「企業戦士」
この言葉、どうですか？
いまとなっては聞くことの無い言葉ですね。
いやぁ〜昭和の匂いがプンプンする言葉だと思いませんか（笑）
懐かしい言葉だと思われる方もおられますよね？
当時、この言葉の如く、会社の為に戦うのが優秀な社員といった感じだった。
バブル時代を生き抜いた方々の誰もが知っている言葉だと思いますが、どうですか？
会社の為の戦士
と、言ったところですね。
人生の全てを会社に捧げると言ってもオーバーではないのでしょうね。
そんな時代とは、すでに縁のない世の中になっていると思いたいところですが、現実はどう？
いまだブラック企業という言葉に当てはまる企業は多くある。
私自身も会社の為に、時間を削ってきたわけで、避けられない現実として受け入れてきた。
皆が寝ている時間も働き、多くの方が休みの日も働いていたのは事実で（笑）
ただ、私の場合は労働時間に比例して稼いでいたので、それがひとつの救いです。
さて、いまの世の中において「企業戦士」などという言葉で表現したら、どうですか？
この言葉に、どんな印象を受けますか？
そして、この「企業戦士」という言葉に当てはまる方とは、どんな人だと思います？
特に若い方に、この言葉の印象は？と聞いてみたいですね（笑）
ひと昔前は、普通にこの言葉を聞くこともあれば、どこぞで見ることもあった。
雇用問題、働き方改革といわれる現在において、この言葉はご法度かと思います。
しかし、いまだこの言葉のような考え方が残っている様に思うのは私だけでしょうか？
ある程度の年齢の方なら、何となく分かって頂けるのでは（笑）
少しずつですが、世の中は変わってきていると思いますし、また変わろうとしていると思いたいですね。
今後の人生を考えた時に、やはり働くことは大事ですし、必要な事でしょう。
しかし、会社の為に働くのではなく、自分自身の為に働く、もしくは家族の為でもありますね。
とはいえ、勤め先の為に自らの人生を捧げることは、今後は減っていくのでは。
自分自身が起業すれば、当然の事に自らの人生を賭けるのはあたり前でしょう。
生涯を保証してくれるならば、まだ人生を会社に賭けても好いのかもしれないが、何の保証も無い中で人生を捧げるなんて無理な話です。
サラリーマンがダメというつもりはありません。
しかし、企業戦士なんて言葉に値するような人生は、あまりにも不本意である。
だからこそ、この「企業戦士」なんて言葉が世の中から消えたと思います。
本当のところ、誰もが気づいていたんでしょう。
会社の為に家族を、自らを犠牲にすることに、どんな意味があるのか？とね。
だって、使い捨てカイロみたいな人生はダメでしょ？
暖かいうちは大事にポケットの中に入れられている。
しかし、暖かさを失ったカイロは、ゴミ箱行きになります。
だって役に立たないので (^_^;)
そうした現実を考えたら、会社に依存した生き方をする事が正しいとは思えない。
サラリーマンがダメ！ではなくて、勤め先に依存しなくても生きていけるだけのスキルが必要なんだと言いたいだけです。
私もサラリーマンです。
しかし、現状では行く末が見えています。
いま、会社に依存せずに生きていく術を見出そうと考え、行動しています。
いつ何があっても生活が成り立つ様に、人生を少しでも楽しいと感じられる様にね。
いまだ、会社の言いなりで、仕方がないんだよ･･･
我慢するしかないんだよ･･･
仕事なんて変われないし･･･
まして転職なんて世間体を考えたら･･･
こうした事を言っている方が多いと、私の周りではね。
もっと自分の人生を考えればいいのにね･･･と思ってしまう。
では、また･･･m(__)m
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