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税金と公共料金|東京電力の値上げ

東京電力の電気料金値上げが行なわれる。

ここで一考してみたい。

皆さんが毎月支払うものとして、「(1) 税金※国民年金を含む」・「(2) 公共料金」・「(3)ローン」があると思う。

この中で、「(2)公共料金」については、もともと国の機関であったところが民営化されたこともあり、今だ法的に自由化されていない側面もあって、割高なものもある。

割高感がこれから高くなるのは電力であるが、今から20年前を振り返ってみると、当時、固定電話しかなかなく、 電話キャリアは日本電信電話公社の独占であり、固定電話を引くにも権利費が20万程度かかっていたのである。

それが今や、数社の通信キャリアの競争や携帯電話の普及もあり、当時と比較すると「10分の1」以下の価格である。

その多くの功績は、 純粋に民間から参入してきた ソフトバンク やもともと 国の機関でありながら、国内通信を開拓してきた旧国際電信電話会社である 現KDDI(au) にある。

このように考えてみると、公共料金については、法的な見直しによって自由化し、競争原理を生かすことで、料金を大幅に下げることができると考えられる。

ハードルが高いとは考えにくい。

20年後が楽しみである。

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