<現状の問題点>
1.コーヒー豆の焙煎度合いを作業中に確認できない
<対応>
1.ミラーボールに確認窓をつける
2.モーターによる自動化
まずザルの片側に穴を開け、フランジ状の金具をつけました。
結局ザルの片側には、従来通りの軸を保持し、逆側のザルは穴を開けてフランジ状の金具を固定です。ザルの内側には、従来通りの羽をつけて、豆の攪拌を促進します。
次に、モーターによる自動化を前提にした軸周りのフリクション低減を狙い、ベアリングで支える構造としています。これらの小部品は全てカインズホームで仕入れているので、材料を揃えるのは結構簡単ですね。
これは、焙煎度合いの確認窓に挿入するスコップと、挿入の様子です。スコップは、ステンレスの板でサクッと作りました。 これで、ミラーボールが回転していても、中の豆の焙煎度合いを簡単に確認できるようになるはずです。
次に、いよいよモーターの取り付けです。 アマゾンで仕入れたモーター(詳細は別途)の取り付けです。 モーター本体は、適当なステーを組み合わせてベースとします。 問題は、ミラーボールの軸との連結方法です。 モーター側の軸にカップリング(軸径6mm)をつけ、逆側にボルトを入れて、コの字状の金具(自作)を固定し、多少ミラーボールの軸が振れても、ファジーにセンタリングできるようにしました。 真面目にセンタリングすると大がかりになってしまうし、焙煎が終了しミラーボールを外す段になって、簡単に取り外せなくなってしまうからです。 この程度の連結で結果は上々でした。
完成です。上部に保温を目的としたザルを追加で被せてOKですねえ〜
ただし最後にハプニングがありました。 最初に取り付けたモーターはギアボックス後の速度が150rpm(毎分150回転)だったのですが、回転が速すぎてコーヒー豆がミラーボールの内壁にへばり付いて落ちてこないのです。結局これでは、豆の攪拌ができないのでNGでした。 そこで同様にギアボックス付きで低回転(30rpm)の物に変更しました。 これで、手動で回しているのと同じ感覚で安定して回すことができるようになりました。バッチリでした。
めでたし!めでたしです。
※ご興味のある方は、「やまざ器」HPのブログにも投稿がありますのでご確認ください↓
https://www.yamaza-ki.com/blog/20181225-732/
ではでは 今回もありがとうございました。
【このカテゴリーの最新記事】