北海道電力 更なる値上げを表明
2014年2月17日(月)に北海道電力の記者会見が
行われ、原発の再稼動時期が見通せず、電気料金の
再値上げを選択せざるを得ないと表明した。
値上げの幅や実施時期を今後詰めるとしている。
東日本大震災後に電気料金の抜本的な値上げを
電力6社で実施されてきました。
電力6社のうちの、北海道電力も値上げしており、
さらに2回目の値上げ申請をする方針を正式に表明
したのは、北海道電力がはじめてです。
北海道電力は2013年9月に1981年以来、
32年ぶりに料金体系を抜本的に見直し、
家庭向け料金を平均7.73パーセント、
企業向けの料金も平均11.0パーセント、
値上げしていた。
2013年9月に値上げされた料金体制では、
泊原発の全3基が2014年6月までに順次
再稼動する前提で作成されていた。
2014年2月17日現在で、原発の再稼動の
見通しがたっていない。
北海道電力は、火力発電所の燃料費や
他社からの電力購入料が増大する一方で
コスト削減にも限界があると釈明された。
また電力需要や経営の安定に向けて、
原発再稼動に向けて、
急ぐ方針を明らかにした。
北海道電力以外の電力会社も、再値上げに
向けた動きが出る可能性がある。
電力会社10社の業績状況は以下の通りです。
電力会社10社 2014年(平成26年)3月期の個別業績予想
(平成25年4月1日〜平成26年3月31日)
北海道電力 1130億円の赤字 予想
東北電力 160億円の黒字 予想
北陸電力 未公開
中部電力 1100億円の赤字 予想
関西電力 1250億円の赤字 予想
中国電力 120億円の赤字 予想
四国電力 未公開
九州電力 1600億円の赤字 予想
沖縄電力 63億円の黒字 予想
赤字予想の5社のうち、
九州電力、関西電力、北海道電力で、
2013年に抜本的に値上げが実施されました。
それにもかかわらず、赤字になるもようです。
2014年4月からの値上げ希望の中部電力も
1100億円の赤字予想です。
中国電力でも、120億円の赤字の見通しです。
しかし、黒字になっている地域もあります。
東北電力では、2013年9月の値上げ効果や
燃料費の安い石炭火力発電所が復旧したことに
より、160億円の黒字となるもようです。
東京電力でも、一段とコスト削減を進めて、
570億円の黒字となるもようです。
地域によって業績の違いがあり、
値上げされそうな地域では、さらなる家計負担も予想され
電力会社の動きに注目されていた方がいいでしょう。
詳しい業績や今後の動きについては、
該当する電力会社よりご確認ください。
北海道電力ホームページ
東北電力ホームページ
東京電力ホームページ
北陸電力ホームページ
中部電力ホームページ
関西電力ホームページ
中国電力ホームページ
四国電力ホームページ
九州電力ホームページ
沖縄電力ホームページ
電力値上げ関係 過去記事
2014年3月期 電力会社5社赤字見通し 更なる値上げの可能性
(2014年2月3日記事)
中部電力が電気料金値上げの一部報道に弁明
(2013年10月26日記事)
東北電力、四国電力、北海道電力が電気料金値上げされます
(2013年8月2日記事)
2013年 各地の電気料金値上げについて(二回目)
(2013年2月15日記事)
2013年 各地の電気料金値上げについて
(2013年2月9日記事)
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北海道電力がまた値上げするんですね。
社会全体で無駄に電力を消費しているパチンコ屋などを
規制していけば、値上げ防げるかもしれないのにね。
ポチ完了です。