盲点だった食用油の認識を高めることが必須事項です。
食用油には、「安全な油」と「長期摂取時の安全性に疑問が有る油」があり、
長期にわたる健康状態にも大きな影響を与えます。
となれば、単に「安いから」で選ぶ基準は正しい選択とは言えないようです。
世の中にはいろいろな油があふれています。
植物油、オリーブ油、ゴマ油、化学的に作られた油など……。
「油はからだに悪い」等とよく言われる事が有りますが、
油のとりすぎによる悪影響として以下の事がよく知られています。
●エネルギー過剰→肥満
●血液がドロドロとなって血管を詰まらせる→心臓病、脳梗塞など命に関わる病気
しかし、油を全く摂取しないと、別の悪影響が出てきます。
●肌荒れ、便秘、ホルモンバランスの乱れなど
●骨粗鬆症、皮膚の乾燥、夜盲症、出血性疾患の誘因
●血液中に必要なコレステロールの不足→血管が損傷しやすくなる。
油は、細胞膜やホルモンの材料となる大切な役割を持っています。
そして、ビタミンA、D、E、Kなどの脂溶性ビタミンを体内に取り込むために必要不可欠なものです。
良質の脂質が無ければ、健康な肉体を維持できません。
油のとりすぎによる害は言うまでもありませんが、
適量の油脂分をとるに当たって、『質』がとても重要な問題になります。
市販されている一般的な油(サラダ油、食用加工油など)は、「精製油」です。
製造工程で溶剤などの化学物質をもちい、それを高温にさらし、脱臭をして油を抽出します。
値段は安いですが、主に『ある成分』のせいで、長期摂取時の安全性に疑問が持たれています。
・・・・・・次回はその『ある成分』について、もう少し突っ込んだ話をします。
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