2021年03月28日
続報!! スエズ座礁船 離礁めど立たず 復旧作業続く 運河当局
続報!! スエズ座礁船 離礁めど立たず 復旧作業続く 運河当局
3/27(土) 19:18配信
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エジプトのスエズ運河で座礁し立ち往生している大型コンテナ船「エバーギブン」 26日 米マクサー・テクノロジーズの衛星画像(AFP時事)
【カイロ時事】 エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が座礁した事故で、当局や海難救助チームによる復旧作業は27日も続いた。
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船を所有する正栄汽船(愛媛県今治市)は 「日本時間27日夜の離礁」 を目指す考えを示したが、スエズ運河庁はこの日の記者会見で、離礁や運航再開の時期の目途は立って居ないと明らかにした。
船を動かす上で大きな阻害要因と為っている大量の砂や泥の除去が急ピッチで進められている。運河遮断に伴って待機を強いられる船舶の数は増え続けており、運河庁の推計では320隻超に膨らんだ。砂嵐の影響とされた事故原因について、運河庁は 「技術的・人的ミスの可能性もある」 と指摘し、今後調査を進める方針を示した。
コンテナ船は、船首が岸に接触し、土砂にメリ込んで動け無く為った。毎時2000立方メートルの砂を運搬出来る特別の作業船が投入され、運河庁によると27日までに1万7000立方メートルの砂を既に取り除き、作業は約90%完了したと云う。
以上