ぎざぎざ
ばらばら
月のかけらを集める旅はなんと平穏を得る旅だった
月が満ちる頃足場の無い月の上に立つ
新しいアポロ計画を立てる
道の無い駅の上では紺色の温泉やプールがある
それを売りにしているが
人の思い出にじっくり浸かるように
夕焼けに染まる草原や通学路や公園に
わざわざ駅を設けてくれる
止まってくれる
明日は見知らぬ土地へ出掛けようと思うんだ
そして決まったあることを言おうと思うんだ
貿易センターの関所のど真ん中でいきなり一発芸をする
次々と輸入品がやってくるのに詰まって滞る
夏の風物詩
生きているのか
死んでいるのか
メッセージはか細く透明に
生命の星に不透明なものはない
僕の場合少し濁っているけれど
銀色の家に住んでる
金色の猫は私にわたしたらしく
空にそらした
猫が買い物をしてる
私は銀色の家に住んでる
空から雪が降ってくる
雪国以外の人々は歓喜する
秋ごろ雪国の人々は心配する
嫌みったらしく
今年は雪は降るかねえ
晴れた日に雪が降る
雪国以外の人がもったいげに降らせてる
僕らの手元にももう僅かな雪しか残ってなくて
もったいげに降らせてる
2017年08月25日
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