指導員資格も上下あるので、それの上の方。
受験するには、昨年10月の理論講習会を受講して年に2回の養成講習会を終了するともらえる受験資格が必要です。
養成講習会はスキー場で行われて、1班10数人が集まり、1月に2日間、2月には3日間で開催されました。
年齢順に班編成が行われるので、同世代で固まります。
日本人の平均年齢が確か40代前半だったと思います。何年経っても、その年代の人たちは常に日本の平均年齢なのです。
5年後には、現在40代前半の人は40代後半で、そこが日本の年齢の平均。
10年後には、現在40代前半の人は50代前半で、そこが日本の年齢の平均。
考えてみるとすごい現象です。
スキーでも同じような現象を体験しました。4年前に一度受験した時には私は真ん中の世代でしたが、4年後の今年も真ん中の世代でした。
スキー人口の平均年齢は日本人の平均年齢より上ということです。
ボリュームゾーンが40−50代ということですね。
同世代が集まるので、世代ごとの特色が現れて興味深いです。
わたしは申年なので、一人だと静かな人でも群れるとうるさくなる年代で、班編成されるとやはりうるさいのです。
東京都では最高齢が70代後半だったかな。
新しい資格にチャレンジするだけの気力と体力と知識欲があって、素晴らしいことと思います。
同じ70代でも、生活習慣病になって気弱になる人と、ガシガシと検定会に参加する人の何が違うのでしょう。
健康とは一体どういうことなのか、心から病気になるのか、体から病気になるのか……と悩みます。
さて、
検定会は年に一度の開催で、今年は2月22日(金)23日(土)の2日間、全国5エリアで行われました。
2019年は、北海道・朝里川温泉スキー場、宮城・オニコウベスキー場、群馬・鹿沢スノーエリア、石川・白山一里野温泉スキー場、鳥取・だいせんホワートリゾートの5会場に、総受験者の約600人が分散して受験します。
一番多いのが私も所属している東京都スキー連盟からの受験者で、一番アクセスしやすい関東甲信越エリアの会場に集まる人が多いです。
つまり今年は鹿沢になりますが、そこに受験者の半分の約300人が集まりました。
とはいえ、スキー連盟は全国に存在するので、各地の人たちが地域を混ざって受験することになります。
鹿沢にも新潟や長野、群馬、山梨などの子供の頃からスキーをしていたネイティブたちと混ざって滑ります。
実技8種目、理論が90分の筆記試験です。
基礎スキーを始める前は、滑り方に種目があるとは思いもよりませんでしたが、板の操作を変えることで、意識的に大きくターンをしたり、小さくターンをしたり、スピードを落とせる操作、出せるような操作を、「人が真似しやすいように分かりやすく見せる」という動きで使い分けるのですね。
料理検定の、包丁で野菜の切り方を何種類も行うような、そんなのと似ているのかな、と思いました。
筆記試験は、1冊1.5センチくらいの厚さの教科書4冊を覚えます。
過去問題やら問題集が出回るので、それを中心に教科書を暗記します。
脳が硬くなった年齢には辛い作業です。
スキーというのは、娯楽であって、個人的に楽しむものだと思うのですけど、この検定を受ける限りは「修行」です。
周りがはしゃいでいても、地味にコツコツと練習をして、夜は夜で暗記作業が入ります。
疲労感ハンパないです。
結論は、そうやって行った8種類の実技は、トータルでは○でした。でも筆記試験で落としてしまいましたので、来年一からやり直しです。
合格科目だけは複数年有効などの措置はまるでなし。
しかもよりによって、理論だけというのが自分の頭の悪さをヒシヒシと感じます。
その実技も、人が撮ってくれたビデオ映像をかいま見た限りでは、自分では納得いかないレベルで下手くそだったので、来年はもっといい滑りにします。
誰がどう見ても、納得のいくような滑り方したいです。
今週末から3月。
まだ3月なので、山から雪が溶けてなくなるまでの2〜3カ月間、今しばらくスキーの練習をしようかな。
とはいえ、
結果はともあれやっと検定会が終わったので、そろそろ仕事以外の人と会ったりランニングのリハビリがてら、ゆっくりのジョグくらいは始めようかな。
ハセツネに参加していた秋頃に比べて、4−5kgは体重が増加していて、とても走れる体ではないのでリハビリ必須です。
世間では花粉が飛び回っています。そろそろ春なのかな。
でも、もう少しだけ冬でいようかな。
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