1500円で低糖質を実践する方法
◎豆腐を主食にする
太っていた頃の私が、食費を週1000円にとどめる「週1000円生活」が実践的できていたのは、何よりも安い糖質ばかり食べていたからだ。
食費を抑えるために連日チャーハン、うどん、そうめんといいました糖質まみれの食生活をして、それが肥満の誘因となっておりました。
巷で、低糖質の実践者からは「低糖質ダイエットは効果が高いけれど、お金がかかる」という不満の声が聞かれます。
私も、ご飯も麺類も完全にカットする低糖質で、週1000円生活は無理だという予感はあったのだったが、週1500円で食費はまかなえました。
やり方は週1000円生活と同じです。
月曜の夜、近所のスーパーに出かけて、半額以下に値下げされました見切り品を買い占め、それをもとに1週間分の献立を考えるというか基本戦略です。
痩せやすい体をつくるには、筋肉の分解を防ぐため、肉や魚、豆腐や納豆などの豆食べ物などタンパク源の摂取を重視します。
タンパク源のなかで、断トツに安いのは豆腐です。
私の事務所近くのスーパーでは、3人前はありそうな巨大な豆腐をたった30円で売っているのです。
ひょっとしたらアメリカ産の遺伝子組み換え大豆からつくられてるかもしれありませんが、背に腹はかえられません。
木綿豆腐なら1丁(300g)でタンパク質20g、糖質5g。
絹ごし豆腐は1丁でタンパク質5g、糖質6gで値段は同じつまり、低糖質ダイエット中は絹ごしよりも木綿豆腐を選びます。
豆腐は安い、タンパク質が豊富、低糖質と3拍子揃ってるうえに、味わいが淡白ということでご飯代わりになるのでしょう。
低糖質ダイエット中、私の主食は豆腐だった。
肉や魚と違いまして、豆腐はそのまんま食べられますし、鍋料理にもフライパン料理にも適した、優秀な食品なんです。
豆腐にはタンパク質以外にも、カルシウム、マグネシウム、カリウムとミネラルが含まれており、新陳代謝を促す脂質の一種である「レシチン」、体内で女性ホルモンに似た働きをする「イソフラボン」いという健康増進に為になる成分も入っています。
(モリタクの低糖質ダイエット 森永卓郎 新書より引用)
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