いよいよ到着、、!
急げ!新ドメインは早いもの勝ち!
タクシーで目的地へ
早速タクシーへ乗り込み、恐山を目指す。
最寄駅の下北からやく最短で20分ほどかかるらしい。
(バスの場合、バス停を回るので40分程かかる)
「どこからいらしたんですか?」
「あ、岩手県からです(正確には東京かな?)」
「ああ!それは遠いところから。大変でしたね」
なんて、運転手さんがとても感じよく話しかけてくれた。
初めて青森の北端部に来てなんとなく心細かったのでとてもホッとする。
地元の人であれば色々知っているだろうと思い、恐山について聞いてみる事に。
「恐山と言いますが、お寺さんですので大体40分もあれば見て回れると思いますよ。ただ、イタコさんに口寄せをしてもらいたいとかその様な事であれば時間はかかりますね」
イタコ!
話には聞いているし何となく某シャーマン漫画で得たフワッとした知識はある。
「どうしても死んでしまった身内に会いたいって方は、イタコさんに口寄せをお願いするんです。
ご先祖様一体につき3000円らしいですよ
2体お願いしたい方はその場合はその倍ですね
何体もお願いしたいという方がいると順番待ちなので、そのぶん時間はかかりますよ」
ええ、、ご先祖様一体3000円、、
中々リーズナブル・・・なのか??
非常に現実的である。
運転手さんによると
?@イタコは最盛期60人ほど居たが、時代と共に減り今は片手で足りる程しかいない
?Aどうやら常駐しているわけではなく、一定の時期や祝日・週末などに出張で来るらしい。
?B遠方から口寄せを頼みに恐山へやって来る人が沢山いるが、完全な津軽弁での会話となる為その場で何を言ってるか理解できないことが多い。(カセットテープ等で録音する人が多い)
イタコも大変なんですね(*_*)
現代日本の厳しさを感じました。
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女子人気の温泉だけ!OZ限定1泊2食付13800円〜
恐山冷水
さて、そんなお話をしながら山道を登っていくと、運転手さんが車を止めてくれました。
湧き水が沸いています。
※彼女は友人です。今回一緒に恐山を目指しました。
これは「恐山冷水」と言って、
一口飲めば10年
二口飲めば20年
三口飲めば永遠に若返り続ける
と言い伝えられているお清めの水なのだそうです。
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第二スポット・三途川太鼓橋
さて、更に進むと段々硫黄の香りが立ち込めて来ました。
車内に居るのにはっきり匂いが分かるほどに強い香りです。
恐山付近は温泉が何か所も沸いているらしく、入山者は無料で入れる温泉もあるとか。
道路が広がってくると、一面湖が現れます。
三途川太鼓橋が現れました。
この世とあの世の境に或る三途の川にかかる橋で、罪人には針のように細く見え、渡る事ができないのだそうです。
老朽化のため、残念ながら通行止めとなっていました
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入山
三途の川も通り過ぎ、いよいよ入山です。
お世話になったタクシーの運転手さんと別れ、少し歩くと、六体のお地蔵様が鎮座しておりました。
雰囲気あります
当たり前ですがキャッキャするような所ではありませんね。
さっそく入山料500円(安い!)を支払い門をくぐります。
恐山にはいたる所に「風車」がありますが、これはお花の代わりなのだそうです。
幼くして亡くなった幼子の霊を慰める為に、風車をたむけるのだとか。
道はずっと岩道で足元が危ないです。
スニーカー必須ですね。
また、道のいたる所に小石でできた山が無数にありました。
親より先に亡くなった子供は、その罪を償うために賽の河原のほとりで小石を積み上げるが、最後の一つを積み上げようとすると、鬼がやってきて山を崩してしまう。
それでも成仏を目指して、子供達は永久に石を積み続ける・・・
なので、賽の河原には小石の山が沢山あるのですね。
手助けに積むのを手伝う(=石を積んでいく)参拝者の方も居るのだとか。
賽の河原を抜けると、一面真っ白な砂浜が現れます。
「極楽浜・宇曾利山湖」
白い砂浜と澄んだ水をたたえた美しい湖です。
湖水は湖の底から沸く参加水素で強い酸性であり、生き物が住めないのだそうです。
生き物が住めぬ湖と風車、美しい風景・・・
この世とあの世の境のような不思議な空間です。
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一生に一度は行くべき
道のりは本当に長かったけれど、今回恐山に行って本当に良かったと思いました。
硫黄の香り、無造作な岩道、色とりどりの風車、美しい湖、、、怖いとかそういうのは全くなく、神聖な、何とも言えぬ不思議な雰囲気でした。
自分を見つめ直すいい機会になったと思います。
弾丸だったけれどもいい旅でした!
一生に一度と言わず、 きっとまた訪ねてみたいですね。
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