実際に「 認知症の始まり 」が、どんな時から?なのかを事例を公表されているところから
抜粋して紹介したい…
(※認定NPO法人 「健康と病いの語り ディペックス・ジャパン」より)
★ 認知症の始まり … (認知症の初期症状としてよく言われること)
・何度も同じことを言ったり聞いたりする。
・ものの名前がでてこない。
・以前はあった関心や興味が失われる。
・置き忘れや、しまい忘れが多くなる。
※家族が 異変 に気付いていても、 「 認知症 」を疑ってすぐに受診を勧めたという家族は少数派…。
たまたま体調が悪いなど一時的なことだろうと思っていたり、年齢相応の問題と思っていたりして、
あえて医師の診察を受けさせようとは 思わないようですね……。
・事例)夫がたまに駅の出口を間違えたり、暗証番号を忘れてお金が下ろせなかったり、
電話が掛けられなかったりというのは許容範囲と思っていた …
・事例)何かいろいろあった気はするが、認知症とはとらえていなかった。
夫はよく置き忘れをしたが、それは普通の人もやることなので気にしていなかった
※多くの家族が 「認知症の診断」 を受けてから昔のことを振り返る中で、
「 今から思うとあれは認知症の症状だったのかもしれない 」という話をされています。
中には、以前から” 抑うつ症状 ”があって、いつから認知症の症状が始まったのか
はっきりしないという人もいた、と言うことです。
・事例)父が亡くなって一人暮らしをしている母を訪ねたとき、いつもと様子が違う感じを受けたが、
1年ぐらいは気のせいかと思ってそのままにしていた。
・事例)義母は娘を突然亡くした後、ちょっとうつっぽくなっていたので、
どこから異変が始まったのかわからない。 医師からは「老人性うつ」とも言われていた。
・事例)夫は会社の人から忘れっぽくおかしいので受診したほうがいいと言われ、
健康保険組合から心療内科を紹介してもらった
等々……
◆ 家族の行動や言動を見ていえても、「認知症」とは、なかなか認めづらいですよね …
上記内容を参考にして頂ければ幸いです…。 (※後日、続きを書きたいと思います
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