まず前菜はバイキングになっていて、ご飯やナムルや野菜の煮物を好きなだけ取ってきます。私はご飯は遠慮して、モヤシ、ほうれん草、人参、茄子などのナムルを一人前と思われる分いただきました。野菜たっぷりの嬉しい前菜でした。
次に、お店の人が運んできた巨大なお肉を見て驚きました。韓国人の店主によれば、サムギョプサルとは三段バラのことだそうで、脂身の多いお肉の塊でした。5人分だったので量もかなりありました。店主が焼きながらハサミでチョキチョキとお肉を切ってくれ、大量のニンニクや玉葱、キムチなども一緒に焼いてくれて、それをサンチュと呼ばれるレタスのような葉っぱに包んでいただきました。
私は糖質制限やっているわけではありませんが、これは糖質制限にもってこいだと思いました。脂身の多いお肉は20gで80kcalですがが、ご飯抜きでお野菜とお肉だけなら、普通に食べれば500kcalに充分収まると思いました。皆んなはビール、私はアルコールに弱いのでウーロン茶を注文しました。食後にコーヒーもついてひとりが2,000円でお釣りがくるというコストパフォーマンスも抜群のランチになりました。
その後、おしゃべり目的で昔ながらのちょっとお洒落な喫茶店に入りました。そこにはレモンタルトやレアチーズケーキやアイスクリームなどがあって、仲間の内2人はケーキセットを注文しました。あとの2人はグラスワインを注文しました。私は、迷いましたがミルクティーだけを注文しました。
喫茶店で私がタルトやケーキを注文しないなんて嵐でも来そうですが(実際台風で終日雨でした)、甘い物を「控えること」ができました。「我慢」ではなくて「控え」たのです。我慢というのは強い欲求を無理に抑圧することですが、昨日の私は「せっかく順調に食事療法がうまくいっているのだからやめておこうかな」という程度で控えることができました。実際に友人のところへ運ばれてきたケーキセットを見ても、「強い欲求」は沸き起こりませんでした。
糖尿病などではなくて、体重も気にせず好きなだけ注文して良いのなら、もちろん注文していたに違いないのですが、昨日は「控えること」ができました。
あっさりと「控えること」ができたのには、いくつか理由があると思います。まず、食事療法が順調なのでここで調子を狂わせたくないと思ったこと。それにそもそも強い欲求がなかったということ。前者は理性的な理由ですが、後者は感情的というか生理的な理由です。これまでのダイエットがことごとく失敗に終わったのは、理性的判断<<<生理的欲求だったからです。理性的な判断は必ず生理的な欲求に捩じ伏せられてきました。
ダイエットを成功させるには、生理的な欲求が湧き上がらないような環境を整えれば良いのだと思います。それには血糖値や糖質量をうまくコントロールする必要があると感じています。
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