月面に到達した日みたいに
満面の笑みでも満月でもない
頭に被さるような三日月を 三日坊主
遠い弧を描く
薄ら笑う今宵みたいに
愛想笑いでも三日月でもない
指でなぞる
真っ暗闇の空を
切り裂く
徐々に醜くなっていく生き物
まるでそうなるべく仕組まれた運命みたいに
絶望に絶望はいらない
そんなのは全然工夫が足らないから
絶望に希望を乗せたい
ゆっくり消えていったり
ゆっくり輝きを増していくのは良いことだが
そんな綺麗な生き物ではない
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