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2017年08月26日

お菓子について

どんな暮らしをしたいかといえば、きちんと片付いた清潔な家で、手作りの食事をいただき、身だしなみにちょっとおしゃれ心を加えて、仕事を通じて社会と関わりを持ち、本を読んだり絵を描いたり好きなことをしながら、家族や友人と穏やかな日々を送りたいと思っています。

そんな理想の生活において、では、理想のお菓子とはいかにあるべきかと問われると、友人と喫茶店でおしゃべりする時パフェを食べたり、甘味屋さんでクリームあんみつをいただいたり、お誕生日にケーキでお祝いしたり、コース料理の最後のデザートを楽しんだりというものなのです。

今、こうして書き出してみると、月に1度、せいぜい2度程度、上質なお菓子をいただきたいと思っているのだということがわかりました。果たして、私にはそのような生活を送ることができるのでしょうか。

7月に糖尿病の教育入院をして以来、私はほぼお菓子断ちをしています。それはひと口でも食べてしまうとまた元の木阿弥に戻ってしまうからではないかと怖れているからです。例えば禁煙しようとする人が、あるいは禁煙に成功した人が、月に一本だけ、または一箱だけタバコを吸って、他の日には一切タバコを吸わずにいられるのかというのに似ています。

禁煙した人だけでなく、お酒好きな人が月に1日だけお酒を飲んだり、あるいは麻薬をやめた人が月に1日だけヘロインやコカインを吸って、他の日は何ごともないように暮らせるものなのでしょうか?

私は何年も何十年もの間、お菓子漬けになっていて、ここ最近では自分の意志の力ではお菓子を控えるということができなくなっていました。糖質まみれで心身共に苦しいのに、自分では食べ続ける以外他にどうしようもないという日々を過ごしてきました。もうお菓子を見るのもイヤなのに、それでもやめられない状態でした。つまり私はお菓子中毒、砂糖中毒でした。そんな言葉が正式にあるかどうかはわかりませんが、少なくとも自分では、お菓子中毒だと思っていました。

有名人が大麻で逮捕されるニュースに接するたびに、私は、チョコレートやアイスクリームが法律で禁止されていなくてよかったとホッと胸を撫で下ろしていました。もし禁止されていたら、私もきっと何度も逮捕されていたにちがいないからです。砂糖中毒というのは意志の力を超えた一種の生理現象のように、非常に強い力なのです。

こうして書いてみると、やっぱりお菓子を口にしてはならないと思います。アルコール依存性のAAの12ステップ・プログラムのようにお菓子に対して自らが無力であり、思い通りに生きていけなくなったことをを認めないと、もう一歩も進めなくなるでしょう。

頭ではそれはわかっていますが、心がわからず屋です。今も尚、月に1日程度ならお菓子も食べられるのではないかと、なんとか良い方法はないかと模索する日々です。この煩悩を断ち切らなくて、もうこの先の人生はないはずなのに、月に1度のお菓子すら食べられない人生なんて生きてても仕方ないとすら思ってしまうのです。まったく、自分自身が大馬鹿者で、ホトホト困っています。
タグ: お菓子 依存性
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posted by らら at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 目標

2017年08月25日

HbA1cが7.6→6.8に改善

火曜日に行った血液検査の結果が出ました。
一番の気がかりだったHbA1cは6.8でした。前回7月18日の7.6比べると大分改善しましたが、4.3〜5.9というのが基準値ですから、もうひと頑張りです。

体重は、100.6kg 前回は106.0kg (BMI22は59.8kg)5.4kg改善
HbA1cの値は、6.8 前回は7.6 (基準値は4.3-5.9) 改善
空腹時血糖の値は、105 前回は152 (基準値は110以下) 改善して基準値内

問題は肝臓の値でした。
ALP 400 前回は 340 (基準値は100-320) 悪化
AST 43 前回は 33 (基準値は10-35) 悪化
ALT 74 前回は 56 (基準値は5-40) 悪化
LDH 274 前回は 249 (基準値は120-220) 悪化
γ-GTP 71 前回は 91 (基準値は5-40) 改善
尿酸値 7.7 前回は7.8 (基準値は3-7) 悪化

肝臓の値は、γ-GTP 1つを除いてすべて悪化でした。体重さえ減らせば、肝臓の値もぐんぐん良くなるとばかり思っていたので、ちょっとショックを受けました。

去年の入院の時と比べてみたいと思います。
体重は、入院時102.4 1ヶ月半後は97.4(BMI22は59.8kg)5.0kg改善
HbA1cは入院時 6.56 1ヶ月半後は 6.15(基準値は4.3-5.9)改善
空腹時血糖の値は入院時 141 1ヶ月半後は123 (基準値は110以下) 改善

AST 入院時 35 1ヶ月半後 27(基準値は10-35) 改善して基準値内
ALT 入院時 54 1ヶ月半後 37 (基準値は5-40) 改善して基準値内
LDH 入院時 258 1ヶ月半後 246 (基準値は120-220) 改善
γ-GTP 入院時56 1ヶ月半後 32 (基準値は5-40) 改善して基準値内
尿酸値 7.0 前回は7.9 (基準値は3-7) 悪化

今朝、体重が丁度100.0kgでした。あと40kg。体重の4割を削減します。本来、私はこの体の6割でいいのです。40kgということは、2kgのペットボトル20本分の肩の荷がおりるということです。そうしたらどんなに身軽になるでしょう。ペットボトル20本。5kgの米8袋分です。体が地面から浮いてしまいそうです。
posted by らら at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 検査結果

2017年08月24日

塩分制限とお茶

私は医師から1日6gの塩分制限を指示されているため、食事の際、お味噌汁やお汁、それにスープは原則禁止です。確かに汁物は塩味なのです、しかし汁物がないと、なんだか食事が中途半端というか、うまく収まりがつきません。

そこで、食後に緑茶を淹れて飲んでみることにしました。温かいお茶は夏でもおいしくいただけます。お茶をいただくと、収まりがいいというか落ちつきます。

「茶腹も一時」といいますが、空腹時に緑茶を飲むと、少しは元気になったような気がしてきます。最近では緑茶の代わりにコーヒーを淹れることもあります。

おかげで140〜150台だった上の血圧計も、最近では110〜120台になってきました。
posted by らら at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2017年08月23日

フレンチトースト

おとといの朝、フレンチトーストを食べてとてもおいしかったので、今朝もフレンチトーストにしてみました。子どもの頃から、フレンチトーストは大好物です。ものすごくカロリーが高そうなイメージがありますが、実際には、パンそのものの他には、通常卵ひとつに、牛乳120cc程度、それにバターが10g程度です。

表1 食パン6枚切り1枚 80kcal x 2単位 = 160kcal
表3 卵ひとつ 80kcal x 1単位 = 80kcal
表4 牛乳120cc 80kcal x 1単位 = 80kcal
表5 バター10g 80kcal x 1単位 = 80kcal
合計 5単位 400kcal です。

これに表2のオレンジジュースや表6の野菜サラダなどを1単位 80kcal程度加えれば、栄養バランスが最高の約500kcalの食事になります。粉砂糖やメイプルシロップ、ジャムなどに気をつければ、理想の朝食になります。

食事療法を長続きさせていくには、好きなもの、おいしいものを上手に組み入れていくかがコツなのだと思います。どんなに健康にいいといわれても、苦手なものを続けていくことは難しいので、工夫が大切です。
タグ: 食事療法
posted by らら at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2017年08月22日

鍼とヨガとクリニック

今日は体のメンテナンスデーで、鍼とヨガとクリニックに行ってきました。鍼では土曜日にロックしてしまった右膝を治療していただきました。首も肩も腰も膝も、他に硬いところはたくさんあります。少しずつ治療していきたいと思っています。

ヨガは、他の人たちとポーズが違っても気にしないで、とにかく無理のないようにしました。継続こそが重要なのだと自分に言い聞かせます。

病院を退院して以来初めて、紹介状を書いてもらったクリニックへ行ってきました。紹介状に対する病院からの返事に目を通されたあと、クリニックの医師に食事療法について質問されたので、(ちょっと自慢気に)克明に記録したノートを拡げて、「今のところは順調です。計算もきちんとして1日1,500kcalを守り、体重も5kg減らしました。多分この調子で半年くらいはうまくやれると思います。でも、その後の継続が心配です」と言いました。すると医師は「まあ、一生のことですから。一生続けていくのですからね」と言われました。

一生続けていく。

そうでした。そうなのです。一生続けていくのです。40kg痩せるまでとか、BMI22になるまでとかではないのです。知っていたつもりでしたが、全然わかっていなかったと思いました。

医師は続けて「本当は運動もした方がいいんですよ。筋トレは効果的です」とも仰って、自治体のやっている運動センターのパンフレットをくださいました。今は週2回のヨガを始めたばかりですが、少し涼しくなって、気持ちに余裕がでてきたらジムにも通わなくてはと思います。宅配弁当に関しては、「勉強になりますからね。とてもよい選択だと思います」と推奨してくださいました。

帰りに血液検査をしました。結果は今週末に聞きに行く予定です。帰宅して、来月分のお弁当の予約を入れました。

タグ: 食事療法
posted by らら at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2017年08月21日

果物について

1,500kcalの食事療法を始めて、果物を食べるようになりました。これまで果物は、出されれば食べるという程度でした。果物には興味がなかったというのが正直なところです。あまりにもお菓子への執着が大きすぎて、果物に向けるエネルギーを喪失していました。

病院で出された私の1日の指示エネルギーは1,500kcalですが、そのうち果物は1単位、つまり1日80kcalは果物で摂取しましょうというものです。

80kcalの果物の量がどれくらいかといえば、バナナ1本(100g)、アメリカンチェリー(100g)、パイナップル(150g)、ぶどう半房(150g)、リンゴ半分(150g)、梨半分(200g)、桃1個(200g)、スイカ2切れ(200g)、メロン(200g)みかん2個(200g)、グレープフルーツ半分強(200g)、いちご一掴み(250g)といったところ。

大体ひとり分かな?と思う量は1単位の約半分で、約40kcalだということがわかってきました。これを昼食と夕食にそれぞれデザートとしていただくと、満足度も上がってちょうどいい感じです。

最近では、スーパーマーケットでプラスチックケースに入って売っているカットフルーツを買ってきて、毎食後カロリー計算をして果物にまわせるカロリー分だけを秤で測っていただくことが多くなってきました。もちろん、スイカ、桃、梨、バナナなどを切ったり剥いたりしていただくこともあります。

食事療法を始めて、一切お菓子を食べなくなると、果物の持つ意味(?)のようなものがわかってきました。果物は、食卓の華やぎであり、彩りであり、アクセントなのでしょう。私はこれまでお菓子中心の生活をしていたので、果物は酸っぱいものというイメージが強かったのですが、現在の食事療法の中においては甘くてみずみずしく、楽しみのひとつになりました。

この頃は、主食とおかずと野菜を決めてカロリー計算をし、500kcalからそれを引いた残りのカロリーで、ヨーグルト(100gで65kcal)と、果物(75g〜100g程度で40kcal)をうまく組み合わせるというパズルを楽しんでいます。

糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版


タグ: 食事療法 果物
posted by らら at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2017年08月20日

肥満度

私の身長は165cmなので、1999年に日本肥満学会が定めた体格指数(Body mass index)BMI22は59.9kgです。このBMIが22とは、高血圧、高脂血症、肝障害、対糖能障害などが最も低くなる値だそうです。そしてこの指数が上がるにつれて肥満度も上がります。

165cmの場合
<18.5..............50.1kg以下............痩せ過ぎ
≧18.5〜22>....50.1kg〜59.9kg.....普通体重(標準以下)
≧22〜25>.......59.9kg〜68.1kg.....普通体重(標準以上)
≧25〜30>.......68.1kg〜81.7kg.....肥満度1
≧30〜35>.......81.7kg〜95.3kg.....肥満度2
≧35〜40>.......95.3kg〜108.9kg...肥満度3
≧40.0.............108.9kg以上............肥満度4

私の場合、最大の体重は106kgでBMI38.9でしたから、かろうじて肥満度3でしたが、もう少しで肥満度4に突入してしまうところでした。今朝の体重は100.8kgだったので、BMIは多少下がって37です。しかし相変わらず肥満度は3のままです。肥満度2になるには、あと5.5kgの減量が必要です。ひと月で5kgの減量ができたので、9月末までには肥満度2のレンジに入りたいものです。

それにしても、こうして肥満度一覧を眺めていると、20歳前後はBMI22以下だったのに、自分は太り過ぎていると思い込んでいたという認知のズレがあったことに気づきます。大学生の頃なんて48kg、49kgだったのに、まだまだ痩せなくてはと思っていました。先日かつての同級生に会った時、私のことを「随分と足の細い人だと思っていた」と言われて、心底驚きました。自分の足は大根足だと思い込み、ものすごくコンプレックでした。

20代の多くは50kg台だったと思います。60kgを超えたことがあって、大ショックを受けたのでよく覚えています。いつも必死にダイエットしてはリバウンドしていました。リンゴダイエットをして寝込んだこともありました。留学中にドイツ人の友人から「なぜ少しも太っていないのにダイエット、ダイエットというの?」と聞かれたことも覚えています。今から見れば普通体重の中でもBMI22以下だったのです。

30代はダイエットとリバウンドの幅が段々と大きくなっていきました。50kg台から70kg台を何度も往き来していたように思います。毎年健康診断の時に居残りさせられて、保健師さんに厳重注意され、肥満の怖さについてレクチャーを受けるようになりました。私は益々ダイエットに勤しみました。38歳の時80kgを超え愕然とし、また大急ぎで10kgダイエットに走ったことを覚えています。30代は肥満度1の時代でした。

40代には80kgを超え、頑張って10kg痩せて70kgになり、でも15kgリバウンドして85kgになり、また頑張って10kg痩せて75kgになり、また15kgリバウンドしてなどというダイエットを繰り返すうちに90kgも突破してしまうようになりました。医師に助けを求め始めたのもこの頃です。内分泌専門医、肥満治療専門医も訪ねました。肥満度2の時代です。

50代は、いよいよ肥満度3の時代に入ります。2009年に到頭100kgの大台に乗ってしまい、もうどうしていいやら途方に暮れたのを覚えています。もはや、自分の意志で食べないでいることができないのです。夜中に冷蔵庫を開けてしまう自分自身に絶望して、精神病院の閉鎖病棟に監禁してもらえないか明日の朝になったら聞いてみようとか、犯罪を犯せば刑務所に入れてもらえるかもしれないという考えも脳裏をよぎるようになりました。お金持ち相手に詐欺罪で捕まって、あとから被害者にちゃんとお金を返せばあまり迷惑をかけずに刑務所に入れてもらえるのではないかとも考えました。

図書館で肥満治療についてたくさん調べ、あちこちの専門医に電話しました。肥満専門医の中には、安定剤だのなんだので9種類もの薬を処方する医師もいました。SNSで仲間と一緒に努力もしました。何度も頑張って、何度も挫折しました。3年越しで予約をした摂食障害の医師にもようやく繋がりました。おざなりの医師もいたし、親身になってくれる医師もいました。

信頼できる医師と出会えたと思った時です。何度か通院したあと入院ということになりました。やっと助けてもらえると心の底から安堵しました。すると医師の口から出た質問は「あなたは人の物を盗んだりしませんか?」というものでした。私はこれほどまで屈辱的な質問をされるような人間に成り下がってしまったのかと絶望しました。顔色を変えた私に医師は、「こんなこと聞いてごめんなさいね。入院中に他の人の冷蔵庫からモノを盗む人がいるものですから」と言い訳しました。

図書館で借りた本にもしばしば、摂食障害者には万引きする人が多いと書かれていたので、医師の質問は特別おかしなものではなかったのかもしれません。しかし、今、こうしてあの質問をされた瞬間を思い出すだけで、心拍数が上がり、上気してしまう自分がいます。刑務所に入れてもらうことまで考えていたのに、この屈辱には耐えられず、その医師の元を去りました。

できることは、次々に行いました。でも続けられないのです。ダイエットしている時には、周りの皆んなは「あら、やせたんじゃない?」と声をかけてくれました。でもリバウンドしたときには、皆んなそっとしておいてくれました。何度も何度も、急激に痩せたり太ったりを繰り返す私を優しく見守ってくれる友人にいつも心の中で感謝し続けてきました。でも時には、心ない言葉にも傷つけられました。風邪を引いて熱を出し、近くのクリニックに行った時「風邪よりもその体型が問題です。メタボリック症候群です。少しは節制したらどうですか」と嘲るように言われた時の絶望感をどのように表現したら良いでしょうか。

でも、never give up。諦めたらそこで人生終了です。

今はまず肥満度2、40代にタイムスリップが目標です!

2017年08月19日

ヨガと右膝

教育入院して1,500kcalの食事療法を始めてひと月が経ち、5kgの減量にも成功しました。これからも愚直に食事療法を続けていきたいと思っています。

今日の朝食は、チーズトースト(トースト240kcal、チーズ80kcal)、ポテトサラダ150kcal、コーヒー。

昼食は、カルボナーラスパゲティ(乾麺60g 240kcal)ソース100kcal、サラダ+ドレッシング(55kcal)、ヨーグルト(65kcal)、フルーツ(40kcal)。

夕食は、宅配弁当(233kcal)、ご飯(160kcal)、ヨーグルト(65kcal)、フルーツ(50kcal)。

朝食は470kcal
昼食は500kcal
夕食は508kcal
合計、1,478kcalでした。

夕方には1時間のヨガレッスンにも行ってきました。右膝を両手で伸ばしていたら、突然右膝がもう曲がらなくなり、鍵がかかったみたいに真っ直ぐに固まってしまいました。突っ張ったままの右膝でなんとか帰宅しましたが、まだちゃんと曲がらないし、鈍痛が続いています。
タグ: ヨガ 食事療法
posted by らら at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2017年08月18日

5kg減量

入院して、血液検査を始め色々な検査をしたのが7月18日だったので、今日でちょうど1ヶ月。ひと月後の血液検査をしていただこうと近所のクリニックに行ったら、まさかの夏休みでした。

この1ヶ月でちょうどで5kg減量しました。今朝の体重は101.0kgでした。

5kg減ってもまだ三桁というのは自分でも呆れますが、千里の道も一歩からと、これからも気を気を緩めずに真面目に続けて行こうと思います。

とはいえ、正直に白状すれば、今、この瞬間もお腹が空いています。甘いお菓子を口に入れたら瞬時に何もかもがうまくいくような「幻想」に取り憑かれています。
タグ: 空腹 減量
posted by らら at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2017年08月17日

お菓子雑考

食べ物で何が好きかというと、パティシエが作った宝石のようなケーキと、季節の移り変わりが表現されている繊細な和菓子と、よくここまで研究したなぁと感心してしまうようなコンビニスイーツです。

私はスナック菓子はめったに食べないし、コーラなどの清涼飲料水もまず飲むことはありません。カップ麺を食べることもないし、ハンバーガーショップにも行きません。いわゆるジャンクフードにはあまり興味がありません。焼き肉を口にするのも年に数回といったところです。ラーメンもまず食べません。お酒を飲むこともめったにありません。実は太ると言われている果物も自分から積極的にいただくことはありません。

それなのに、なぜこれほど高度な脂肪肝になってしまったのでしょうか。

普通の人なら到来物としてしかいただかないような、値段の高いケーキや和菓子を私は頻繁に買っていました。スーパーマーケットなどで、野菜や果物、お肉やお魚などだと、これは高いからやめておこうと自制することはありますが、お菓子に関してはそういう感覚が麻痺していて、値段にかかわらず買ってしまいます。

ケーキケースの端から端まで全部1つずつなどという大人買いもよくやっていました。帰宅して、一度に3個を昼と夜、などというペースで平らげてしまうのです。和菓子売り場では日持ちのしない和菓子をこれからお得意様周りでもするのですというように何包みも購入してしまうのです。

そうです。私はよく「フリ」をしていました。お得様周りをするフリ、これから友人が来るフリ、家で子どもが大勢待っているフリ…などです。当然のことながら、お店の人にお菓子の使用目的など聞かれることなどないのですが、心の中でしばしば言い訳を準備していました。

もはや高級菓子に負けないくらいに進化を遂げたコンビニスイーツに至っては、値段を気にせずたくさん、しかも色々な種類が買えるので、一度に8種類くらい買い込むこともありました。そういう時には心の中で言い訳が必要でした。明日また買いに来ればいいのにと思いながらも、一度にたくさん買って、その日のうちに完食してしまいました。私は過食嘔吐をしたことは一度もありませんが、どう考えてもお菓子の買い方が病的でした。

これまでにも、医師やカウンセラーなどの専門家に、お菓子の異常摂取については繰り返し相談してきました。専門家によっては、甘えたいという欲求を甘味で満たそうとしているとか、性的欲求不満が甘味を求めさせているとか、母親との愛着障害が根本にあるとか、様々な原因が検討されてきました。でも結局のところ、行動としてのお菓子の衝動的な買い方や食べ方は止めることができませんでした。

「パスカルの賭け」という言葉があります。

パスカルとは、17世紀のフランス人。思想家、数学者、神学者などにとどまらない巨人です。体の弱かったパスカルはその生涯の多くをベッドの上で過ごしましたが、計算機、今のレジスターの原型を作ったり、断章『パンセ』を著したりしました。最近では毎日の天気予報で、彼の名が元になった単位「ヘクトパスカル」を耳にします。

「パスカルの賭け」とは、神が存在するかしないかについて賭けをしなくてはならないとしたら、神は存在するという方に賭けるべきだというものです。神が存在するという方に賭けた場合、神は存在していても存在していなくても失うものは何もない。しかし反対に神は存在しないという方に賭けたとしたら、神が存在していた場合、失うものはあまりにも大きいからだいうものです。

私のお菓子に「パスカルの賭け」を用いるのは、まったく見当違いなのは、自分でもよく解っているのですが、最近では、気がつくと「パスカルの賭け」と心の中で口ずさんでいるのです。それは「今後の人生において、お菓子を食べるか食べないか、どちらかに賭けなければならないとしたら、お菓子を食べない人生に賭けるべきなのです。お菓子を食べないと人生の楽しみは半減するかもしれませんが、残された人生は輝きに満ちているでしょう。しかしお菓子を食べる人生を選ぶとしたら、失うものがあまりにも大きいのです。下肢切断、透析、失明、脳梗塞、心疾患と人生そのものを根こそぎ失いかねないのです」

今後、どうしてもお菓子が食べたくなったら、今日のこのブログを読み返そうと思います。

パンセ(上) (岩波文庫)


パンセ(中) (岩波文庫)


パンセ(下) (岩波文庫)



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