昨年、知り合いだけでなく知り合いじゃない人も含めて多くの人に応援していただいてゴールできたので、そのお返しができればいいなぁと思って、鳴り物やらお菓子やらコーヒーを持って、いつも何かとお付き合いいただいている堀口さんと一緒に応援に行きました。
予定の応援スポットは2カ所。
足和田山の山頂と、大平山の山頂。
足和田山はA5の勝山エイドの手前で、エイド前の山頂ということで多分一番疲れる場所。
下ったらエイドなのですが、たぶん大変だったと思う場所。
まるで去年の記憶から抜けてますもん。辛いことって記憶から抜けます。
選手のルートとは別のルートから登って、足和田山山頂には朝8時くらいに到着。
12時まで応援しました。
今年は灼熱の去年と打って変わって雨天です。
それでも足和田山にいた時にはどうにか天候はもちました。
応援に忙しくて写真がまるでありませんけど、去年のASO ROUND TRAILやスパトレイルで出会った人たち、一昨年のおんたけ100k以来の友人、いつものトレランの人たちを応援できて満足。
知らない人たちからも笑顔もらっていい時間をいただきました。
その時点で、いつものトレランメンバーの2人がすでにリタイアしていたので、その1人をピックアップしにゴールエリアまで向かっている内に天候が悪化。
麓まで降りてきていたのにもかかわらず、とても寒くなりました。
レインウェアやフリースを着用して、最後には念のために持ってきたスキーウェアまで着込んでしまいました。
こんなに寒いのに、選手の人たちはみなさん薄着。
その状況での2晩目は、かなり心配。リタイアしてくれないかなぁと、応援スポットへ向かいました。
リタイアした知り合いは、さすがにもう山を登るのはイヤだというので、2カ所目の応援スポットを大平山からA6の忍野エイドに変更しました。
エイドに到着したときに、スタッフの人から情報が入り、大会が中止になったとのこと。
ちょうど、いつものトレランメンバーの人たちが続けてエイドに入ってきたのでピックアップしてゴールエリアに行きます。
移動中に晴れてきましたが、遠くの山々はかなりの積雪。
富士山も降りたての雪が積もっていて、気温も低いままです。
みんなをゴールエリアに送り届けると、堀口さんがA7のきららエイドに行きたいというので、行ってみました。
遠くの白い山を抜けてきた速い選手たちがエイドに到着してきます。
本来ならば
「ナイスラン!」
と言いたいのですが、なぜか応援者たちの掛け声が
「おつかれさま〜」
あの雪の中を抜けてきた労いの気持ちと、ここでレースが終わってしまうという憐れみの感情が混ざった複雑な感じを表現した言葉でしょうか。
降りたての雪の綺麗な富士山に、最後の桜の花が似合っていました。
A5以降のエイドに到着した選手たちは完走扱いになってフィニッシャーベストとポイントがもらえたようでよかったです。
去年のMFのいい天気がまぐれだったのだなぁとつくづく。
長距離のレースはむずかしいです。
UTMBも心しなければ。。。
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