蛇は女に言った。
「園のどの木からも食べてはいけない、などと言われたのか。」
女は蛇に答えた。
「わたしたちは園の木の果実を食べてよいのです。
でも、園の中央に生えている木の果実だけは、食べてはいけない。
触れてもいけない、死んではいけないから、と?~様はおっしゃいました。」
蛇は女に言った。
「決して死ぬことはない。
それを食べると、目が開け、?~のように善悪を知るものとなることを?~はご存じなのだ。」
女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆していた。
女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。
二人の目は開け、自分たちが裸であることを知り、二人はいちじくの葉をつづり合わせ、腰を覆うものとした。
タグ: 蛇の誘惑
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