健康食品: 薬剤師の学び場

2022年03月07日

初投稿！難消化性デキストリン

実は昨年もそうでした。さすがにやばいと思い、いろいろ考えた結果、
難消化性デキストリンのサプリメントを摂取することにしました。
そこで難消化性デキストリンはどういったものなのかまとめてみようと思います。

☆難消化性デキストリンとは？
食物繊維の1種です。機能性表示食品に該当します。

☆役割
1.糖の吸収スピードの遅延作用（食後血糖の上昇抑制作用）
2.整腸作用
3.脂肪の吸収スピードの遅延作用（食後血中中性脂肪の上昇抑制作用）
4.内臓脂肪の低減作用
5.ミネラルの吸収促進作用
などがあげられ、機能性表示食品でもあります。
便秘解消の作用もあるため、ダイエットにも向いています。

☆難消化性デキストリンの目標摂取量
目標は男性 21g 以上、女性 18g 以上です。
近年減少傾向にあります。最近の報告によれば、平均摂取量は一日あたり14g前後と推定されています。
厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準（2020年版）」では、一日あたりの「目標量」は、18～64歳で男性21g以上、女性18g以上となっています。欧米において一日あたり24g以上の摂取で、心筋梗塞、脳卒中、2型糖尿病、乳がん、胃がん、大腸がんなどの発症リスク低下が観察されるとの研究報告があります。

☆難消化性デキストリンの注意点
・食前に摂取すること。
難消化性デキストリンは食後の血糖の上昇を抑える作用のように食事による影響を改善してくれる栄養素になるため、食前に摂取することで最大限効果を発揮してくれる栄養素になります。
・お腹をくだす可能性があること
難消化性デキストリンを摂取しすぎると下痢になる場合があります。普段摂取している食物繊維に個人差があるので、自分に見合った量を摂取することが大事です。

中性脂肪，LDLコレステロールが改善することを願って、まずは1年後の次回の健康診断まで飲んでみようと思います。排便も快適になると嬉しいですね！