グロテスクな表現、リアルな表現が本当に得意でない方々は読まない方が身のためです。まあ世の中には「クマのプーさん」なんてモノは存在しないことがわかります。
日本最大の獣害、世界的にみても最大規模の獣害「北海道 三毛別事件」穴もたず。確かロシア語でシャトユーンです。シベリアからベーリング海を挟んでロシアまでヒグマ は存在し、そして北海道にも存在します。
この作品は、ヒグマがジョーズのように少しずつ姿を現します!実際に本作を読んでいただければわかっていただけますが、ここでのヒグマの描写が怖い。そして人間は原始的な「猛獣に食べられ
る」という恐怖を非常に恐る。
増田先生はその点もかなり熟知しているなって思いました。ヒグマの武器は爪、そしてキバ、ってか肉体全てが凶器です。ライフル弾を頭に打たれても、曲面を描いた頭蓋骨で滑るようにライフル弾でも貫通せずに致命傷を与えない事も多い。
熟練のハンターでも、ヒグマ相手だとヒグマを追いかける人間がバックトラップに引っ掛かり殺される可能性も高い。バックトラップとは足跡を追いかけるハンターを意識して、自分の足跡を踏んでブッシュの中に隠れて横からハンターを襲う。まさにプレデターですよ!!
ピットファイトという動物同志の闇試合でもライオンに圧勝。虎にも圧勝、ヒョウ五匹を1分以内に仕留めたという記録もある。こんなの見たらまともに人間が戦うのは無理。世界最強の人間ヒョードル、ケインベラスケスの1トンにおよぶパンチ力も20センチくらいある脂肪に力は吸収される。
その中にある桁違いの筋力。マイクロバスに引かれたヒグマ が人間とマイクロバス合わせて5トンを片手で持ち上げる。人間はベンチプレスで頑張っても150キロでもすごい。これが人間とヒグマ との絶望的な差。。これはリアルです。人間と野生、文明と野生との力の差
ウサインボルトよりもはやく、強く、あなたを食べに来る!!絶望のロイヤルストレートフラッシュ??
大きさはアルファードやエルグランドのような猛獣が襲って来る。
福岡大学ワーゲル部、三毛別事件、僕が知ってる限りではロシアで少女が生きたまま少女を食べる!その模様を母親に中継する。。これは恐ろしいです。犬科、熊科の動物は獲物が生きていても気にせずに食べる。猫科の猛獣は喉笛を噛んでから殺して食べるのに。。。これは恐ろしい、原始的な恐怖です。
ただ僕の中で矛盾があると思ったのは、ヒグマ、穴もたずは男性を食べたら男性を。女性を食べたら女性を食べる。。これが習性なんです!子連れのヒグマは子供の為になんでも食ううのか???その点だけが疑問でした。
いろいろ調べたたけど出てこないので、子連れは違うのかな??
最後にヒグマは恐ろしい、
- 1.狙った獲物への執着、必ず仕留める
- 2.獲物を埋める、木の葉で隠すなど。保存食の覚えがある
- 3.いったん手に入れた獲物は異常な所有欲を持つ
- 4.味をしめると、満腹でも何度も襲う
- 5.テリトリーを犯したら絶対に許さない
- 6.人間の味を覚えると何度も襲う
- 7.止め足など、高度な攻撃法を駆使し、頭脳戦でも人間と同等以上に戦う
これだけのプレデターには何度も伝えるが、熟練のハンターでも殺される。15センチにおよぶ爪でひっかく、爪先には雑菌もいて、もちろん連続した刀で斬られるような傷。これは外科手術でも縫うのが大変、もちろん臓器は飛び出してる。外科医でもサメ、ヒグマの外傷だと語る。
最後に、人間は強くなった。ただし人間が強いのは武器があるからだ!人間と猛獣はライフルがあって初めて平等と言える。ヒグマにはオオカミもホッキョクグマも敬意を表して腐肉を譲る。人間は野生の中ではただのエサだ。
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