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2021年02月27日

感想部22 今週も感想部週間 「シタフォードの謎」ミス・マープル





アガサ・クリスティ—の「シタフォードの謎」です。

原作は、シタフォードの秘密のようです
そして、こちらも、ミス・マープルが出ない話のようです。

ですが、まぁ、うまくミス・マープルを参加させてます。
多少、登場が強引すぎるし、「甥のレイモンド」が不憫だ。
なんで、いつも
「甥のレイモンドとすれ違う」
のだから、よほどレイモンドはルーズなのか、いい加減な奴なんだろうなぁと思ってしまう
かわいそうに(笑)

さて、原作を読んでいないので、この話の探偵が誰なのか解りませんが、
だからこそ、すんなり見れたんだろうと思う。

この話の面白いところは、イギリスドラマでよくみられる
「交霊会」
好きですよねぇ。そういうの。
まぁ、妖精と精霊と、悪魔のいる国ですから(笑)日常茶飯事なのでしょうが、
ホント、好きだよねぇ。

あらすじ
四日間雪で降り込められたデヴォン州ダートムアの僻村シタフォード。そこにあるシタフォード荘で行われた降霊術会で、霊が告げたのは荘の所有者トリヴェリアン海軍大佐の死であった。親友のバーナビー少佐が雪の中、大佐の住むエクスハンプトン村のヘイゼルムアに赴くとお告げ通りに大佐の他殺死体を発見した。


クリスティー・ロマンスですね。
ドラマでは、甥のレイモンドの元恋人の新しい恋に、
母娘で二人旅をしていた母の恋に、娘の恋。
いろんな恋がたくさん。

ミステリーでなければ、春に見たいほんわかする内容も、
ミステリーだし、閉鎖された大雪の日だし、
全然ほんわかする要素ないけれど、ちょっと、にやにやが止まらない、
アメリカのドラマなんかと違って、ちょっと節度があるようなところもいいかな。

ドラマの感想として言うなら、
ミス・マープルが出ない原作に登場させているだけあって、
ミス・マープルの登場が少ない。
だからこそ思うのは、ミス・マープルって、
一体いつ、どこで、何のヒントを得て推理を行っているのかしら?
一応、報告者がいるけれど、それだけで犯人が分かるってのが、なかなかすごい。
すごいからこそ、ミス・マープルなんだろうけどね(笑)

これが、若いミス・マープルだと、説得力無いんだろうなぁ。


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